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猫、化け物扱いされたので諦めて別の所へ行く。
「にゃーにゃーにゃんにゃにゃん?」(なーなー昼寝させてくれない?)
とりあえず近くに居た騎士のおっちゃんにそう言ってみるも…
騎士「なんなんだこいつは、化け物のたぐいか?寄るんじゃない!」
どうにも怯えられているらしい…
まぁ、普通に考えて猫が狼瞬殺したら怖いか…
かなしきかな…昼寝がまた遠退いていく…
しゃーなしだ、せめて怪我人は手当てしてから行くか…じゃないと次は死にそうだし…
そしたらこの馬車が進んでいた先に行けば間違い無いだろ!
よしっ!それでいこう!そうしよう!
「にゃー!」(エリアヒール!)
ピカッと光ればそこには怪我の治ったおっさんたち。
では、俺は安寧の地(昼寝のできる場所)を目指して街へとゴー!
騎士「なっ…回復魔法!?おい、そこの猫って…もういない!」
おっさんがなんか言ってたような気がするけどとりあえず昼寝の場所を目指すのだ!
良いとこがあれば良いなぁ…
もう硬いし湿っている土の上はこりごりや…