新学期
新学期の朝に会ったオマエは
いつもと服が変わってて なんだか急に大人に見えた。
ポカンと口を開けたまま僕が固まってると オマエは微笑みながら前に来て
『どう? 似合う?』って紺のスカートなびかせながら軽やかにターンする。
『似合ってねーよ』僕は不機嫌な顔で横を向くけれど、
ホントは悔しいぐらい似合ってる。
ズルイや僕だけ置いてけぼりで 今までずっと一緒だったのに。
待ってろよ 年が追いつけないのなら いつか背の高さぐらい抜いてやる。
新学期の朝に会ったオマエは
いつもと服が変わってて なんだか急に大人に見えた。
ポカンと口を開けたまま僕が固まってると オマエは微笑みながら前に来て
『どう? 似合う?』って紺のスカートなびかせながら軽やかにターンする。
『似合ってねーよ』僕は不機嫌な顔で横を向くけれど、
ホントは悔しいぐらい似合ってる。
ズルイや僕だけ置いてけぼりで 今までずっと一緒だったのに。
待ってろよ 年が追いつけないのなら いつか背の高さぐらい抜いてやる。
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