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気づくのが遅すぎました  作者: 桜谷衿菜
1/5

彼女は私の友人です

初投稿です

これから彼女がどう動くのか…私にも理解できません



花宮ハナミヤみつきは中学からの友人である立花紅葉タチバナ モミジと共に、桜ノ宮学園高等部の門を通った



「みつき!私達外部生だしなんか浮いてないかな?」

不安そうにへにゃりと笑う立花

この学園、桜ノ宮では初等部、中等部、高等部と別れており

殆どが初等部からのエスカレーター式で上がったものばかりで外部生は少ない。

ましてや桜ノ宮は校訓に『優雅・勤勉・気配り』とある、金持ち学園なのである



ちなみにそんな学園に外部生として入学してきた花宮達にはある事情があった


















「紅葉が桜ノ宮学園に入学!?」

中学受験…面接練習を終えた花宮と立花は帰り道を共にする

すると、立花がぽつりと漏らしたのだ


「お母さんとお父さんが出会った場所だからって…」

アハハハと笑う立花に苦笑いしか出来ない花宮

「…それで紅葉は納得したの?」

「いや…大体みつきと一緒のところにするからって行ったら」

「…言ったら?」

「じゃあみつきちゃんも一緒にしたらいいでしょ?って…」

「え…」

花宮は嫌な予感が脳をよぎる


花宮からみて立花紅葉は甘い人間である

淡い栗色の髪に同色の瞳をした彼女は誰から見ても美人であり、性格も頼まれたら断ることはないし、お願いされれば尚更のことである

そんな彼女は、色恋にも疎いらしく自分に向いている好意にも無頓着だ

その立花が桜ノ宮学園なんて入った暁には只でさえお坊っちゃまばかりの学園だと聞いているんだ、必然的に立花は格好の餌だろう

それにより、彼女はとても苦労するはず……いや、必ず


そんなことを瞬時に考えた花宮は、立花の言葉を聞く前に進路希望だった菊沢高校を蹴り、桜ノ宮学園を受験した


中学の時に中々仲の良かった友人には物凄く怒られたが、諦めてほしい…花宮にとっては立花が一番大切なのだ

存外花宮の方が、苦労しているのかもしれない








そんな訳で入学式


真新しい制服に身を包み緊張する面々


しかしエスカレーター式が多いので緊張しているのは外部生に過ぎなかった


新入生代表冥桜院仁メイオウイン ジン――――――――…」


どんどんと式が進む中、私…花宮みつきは式などそっちのけで頭を抱えていた



突然だが、前世と言うものを知っているだろうか…

人は生まれるとき、全ての記憶をリセットし…新しい人生を歩む

それに、前世なんて動物だったり植物だったりしたら自分はその記憶を思い出したくはないだろう。しかし、私はよりにもよってこの桜ノ宮学園の校門を通った瞬間前世の記憶を思い出してしまったのだ。


いやね、たまにはあったよ?中学の時「あれ?この問題普通にとけるんだけど、」とか「前もあったよね、こんなこと」とか…。でもただの勘違いだと思ったしそれ意外には何にも思わなかったからさ…


しかし、ここに来て確信しました。えぇ!しかも鮮明に!!ここは私が前世でやっていた恋愛シュミレーションゲーム…乙女ゲームというゲームの世界なのだと…そして主人公は私の唯一無二の親友……立花紅葉であると。



拙い文章ですが楽しんで頂けたら幸いです

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