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和みの時間
この話に深い意味はないです。
いつも短くてすみません。
フィニティスが目を覚ますと、自分を心配そうに見下ろす瞳とかち合った。
「フィーちゃん、大丈夫?気持ち悪くない?」
「・・・かぁしゃま」
眠気眼を擦りながらフィニティスはベットから起き上がる。
その様子にレスキアーネはホッとした、教会では3歳児らしからぬしゃべり方をした自分の子が少し不安だったのだ。
今は髪も魔法をかけ直し、瞳も従来のものに戻っている。
「フィーちゃん起きて大丈夫?ご飯食べられそう?」
「きょうかいに・・・?」
「フィーちゃんが眠ってしまったから、その間に帰ってきたのよ。ディレイスとメーちゃんも来ているわ。」
叔父が来ていると聞いて喜ぶフィティニスに、頭を撫でながら体調が良いならご飯を食べるか聞くと・・・
ぐぅ~
という可愛らしい返事が返ってきた、聞かれたフィニティスは顔を真っ赤にしながら誤魔化そうと必死だ。
それに微笑を返しながら皆が待つ食卓へと促すレスキアーネだった。