異世界編〜不明〜
召喚編2話目ですわ!!!
瑠七「あんたは誰だ?あんたが召喚したのか?」
フィオラ「はい、私…フィオラと私のお父様が。」
フィオラ「それで、お二人は何の勇者でしょうか?」
メリア「私はわからないかな…というか勇者って大体一人じゃないの?」
フィオラ「いえ、この世界には4人の勇者がいます、そしてお二方は勇者として選ばれました。そして何か力がお二人にはあるはずです」
メリア「私は本当にわからないけど…瑠七くんはさっきなんか使ってたよね?」
フィオラ「さっそく使ったと…どんな能力ですか?」
メリア「確か空中に急に六本の剣が現れてそれが魔物の根っこを切り裂いて…」
フィオラ「あなたは創造の能力を使う勇者でしたか…であれば……」
瑠七「なんだ?」
フィオラ「衛兵たち、この男を城の屋上から突き落としなさい、この人は敵です!」
メリア「待って、瑠七くんは悪いことは何も…」
フィオラ「存在が悪なのです。衛兵たち、早くなさい!」
衛兵「さっさと来いクソガキ!」
衛兵たちが瑠七を拘束して無理やり引っ張っていく。
瑠七「くそ、離せ!」
衛兵「大人しくしてろ!」
そうして瑠七は屋上へ連れてこられすぐ突き落とされる。1時間後…目覚める。
瑠七「いてて…くそ…アイツラなんなんだよ…!」
黒那『あのクソ魔法使い…絶対許さないわ…。』
瑠七「くそ…マジで痛え…。」
黒那『この世界に来てすぐだけど私も能力を得てることに気づいたわ!』
瑠七「なんだ?その能力って。」
黒那『多分だけど氷と水…あとは多分バフと回復はいけそうね。』
瑠七「よく分かるな…。」
黒那『私くらいになればわかるもんよ、瑠七もそのうちほかの使えるんじゃない?』
瑠七「そ、そうか…まぁとりあえず……この森抜けるか…」
黒那『そうね、ここにいたところで何も変わらないもの。』
森の中を彷徨って少しした頃…
瑠七「あれ?なんだこの赤い珠と黒い珠…宝石か?」
黒那『何かしら?一応持っておいたら?それかスマホで調べてみる?』
瑠七「いや無理だろ、異世界だぞ…ネットなんてあるわけないだろ…」
黒那『瑠七なら騙されそうと思ったのに…馬鹿だから。』
瑠七「いやさすがにそんな馬鹿じゃねぇよ。」
黒那『はいはい、そうねー。』
その時木の陰からがさっと音がする
瑠七「なんだ!?」
木の陰から巨大な1つ目の化け物が現れる。
瑠七「な…ま、魔物?」
黒那『気を…付け……て…瑠七…あいつが…』
瑠七がつけているペンダントが光る。
瑠七「どうした黒那?おい!て…なんだ?ペンダントが…」
ペンダントの光で周りが覆われ光が収まると目の前には青いロングヘアの上の少女がいた。
???「久しぶりの外だ、暴れさせてもらうわ!」
聞き覚えのある声、しかし違う…黒那と似て非なる者…
瑠七「お前は…黒那が言っていた…」
黒那?「あ?あぁ、あの雑魚の愛人だったか?飼い主だったか?まぁどうでもいいか、先にあのゴミを片付けてやるよ、化け物さん。」
化け物「グルルル…」
化け物が黒那?に飛びかかる、しかし…
黒那?「おせぇんだよ、ノロマの雑魚が…」
化け物の肉体は空中で切り裂かれ時計の針のような剣で串刺しにされている、一瞬の出来事だった…その剣は一瞬にして存在を現した…
瑠七「いま…なにが…」
黒那?「あーあ、やりごたえなさ過ぎでしょ、もういい…そろそろ時間だし戻ってやるわ。」
その言葉と同時にまたペンダントが光り、光が収まると黒那?は居なくなっていた。
黒那『頭痛い…』
瑠七「やっと喋ったか…さっきのは…」
黒那『あいつ…いつの間に外に出れるように…』
瑠七「外に出るか…頭は大丈夫なのか?」
黒那『馬鹿にしてる?』
瑠七「いや、普通に気分とか悪くないかって意味だ。」
黒那『それなら問題ないわ…少ししたら収まるだろうから…』
瑠七「そうか、それな…」
「それなら良かった」その言葉を言おうとした時突如腹部に違和感を感じ下を見た。
瑠七「は?なんだよこれ…がは…」
腹部が何かに貫かれ血が大量に流れ出る、意識が薄れてゆく…。そして薄れゆく意識の中「これで私のもの」という少女の声が聞こえた気がした。
瑠七「…ん……ここは…?」
目を覚ます、見慣れない天井だ…見慣れない壁だ…そして……見慣れない……
瑠七「お、女!?なんで隣に!?なんで添い寝!?」
急いでベッドから出る。そして少女は目覚める。
角が生えた少女「あら、起きたんだ?」
瑠七「お前なんなんだ!?」
角が生えた少女「え?私?私は魔王よ、あなたを拾った魔王…」
黒那『こいつ、怪しいわね。』
瑠七「…魔王?いやいや、こんな早く出会うことになるわけ…」
角が生えた少女「あるのよね〜だって私ちゃんと魔王だし〜勇者く〜ん。」
瑠七「…俺が勇者なのも知ってんのか…」
角が生えた少女「当たり前でしょー?一目惚れした男のことはちゃんと調べるタイプなの!」
黒那『よし、こいつしばこう…すぐしばこう……今すぐしばこう!』
瑠七「いややめろ。」
角が生えた少女「あ、そう言えば私の名前言ってなかったよね?」
瑠七「敵に名前教えていいのかよ…名前書いたら書かれた相手が死ぬノートとか持ってるかもしれないぞ?持ってないけどさ。」
イリス「持ってないのに言うな〜!私はイリス、悪魔の魔王…デーモンキング!悪魔王!イリスよ!」
瑠七「…デーモンキングとか悪魔王とか悪魔の魔王とか言ってるけど普通に魔王でよくないか?」
イリス「よくないわ!私は悪魔の魔王なんだから。」
瑠七「はぁ…何言ってんだ…お前が王なら普通に魔王でいいだろ。」
イリス「いやだって私最弱だし…魔王のなかで…」
瑠七「魔王のなかで?いや、お前が魔王ならお前が一番上だろ…」
イリス「違う!私は…一番弱いの」
瑠七「はぁ…あほくさ、他に魔王がいるみたいな言い方して…」
イリス「いるよ…私以外に魔王…14人……」
黒那『こいつ何言ってんの?』
瑠七「こいつ何言ってんだ?」
イリス「ほんとだもん!私が弱いのも本当!」
瑠七「いやそんなわけ…」
イリス「なら試してみる?私本気で戦うから!」
瑠七「いやいや、魔王とこんな早く戦うなんて無…」
イリス「えい!」
アニメだったらポフッと音が鳴りそうな弱々しいパンチだった。
瑠七「え?」
黒那『……』
イリス「これが私の本気よ!」
瑠七「よし、おふざけはいいから早く本気出せ。」
イリス「いや、だから本気だってば…」
瑠七「…お前、マジ?」
イリス「うん」
瑠七「…こいつ駄目だ…魔王じゃなくてゴブリンレベルだろ…」
イリス「失礼ね!私よりゴブリンのほうが強いわよ!」
瑠七「…ゴブリンより弱い魔王ってなんなんだよ!!!」
黒那『ゴブリンより弱いことをここまで自信満々で言ってるわね…。』
イリス「まぁこの通り私は弱い!だから一緒に旅をしてほしいの。」
瑠七「それはいいけど…。」
黒那『瑠七、ドアの方向から何か来るわ…おそらく……アビス…。』
瑠七「マジかよ…。」
イリス「どうかしたの?」
瑠七「おい雑魚魔王、この部屋ドア以外の出口ってあるか?」
イリス「あるけどそれがどうかしたの?」
瑠七「さっさと出るぞ、ドアの前になんかいる。」
イリス「え、うん…わかった!こっちよ!」
クローゼットを空け奥側のボタンを押すと穴が現れる。
瑠七「ここはどこに繋がってんだ?」
イリス「外よ、あとあなたは武器持ってないみたいだしこれあげる」
瑠七「なんだ?剣?ゴミ?」
イリスから渡されたのはボロボロで錆びついた剣のような形をした物。
イリス「ちゃんとした武器だから!さ、早く降りよ!」
瑠七「お、おう…そうだな。」
クローゼットの中の穴にはいると同時に扉が破壊され何かが入ってくる、しかし見る余裕など無く脱出する。
もうひとつの方も近いうちに更新します




