召喚編〜召喚〜
登場人物
美桜 瑠七 18歳、高3、身長175cm、主人公、職業不明
黒那 年齢不明、153cm、職業不明
如月 冥莉亜 18歳、高3、160cm、職業不明
謎の声 年齢不明、153cm、職業不明
瑠七「はぁーーーぜんっぜん42層クリアできねぇ!裏は楽にいけるのに!!!」
黒那『運が悪いせいでスキルレベル上げれてないからでしょ、それ…』
瑠七「そ、それはそうだけど…まぁ勝てるまでやりゃいいだけか…この調子で詰め……」
その瞬間、瑠七は意識を失う。
瑠七(あれ?俺はなんで気を失ってんだ?…とりあえず…目開けるか…)
瑠七「ここは…どこだ?」
辺りはコケや草が生えた岩の壁に囲まれており後ろには大きな透き通った青い鉱石がある。
瑠七「え?ほんとこれどこ?おい黒那、これどこなんだ?」
黒那『知らないわよ、私に聞かないでくれる?私がわかるのは日本とあなたのことだけ…他には知らないわよ。』
瑠七「とりあえず先に進んで…」
ガサッと近くから音が聞こえる。
瑠七「今のは…。」
黒那『近くに他の誰かいるのかもしれないわね。』
瑠七「行ってみる…か?」
黒那『ここで止まっていても何も解決しないしそうするほうがいいんじゃない?』
瑠七「それもそうだな、よし…行くか」
立ち上がり奥へと進んでいくとそこにはまた新たな空間が広がっており、先ほどの空間と同じで壁にはコケや草が生えているほか綺麗な水が壁から流れている。
瑠七「ここの水、綺麗だな…」
黒那『ねぇ瑠七、あっち、人がいるわよ。』
瑠七「あ、ほんとだ…なぁそこの女の人…」
瑠七が女に近寄る、しかしその女は…寝ていた。
瑠七「なぁ黒那?こいつ起こすために触れても俺はセクハラにはならないよな?」
黒那『まぁなるでしょうね、その法律がこの世界にあるならの話だけど。』
瑠七「よし、他にやることないし起こすか!」
女の体を揺さぶろうとしたとき、女が目を覚ましたと思った瞬間、ドンッという音と共に瑠七の意識は途絶えてしまった。
それから数分が経った頃。
瑠七「……なん…だったんだ…て、なんだこれ、視界が見えねぇ…」
女の声「あ、その…起きた?」
瑠七「まさか…」
急いで起き上がり距離を取る、そして視界に写ったものを見て理解する。女に膝枕をされ視界を覆っていたのは女…胸だった。
女「えっと…大丈夫?その…寝ていた時に急に気配を感じて咄嗟に…その…お腹殴っちゃって…」
瑠七「意識途絶えるレベルってどんだけ強い力で…」
黒那『そんなことより他に話すことあるんじゃないの?』
瑠七「そ、それもそうか……なぁえっと…服的に女子高生?でいいのか?あんたはこの世界について知ってるか?」
メリア「あ、私のことはメリアって呼んでいいよ。私もこの世界については知らないんだよね、なんかゲームの世界みたいな感じで〜…じゃなくて…その…お、オタクが好きそうな世界〜的な…」
瑠七「…お前、ゲーム好きなのか?」
メリア「そ、そんなことは…ある…けど……変だよね、こんなJKがゲーム好きなんて…」
瑠七「別に、好きなら好きでいいだろ。わざわざ隠そうとする必要ないと思うが…でもまぁ知らないか…どうする?」
黒那『どうするって言われても、ゲーム脳で行くならまずは探索かしら?』
メリア「ね、ねぇあなたの名前聞いてないんだけど…」
瑠七「あ、それはすまん…俺は瑠七だ。普通の男子高校生…だと思いたい。」
黒那『普通……ねぇ?』
瑠七「なんだよ、普通だろ…多分…。」
メリア「えっと、さっきから一人で何か言ってるけど…えっと……厨二…的な?」
瑠七「あーえっとこれは…まぁ気にしないでくれ…」
メリア「う、うん…それで、これからどうするの?」
瑠七「ゲーム脳で行くなら探索からかな。」
メリア「だ、だよね!探索だよね!うん!探索しよう!」
それから二人は洞窟内の探索を始める。
瑠七「知らねぇとこだし見た感じ日本ではないよな…。」
メリア「そうだね、日本にこんなとこはないし…どこなんだろうここ…。」
瑠七「メリア、足元!」
メリア「え?きゃあ!?」
その時メリアの足が木の根っこのようなものに絡め取られぶら下げられると同時に巨大な木に顔がついた化け物が目の前に現れる。
瑠七「なんだこいつは!?」
黒那『もしかしたらここ、地球ですらないのかもしれないわね。瑠七…あなたが気を失う前に私がポケットにカッターを入れておいたわ、それでどうにかしなさい。』
瑠七「カッターでどうにかなると思うかこれが!」
黒那『ゲームと同じよ、脆そうなとこを殴って少しずつダメージを与えればいいのよ。』
瑠七「はぁ…わかった…やるよ、つかやるしかねぇもんな…」
ポケットを漁りカッターを取り出す。
瑠七「メリア、なんとかしてみるから耐えててくれ」
メリア「な、なんでもいいから早くして!その…あと私の方は見ないで!見、見えちゃうから…。」
瑠七「誰が見るかよこんなの相手しながら…」
木の化け物「グギャァァァァ!!!」
化け物の根が伸びてくる。
瑠七「な!?」
黒那『はぁ、油断しすぎよバカ…』
自らの左腕に引っ張られるように身体が横にズレ、化け物の根がすぐ横を通り過ぎ奥にあった岩を貫く。
瑠七「いやいや、あれ威力高すぎんだろ…こういうのって初心者チュートリアル的な感じで弱めじゃないの!?」
黒那『ごちゃごちゃ言ってないで早くやりなさい、当たったら死ぬわよ…。』
瑠七「そ、そうだな…よし……やるぞ…。」
化け物の方へと走る、化け物も近づかれぬように根を伸ばし瑠七へ攻撃をする。
瑠七「この程度ならちゃんと見てれば避けれる!」
勢いよく連続で地面を蹴り不規則な動きで距離を詰めていく。
瑠七「これで!…てやっぱそうだよなぁ!」
黒那『あー……。』
カッターは化け物の木の皮を切り落とす事も出来ず折れる。
瑠七「うん、知ってた…」
黒那『…これ、どうするのよ』
瑠七「よし、逃げ…ようと思ったけど戻っても結局は行き止まりで終わりじゃねぇか!」
化け物「……グギャァァァァ!」
瑠七の体は化け物の根で叩き飛ばされ壁に激突する。
瑠七「いってぇ…終わりかよ、ここで…。」
黒那『特殊能力的なのないわけ?』
瑠七「あったら使ってるっての……。」
そして再び化け物の根が向けられ勢いよく向かってくる。世界がスローモーションに見える、瑠七の脳内に(これが死ぬ直前ってことなのか…)という考えがよぎる。
???『死なせない、また再会するために』
脳内に声が響く、懐かしいような声が。
???『私のかの力一つをあなたに与える。』
瑠七の体が勝手に動く。
黒那『瑠七?』
瑠七「…まだ…終わってない!」
化け物「グギ?」
一瞬だった、ほんの一瞬…化け物の根は一瞬にして全て切り落とされた。まるで透明な斬撃を食らったかのように。
瑠七「創造…!」
瑠七の周りに6本の剣が生成される。
瑠七「これが…」
生成された6本の内2本の剣を手に取る。
瑠七「扱い方が…わかる…初めてのはずなのに…」
残された生成された4本の剣の軌道を脳内で考えると同時に生成された4本の剣は化け物へと脳内で考えた軌道と同じように動き化け物へと突き刺さる。
黒那『よ、よく分からないけど今よ!トドメを刺しなさい!』
瑠七「あぁ!」
化け物へと再び走り向かう、そして両手に持った生成された剣で化け物の口の奥に見えた赤い玉を突き刺す。
化け物「グ…ギ………ァァ…」
化け物のコアは停止しメリアの体は急に緩められた根から落ちる。
メリア「え?」
瑠七「メリア!」
急いでメリアの落下地点へ向かいキャッチする。
メリア「た、たすかったよ瑠七くん…。で、でもその……そ、そこを掴まれてると…恥ずかしい…。」
片腕が掴む柔らかな感触、まるで餅のような触り心地のいい物だった。
瑠七「あ…す、すまん!マジですまん!わざとじゃないからな!」
すぐメリアを降ろし離す。
メリア「わ、わかってるから…その……あんまり…言わないで…。」
瑠七「お、おう…すまん……。と、とりあえず先に進むか。」
メリア「う、うん…そうしよう!」
そして2人は洞窟から出るることができた、そして出口には魔法使いのような女が立っていた
第一話です、これからもっと更新できそうな時にやっていきます




