知らない人
どのくらいだろう。
煌びやかなベッドで爆睡をしていた。
知らない執事みたいな?人が目の前に立っており
「長旅お疲れ様でした。」
「朝食をご用意しました王女さま」
へ?
おうじょ?
へ?
私が困惑していると
「王女さま、お支度を……」
そういうと執事みたいのが私の布を剥がしてくる。
「ちょっ!ちょっ!なにしてんのよ!」
私は執事みたいな男を離そうとした。
「王女さま、お着替えしないと、王子が待っております」
そういって言われるがまま執事みたいのが適当に巻いてた布を綺麗に服にした。
民族衣装?なのか、見た事のない民族衣装。
変なティアラみたいなティアラじゃない金属の髪飾りをつけられ、化粧もされ、見た事のない自分が出来上がった。
「王女さま、ではこちらへ」
そうエスコートされ、三股に別れてる階段の初めに戻り、長い長い廊下を歩き大きな扉の前にきた。
「お待たせしました。ではごゆっくり」
そういい、扉を開けられた。
そこには煌びやかなテーブルに煌びやかな食事。
絵みたいな食事。
でも見たことないものばかり。
ある男は
「お待ちしておりました」
「りゅうと申します」
もう一人の男は
「オマチシテオリマシタヨォー」
「カビロミデスー」
更にもう一人
「ニョマニマイタヨ」
「ヌヒャービン……テフ」
最後の人なんて言ってんのか分からなかったけど、とりあえず私はどこかの王女らしー。
は?なんでなん。
りゅう「あっ、王女さま、こちらがカビロミ、こちらがヌヒャービン」
「あなたのに会いたかったです!」
なんだろ。なんにも話せない。
カビロミ「オウジョサマ、コチラヘキテイショニタベマショ」
カタコトの日本語で話す。
3人ともそして、かなりのイケメン……。
りゅうは今どきの男って感じ。髪の毛はミディアムでハーフアップ。細身マッチョ。
カビロミはふわふわパーマで細身のマッチョ。
ヌヒャービンは、甘いマスクのしっかりマッチョ。
3人とも服装は私と同じ布のようなものをまとっているが、着方?が違う。
ってか、3人ともかっこよすぎる。
ほんと言葉が出ないってこーゆー事。
ヌヒャービンが私の手をとると、
ヌヒャービン「コキラヘドショドジョ」
頑張れヌヒャービン笑
大きなテーブルクロスの上に移動させられる。
へ?
椅子じゃなくて?
私テーブルの上?
意味不明。
私が戸惑ってると。
りゅう「こちらへ上がり下さい」
えっと……日本では食事中にテーブルに上がることは……ダメだと……。
私は、りゅうの耳元で
「上がっていーのですか?」と言った瞬間
りゅう「ひゃ!!」
りゅうは飛び驚きその場に立ち尽くした。
カビロミが近寄り
「オオジョサマ、サワッチャダメー」
私は意味もわからず、いやいやヌヒャービン触ったじゃんか。
と思いながらテーブルに登る。
3人とも下からみながら、って私パンツはいてなくない?
布で私の下半身を隠しながら3人に見られる。
なんなんこれ。
なんかの儀式はじまんの?
ちんぷんかんぷんって、まさにこの事。
私、天国の神にでもなった?
いや、王女らしーけど、なんかおかしい。
言葉もバラバラだし。
ここに人は、私を入れて5人。
とりあえず……
りゅう「王女さま、お食事をして下さい。」
そう言うと、箸らしき物をよこした。
触っちゃいけないのよね。
触るか触らないかの所で箸を受け取る。
これ、食べてもいいやつなの?
そんな疑問を抱きながら私は食した。
パン食べなきゃ良かった。
しかし、ここの国?の料理は食べた事ないけどかなり美味しい。
私が食べ始めると、他の3人も食べ始める。
すんとすました顔で食べ始める。
なんなんこれ。
気まづい雰囲気のまま、私はお腹いっぱいになり箸を置くと、他の3人も箸をおいた。
りゅう「お気に召しましたか?」
そういうと、エスコートをされ
「ではお部屋に移動します」
りゅうは日本語っぽいし、話しやすい。
たくさんの扉の中から1つの扉が開き、またこれまた煌びやかな部屋へ通される。
2人っきりになり
りゅう「どうだった?美味しかった?」
なんだろ、急に距離縮めてくる感じ。
私「それよりここどこですか?」
りゅう「え?」
私「ここがどこだか……分からないんですが……」
りゅう「え?覚えてないの?」
私に近寄り顔を伺う。
近いから。
私は目を逸らし
「全く知らないです。そもそもここ日本ですか?」
りゅう「にほん?」
りゅうはゲラゲラ笑い
「何それ?笑食べ物?笑」
そう言って
「とりあえずゆっくり休んでー笑」
と手をひらひらして去っていった。
いやまじどこなんここなんなんここ笑
でもお腹いっぱいでねむくなったから少し寝よ……。
夢をみた。
知らない人が私を?救う?
なんなんこれ、あの排水溝?
あれ?あの犬が近づく……。からのりゅうの顔。
ハッと起きて、え?っとなる。
え?犬?りゅう?は?




