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迷ったあげく、ヌヒャービンの元へ行こうかと……。


彩美「……ヌヒャービン……?」


ヌヒャービン「えっ!は?あやみ!ちょっと!」


ヌヒャービンは慌てて私に近寄る。


ヌヒャービン「なにしてるの!」

「バレたらそく殺されるよ!」


ヌヒャービンは私を抱きしめながら言う。


優しい手……。


あぁ……私ってすぐ好きになるのかもしれない……。


あぁ……そうだ。

私は愛に飢えてるのかもしれない。


今までこんなに愛されたことないからだ。


こんな暖かい手で抱きしめてもらった事ない…。

そうなんだ。


でも、これはどうなんだろう……。


りゅうと、仲良しだったのに……やる事ヤリまくってるのに……。


でも、ヌヒャービンは手をかけない……。

キスも……頬にしかしない。


ヌヒャービンの話が本当であればホントに私の事をかんがえてくれてるのは……ヌヒャービン……。


って事になる。

ここまで詳しく教えてくれたのは彼だけだから……。


彩美「ヌヒャービン……私……これからどうしたらいいの……」


ヌヒャービン「俺は、生きて欲しい」

「彩美を愛したい……けど、ダメだ。」

「儀式の餌食には出来ない。したくない。」


ヌヒャービンはキリッとした顔で言う。


彩美「私……これからヌヒャービンと……いたらまずい?」


ヌヒャービン「……嬉しいけど……けど……」

「でも、一緒にいるなら……我慢出来ない……かも……しれない……」


彩美「そもそも……なんで私、3人に好かれてるの?」


は?私なにいってんの?笑


ヌヒャービン「覚えてる?昔、君が俺たちと遊んでくれたり、優しくしてもらった事があるんだ……」

「多分みんなそうなんだ……」


彩美「そんな?昔の事?」


ヌヒャービン「僕たちはそれで心が救われたんだ。」

「でもね、それを悪用するやつもいる」

「それが、りゅうだ。」

「あいつは……優しい言葉で何人もの女の子を儀式に出してきた。」

「今回は絶対守りたかった……」

「彩美の事は守りたかっ……」


りゅう「あーれー?彩美じゃん……」


彩美「ひゃっ……」

私はヌヒャービンに抱きついてしまう。


ヌヒャービン「あっ……くっ……」


彩美「ごめん!ヌヒャービン!」


ヌヒャービンは力が抜けた顔で


ヌヒャービン「…だぃ……じょう……ぶだから……」


りゅう「はっはははは笑」

「ヌヒャービンもう、ダメじゃん笑」

「抜け駆けするから笑」

「ヌヒャービンもうダメだね笑」

「おつかれー笑」

「さっ、彩美、帰るよ」


帰るよ……の声がとても低い。


怖い。

怖い。

怖い。


りゅう「ってか、子供作らないと笑ねっ」


……嫌だ……嫌だ……。

絶対いやだ……死にたくない。


彩美「きっ今日……は……ヌヒャービンが……しん…ぱいだから……」


りゅう「えぇーーーーー?大丈夫だよ笑彩美笑」

「ヌヒャービンはほっといて笑」


彩美「わたし……がっ……触っちゃった……から……」


りゅう「……へー。彩美、くら替えすんの?」

怖い顔と声でいう。


……怖いよ。

もう、前みたいにできないよ……りゅう……無理だよ……。


りゅう「まぁ……いいや。」

「わかった。またくる。」


バタン。

勢いよく扉を閉め、去った。


ヌヒャービン「はぁ……はぁ……はぁ……」

「俺は……もう……寿命……かも……しれ…ない…。」

「俺が生きてる……間に……」


ヌヒャービンは意識を失った見たい。


触れない……どうしよう……触りたい……。

ヌヒャービンは今にも息を引き取りそうな感じ……。


私はそのままヌヒャービンの横でねた。



見ていただきありがとうございました!

アクション頂くと励みになりますので今後ともよろしくお願いいたします。

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