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とりあえず、これからどうしたらいいか。


誰を

助けて?

誰を

捨てる?

か?


いや、私が触った所で死ぬ事はないのか?

魂は吸い取られるけど、死ぬまでは行かないのか?


今のところ、りゅうは色々教えてくれる。

触ってはいけない。


カビロミは……触っろうとするとすり抜ける感じはある。

その辺敏感なんだろう。


ヌヒャービンは……感が悪そうだけど、カビロミほど怖さは無いけど……性的な感じはする。


え?笑性的ってなに?笑

私勘違い?笑


ウケるんだけど笑


まぁとりあえず、申し訳ないですが、カビロミでしっかり検証しようと思う。


そう思っていると


カビロミ「コンコンいるー?」


もう叩かずとも声で言う。


彩美「はーい!」


カビロミ「あれー?なんか?機嫌いーの?笑」

「声が明るい笑」


無邪気に笑う声。


それが1番怖い。


私はカビロミの方へ行き、カビロミの腕をつかもうとした瞬間、サッと避けて


カビロミ「なぁーに甘えたいのー?笑」


そう言ってカビロミの方から私の頬に触る。


あぁ……失敗した。


カビロミがさわってる間、私はカビロミの腕に触るが何も起きない。


ああ……やっぱりか……。

先に触ってきたら無効になるって事ね。


カビロミ「ん?笑どうしたの?ほんと、甘えん坊だねー」

そう薄目を開けて私に急にキスをする。


彩美「んっ……えっ……」

どんどん力が抜けていき私はその場で脱力する。


ヤバい……力が……はい……らない……


カビロミ「えへへ笑」

「彩美笑どうしちゃったのぉー?」

「キスだけでそんなとろけて笑」


なんか……甘い雰囲気なんだけど……怖い雰囲気でもある……。


彩美「……っ……おき……れ……な……い……」


カビロミ「ベッドまで送ってあげるからっ」

そうつやめいた顔で言う。


ヤバい……私……なんか……されちゃう……。


カビロミは私を抱き抱え、一緒にベッドにダイブ。


隣に寝ながら

カビロミ「もっと……しよっか?笑」

そう微笑みながら言う。


やだ。

やだ。

りゅう……。

助けて……。


そうカビロミは口を近づけた瞬間。


カビロミ「えっ……」

「今……助けてって……」

「言った?」


え?念じたけど……言葉にはしてないはず……。


私はカビロミを上目遣いで見ると

カビロミ「ふふっ笑悪い子の顔してる笑」

「今日はこの辺でやめとく笑」


そう言ってカビロミは出ていった。


出ていってから体力がだんだん戻っていく。


なんだったんだ。一瞬にして魂抜かれたよ……うな……。


えっ、そーゆー事?

キスしてきたら、私が魂抜かれるって事?

それか、感じた?いやそれは……さすが……に……ないよね。


いや、でも……下半身は少し反応してる。


嘘でしょ……。

私、どんだけだよ笑

欲求不満じゃんか笑


でも、とりあえず、彼らとのキスは魂抜かれるって事ね。

いやいや、しないしない笑


だってあれは、向こうからしてきたから笑

そう言い聞かせてる自分がほんと恥ずかしい笑


誰でもいーんかーい笑


いや、でも、カビロミ以外は私にキスしてこないってか、そこまでの距離感では無い気が……ヌヒャービンは別として笑


りゅうはほんとに、そーゆー事しない誠実な笑人。


その後他の人は訪れなかった。


いつものように食事をした。

その時、カビロミはこちらを見ながらずっと愛おしい顔をしてる。


いやいやいや。怖い。



他の視線……ってりゅうが心配そうにみてる。

ヌヒャービンはパクパク食べててかわいい笑


いやいやいや笑


ヌヒャービンにはなんか悪い事しちゃった気になってきた……。

あんな無邪気に食べてるんだもんね。


ほんとにごめん……。

この事、りゅうに……分かったことを、りゅうに聞いてもいいのかな?


でも、食事が終わるとみんなどこかへいく……。

あっ、探しにいく?


さしあし忍び足で。

でーもすぐにみつかるんだよな……。

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