確認と魔法
初投稿です!
誤字脱字などのご指摘や、コメントなど、ぜひよろしくお願いします!
氷で死んだ主人公は氷で成り上がる。
その後のお母様とメイドの話で分かったのは
・ここはストラト辺境伯家である
ってことだけ
まぁ後は世間話だったし、寝た。
〜1年後〜
この1年をかけていろいろ確認したりした。
言葉は最初から分かったので文字を覚えた。
文字はカタカナに似てたな。
あと、庭に出てた時、兵士が門の前の人をのける為に強引に風みたいな魔法を使っていた
手荒なことすんなぁと思ったが位の高そうな貴族の家なのでそんなもんか…
と、納得させることにした。
まぁそんなことはどうでもよくて…
魔法がある!!!!
これは嬉しすぎる。
ラノベなどをこよなく愛し、その妄想にふけっていた俺はその日から魔法を練習……したかったが、喋れんし、ハイハイもできんしで、全然練習できず…
悔しくて悔しくてたまらない…
ドタドタドタッ!
あ、
来てしまった…
『『ウノスッ!!!』』
『こらっ!!!廊下を走らないッ!!!』
来たよ来ちゃったよ。
この2人は兄と姉。
まぁ兄と姉はめっちゃいるんだがお母様の子供だ。
11歳年上の兄ライロスと5歳年上の姉ウラノだ。
めっちゃ触られる…もう、そろそろやめてほしいと願っているとお母様がやめなさいって言ってくれた。
あああ…助け船が遅いよ…
俺はまた寝た。
あれからまた1年たった。
今度は掴み立ちもできるようになったので、自分で書室に行けた。
夜にベッドから抜け出して魔法の本を読みふけり、朝から夜まで寝るという、昼夜逆転生活をしていた。
魔法の本にはいろいろ書いてあったがとりあえず魔力を操れないと話にならないというので魔力を扱う練習を始めた。
まず、心臓と逆の胸、つまり右胸あたりを意識する。すると止まっている血液の塊みたいな感覚がある。この集まっている血液みたいなのが魔力で、その部分にあるのが魔力袋らしい。その魔力袋の大きさで使える魔力の量が決まるらしい。心臓みたいに、鍛えれば鍛えるほど大きさが大きくなるらしい。
次にその魔力を血液のように循環できるようにする。それができて初めて魔法が使えるらしい。
そして肝心の魔法だが、ちゃんと詠唱があった。あってしまった。厨二臭いからいらなかったのに。
その情報を得たあとは無詠唱でできる方法がないか、この半年ほどしっかり探したが無理そうだった。諦めて循環をどんどんして魔力は消費すればいいのである物に流した。それは、魔石だ。本によると魔石は魔物から取れるらしい。まぁ魔物以外の動物はほとんど種類がないけどね。
そんな生活の中で一つ気づいたのが…
俺父親に会ってねぇ。
『おかあさま!』
俺は掴み立ちをしながらお母様に近づく。
『どうしたの〜ウノス』
ハグをされる。
『ぼく、ちちうえにあったことがありません!』
『え、え〜っとね?ウノス?父上はいまお出かけ中なのー』
『うそですおかあさま。ばしゃなんてでていってないですよー』
『そ、そうね〜』
…
……
………
なんか怪しい。
お母様は話してくれなかったのでメイドに聞いた。
……
想像以上にやばかった。
この家は3つ目の家らしい。
父上、いやただの豚は、圧政をしているわけではないが、女癖が悪く、妻が10人いるという。街中で気に入った女がいると問答無用で連れ込まれその日の気分でいろんなプレイをしているらしい。普通だったらいいが、レイプの日に当たったら………死人も出たことがあるらしい。
しかも金癖も悪く、圧政しなくてすんでいるのは辺境伯という地位の高さと商人からの賄賂があるかららしい…
クソだな。
んでお母様はなぜそんな人に嫁いだかというと辺境伯のパーティーを、南辺境伯の家でしたらしい。家は騎士爵だが、お母様は地元であるということと美女であることがキッカケで南辺境伯にお呼ばれしたらしい。そのパーティーで気に入られてしまったので、そのあと強引に連れ込まれ南辺境伯に事後報告にしたらしい。家の位が低かったし、南辺境伯の顔も立てなければいけなかったので(家の警備が甘すぎるといううわさを立てられない為)お母様が身をもって犠牲になったらしい。
てかそんなに話してよかったのか?
まぁ、2歳だし、理解できないと思ったのかなぁ。
まぁ胸糞悪い話はその辺りにして今日も今日とて魔法だが…
そういや、前読んだ魔導書でイメージが大切とか書いてあったが…
イメージが良ければ、無詠唱で行けないかなぁ…
『ウォーターボール』
キ、キターー!!
なんや、行けるやん!
その後色々試した。
普通のはもちろんアイテムボックスや転移など試したが、全部できた!難しければ難しいほどイメージは強固な物でないといけないが、前世の知識と魔法の積み重ねで問題なくできるようになった。ただ、氷魔法という水、風を合わせたのが一番使いやすかった…俺の前世、凍った道路でスリップした車で死んだんだケド…トホホ…
ま、まぁ、魔法の説明をもう少しすると…
火
水
風
土
光
闇
が6大魔法。
大体魔法が使える人は10人に1人だか魔道士として成り立つ人は100人に1人だ
まあまあ多いが、大体の人は1つの系統しか使えないらしい。2つ扱える人は魔道士の10人に1人、3つ扱える人は魔道士の100人に1人…と10倍ごとに増えて行く。
また、火と土か水で融解魔法。これは火の上位版って感じだな。火と風で炎魔法。これも火の上位版。水と土で樹木魔法。これはまんま。あと土と風で断魔法。これはレーザーカッターみたいな切るだけの魔法。水と風で氷魔法。後は火と土と水で劇融解魔法。これもまんま。水と土と風で大樹魔法。これもまんま。
みたいな感じで、混ぜられるらしい。
ちなみに光と闇は混ぜれない。
他のは、
空間
時空
回復
身体強化
などがある。
空間はアイテムボックスなどの魔法があり、大体の魔道士が使えるが魔力袋の大きさでアイテムボックスの大きさが決まる為、普通の魔道士ではリュックぐらいしか入らないらしい。
時空は使える人が滅多にいない。使い手が一番少ないので研究が進んでいない
回復は魔道士の10人に1人が使える。
身体強化は魔道士と言うより戦士の優れた人が使うらしい。
ちなみに俺は全部使える。
だが、威力がかなり違う。水と風、そして氷魔法はかなり使えるが火は難しい。
回復も苦手だ。
だが、6大魔法が使えるだけでよしとしよう。
1年後
その頃、家によく豚が来るようになった。まぁ、太ってなければ顔はいい方の部類だが…太って、脂ぎっている顔は見ててもキモく、思わず顔をしかめる。
なので、飯とかの時間も夜も書室にこもった。あいつに会いたくない。
次は未定ですが、なるべく早く投稿します!