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劣悪
この話は、おばあちゃんから聞いた、
昭和30年代から50年代(1955年頃~1975年頃)の暮らしを
ある面にスポットを当てて再構成したものです。
まず、当時のトイレ。
「トイレ」という言葉はまだ使われず、
一般的には「便所」。
水洗は大都市の中心部だけで、
ほかは全国的に汲み取り式。
夏場は、なんとも言えないにおいが。
便所で使われた紙は、いわゆる「ちり紙」。
家庭によっては、新聞等を「もんで」使用。
あそこを拭いた紙は・・
むやみに捨てられないので・・
つまり・・
わかるでしょ?
現代に比べると、遅れているのもいいところ。
学校では・・
ほとんどの便所には紙がなかった。
あの後でどうした?