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黒の外交官  作者: 鮎味
17/19

17 街歩き

「(あ、ヌルさん。お早いですね。)」



角付きの息子に声をかけられ挨拶を返す。お早いとは言うが王宮門前の惣菜屋はすでに賑わっていたし、言った当人は現在進行形で働いている。ぼちぼち他の店も開き始め稼働を始めた街からすればごく普通の時間帯だろう。まあ、前に世話になった時よりは早いか。


ご利用になりますかと聞かれタタラに視線を移すといやいいと断った。どうやら今日は歩きらしい。馬車屋の前には荷物を抱えた人々がそれなりに列を作っていた。先日は見かけなかったがちゃんと従業員もいるらしく、裏手から御者と共に馬車が来ては乗客を乗せて去っていく。


息子が外での客誘導を、角付きは店内で受付を担当しているようだ。開いた扉の向こうに煌びやかな白髪(はくはつ)が客対応しているのがみえる。忙しい時間帯なんだね。お礼を言うのはまた今度にしてこう。



((ふふ、お似合いですよ。大事にしてくださいね。))



歩き出すと後ろから念が響いた。振り返ると耳朶を指差してにこりと笑う角付きの息子がいた。どうやらこれのことを知っていたらしい。似合うとは思えないが、大事にするとの意味を込めてひとつ頷き歩を進める。


内門には知った顔が数人いた。ここは変わらず忙しない。店も開き始めたばかりの時間だというのにやれ喧嘩だ、出前だ、行方不明だ、差し入れだ、怪我人だ、失せ物だ、お礼だ、伝令だとどうしてそうトラブルが多いのかと頭を抱えそうだ。馬車ではさっと通りすぎてしまったし、目線も高かったから先日はこの喧騒を肌で感じることはなかった。


前回よくみれなかった仕事ぶりを軽く観察すると、巡回や嘆願受付だけでなく武器の預かりもやっていた。恐らくは手が回らないせいもあって、出るのはご自由にというスタンスではあるが武器返却で列ができている。お疲れ様ですと会釈しながら門を抜けると丁度一仕事終えたらしいラルが脇道から戻るのがみえ、向こうもこちらを認識したようだ。手を降りながら駆けてきた。


数珠繋ぎの皆様がぐえっと引きずられるように文句たらたらついてくる。顔が腫れていたり腕が曲がっていたりするわりに元気そうだが特に暴れる様子はない。



「(お出かけですか?)」


(部屋着を誂えにいこうと思って。)


「(チラシ貼っといただろ?セールしてるって言うから顔だしに行くんだよ。)」


「(ああ!北のですよね?あそこはいいですよ。店主が敏感肌だそうで肌触りにはこだわりがあるって言ってました。僕も肌着つくってもらいましたが気持ちいいですもん。)」


(それは期待できそうだね。)


「(ええ。買い物楽しんできてください。その向かいにあるお茶屋さんもおすすめですよ。紅茶のシフォンケーキが絶品で。ブランデーの生クリームがまたいいんですよねぇ。)」


「(そりゃ旨そうだな。)」


(そうだね、寄ってみるよ。情報ありがとう。)


「(いえいえ。じゃ、隊務に戻りますね。)」


「(ああ。邪魔したな。)」


(頑張って。)



俺も食べに行きたいと和やかなムード漂う何らかの被疑者らを連れて門と一体となった詰所に消えていく。奥の方でまたきたのかと詰る声がするので常連のようだ。


活気のある下町の様子に夜が早い分活動時間が前倒しなのだと思い至る。店の多いこの大通りは特に朝が混むそうだ。それもあって王宮への来賓は午後を予定しているのだとか。むき身の武器を持つ人も多く銃刀法が定められた国育ちの身としては怖いものがあるが、タタラが先導して道を開いてくれるのでうっかり袖触れあって切れることはなさそうだ。


ちなみにタタラは見た目に分かる武器は持っていない。帯刀を見たのは地下で初めて会った時と合同訓練の時だけだ。恰好も隊服ではなく簡易で目立たない私服だが、大柄な体躯は覚えられやすいのか隊長さんと声をかけられている。中には何か言いかけあっとやめ、詰所に方向転換する者もいた。武装解除の休みアピールはちゃんと浸透しているようだ。


車道も整備されている広めの道を北に曲がる。大通りにくらべれば狭くなるがここもメインストリートではあるようでまだまだ人は多い。いや、むしろ武器密度は増した気がする。そんな彼ら、彼女らが吸い込まれていく建物があった。



(・・・あれ、もしかしてギルド?)


「(おう。覗いていくか?)」


(んー、いや、また今度でいい。邪魔になりそうだしね。)


「(ま、そうだな、今は一番混んでる。日帰りできるような依頼も多いからな。朝一で受けて一仕事終えて金を得る。そして飲む。それが基本だ。)」



タタラが指さす道向かいには料理やジョッキの看板しか並んでいない。ここは夜も賑わってそうだ。



(貯まらなそうだね。)


「(力がついてくれば複数受注して一度に終えることもできるし、払いのいい依頼もある。節度もって飲めばちゃんと貯まるさ。まあ駆け出しの頃は辛いがな。ここじゃ住むにも金は要るのに消耗品も自前だ。小さい仕事ばかりじゃ装備を整えるのも一苦労だよ。仕事終わりの一杯ができるようなってようやく半人前だな。)」


(じゃあ私はもう半人前か。保護者の膝元に落ちたのは随分な幸運だったね。)


「(ははっ、違いねえ。ま、ヌルなら実質的にもすぐなるさ。)」



ギルド前を抜けると人出はだいぶ落ち着いた。武器持ちが減った事でタタラシールドが免除されたようで横並びで歩いている。西側は車道の整備は殆どなく路地が多く住宅地という印象だったが、東側は今いる道よりも狭いとはいえ整備されている側道もあって繁華街という印象だ。もっとも西側も住宅に紛れて闇市があるので飲み屋も当然あるというし、ここ北東も更に脇道にはいればこまごまと宿舎、アパート、店を兼ねた家などがあって過密で複雑なんだそうだ。


ギルドがある分賑わっていて店が多いエリアだが、南西にも同様にギルドがあるという。



「(大きな街なんでギルドひとつじゃ足りんのよ。色んな商売はあるがその下請けはギルドが一括して持ってるようなもんだからな。もちろん独自のルートをもつ店もあるが専属を沢山抱えるのは大店じゃないと無理だ。)」


(ああ、派遣が多い感じなんだ。)


「(んー、イメージはそんな感じだな。向こうは違うのか?)」


(突発的な仕事だったり単純作業なら派遣や短期バイトも多いよ。でも直接雇用のほうが教えた知識や技術も生かしてもらえるし長く働いてもらった方が職場に馴染んで効率もあがる。派遣とちがってマージンとられないしね。とはいっても、こっちで言う下請けってフィールドに出て何か獲ってきたりでしょ?それを販売業が指導するのも難しそうだし事故とかの責任取るのは面倒臭そうだしねぇ。向こうは魔物なんていないし野生の動物を狩るなんてこともほとんどないから。)


「(そういや自然が少ないと言ってたな。)」


(国にもよるだろうけどね。私が居たところは農産物と畜産、養殖ばかりだったよ。)


「(それはそれで必要だと思うがフィールド放置するのもバランスが崩れると思うがな。こっちで育てた生物ばかりじゃ魔素も不足するし。)」


(向こうは魔素って要素はないからなあ。自然のバランスって意味ではとうに壊れてたしね。人が支配するようになって、抑止力がなくなって、行き過ぎた。便利な事に慣れ過ぎて、あとはどちらの衰退が先かってくらいじゃないかな。)


「(どちらか?)」


(人か自然か。まあ自然が衰退したら人も終わるんだけどね。逆に人が衰退すればある程度は回復すると思う。)


「(そんな末期な感じなのか?知的生物は人しかいないんだろう?)」


(どうだろうね。私はそう賢い部類じゃないから実際のところは知らないけど。体感としては終わってる感じだったよ。あとは延命処置が上手くいくかどうかった感じで。・・・安全な社会ではあったよ。特に日本はね。世界的にも表立って人死にがたくさん出るような戦争も一部でしかなくて、それでも兵器も兵士も存在したけど、主に経済で戦争するフェーズだ。)


「(フィールドが無くて魔物もいなくて、外敵がいないんじゃ栄えそうだがな。)」


(共通の外敵がいない分、人同士で補っちゃうからね。ここでもあるでしょ?)


「(まあな。)」


(あと、栄えてはいるよ。これ以上なくね。私生活においてはそんな終わった感じはないんだ。もっとお金と時間があればと思う事はあっても生活に足りるだけの物は買えたし、趣味に回す分もあった。ただ、俯瞰するとああ駄目だなって分かる。終わりがみえる、人を制御できてない社会だったよ。)


「(よくわからねえな。ヌルの生活水準が普通だったなら問題ないだろう。)」


(んー、そうだねえ。人の能力以上に急速に発展しすぎちゃったんじゃないかな。教育が追い付いてないんだ。情報化社会なのに情報の扱いを学ばないから問題が頻発する。義務教育に甘んじて家庭教育を怠ったとも言えるね。子育てを国に託しすぎている。まあ共働きじゃないと生活レベルを維持できない家庭が多いのも原因だろうけど。)


「(両親が働きに出てたっていっぱしの知識を覚えるまでは誰かしら面倒見るもんだがなあ。幼子をひとりにしたりは流石にせんだろう?)」


(基本的にはね。義務教育では簡単な情操教育も行われるけど結果として不十分だし、詰め込んだ知識を生かす方法や世間とのつきあい方は教えてもらわないし、カリキュラムになく家庭でも教わらないで自分でも気付けなければ必須な知識だって抜け落ちる。大体にして自分が住むこの国の中で生きるためのルールや仕組みについては家庭に丸投げと言っていいレベルだ。均一的な知識レベルの向上をうたっての義務教育にしてはお粗末だよね。)


「(普通に生きてりゃわかるってくるもんじゃねえか?)」


(わからないのが増えている。法律は複雑でも簡単に噛み砕いたレベルでくらい浸透すべきなのに、知らなくとも生活はできるせいでひろまらない。政治に無関心なのも当たり前だよね。知らなくとも不便がない上に教わらないんだから。経済もネットも同じことだ。不都合に見舞われるまで無関心だ。知識は増えてるはずなのに愚かなんだ。学があっても意欲がなければ使えない。情報に踊らされるのは今も昔も変わらない。・・・話がそれたね。私は人が人である以上、余程制御できない限りは滅ぶと考えてる。それができずお飾りの政治しか行われない以上、延命も難しいと感じているだけだよ。)


「(強引にまとめたな。)」


(思うところは色々あるんだけどね。素人による机上の空論にすぎないよ。賛否両論だし気持ちいい話でもない。そもそも戻れない世界の話だ。)



益体もない話題は切り上げて、下町に広い一軒家的なものはないのかと聞いたら南東がそういった余裕のある層の区画だった。この道は俯瞰すると半円を描くようになっていて、東半分と南北の大通りを繋ぐ主要道路を担っており、南東側の道沿いにはちょっといい食材を扱う店と薬屋、例の何でも調達屋などの大店が軒を連ね、外壁に向かって店のない閑静な戸建ての住宅街、内壁に向かって小振りな住居になっていき、ホテルなどの大型宿泊施設と土産物屋が混ざるらしい。西で見かけたのは手頃価格の民宿と食堂代わりの飲食店で、門前だけにそこそこ安全でサービスは良いそうだが、利用者はほぼギルド関係で仕事にきている人か獣人らしい。一般の旅行者は皆東に宿を取るそうだ。なお、西の闇市にも泊まらせてくれる場所はあるがお代が金ではなく依頼なのだとか。



「(お、在ったぜ。あの店だ。)」


(カラフルだね。)



店先には余り布で作ったのかパッチワークの暖簾がさげられ、オーニングがのび、置かれた椅子にはどこかで見たチラシが貼られた板を持った・・・ラッコ?のようなぬいぐるみ。ショーウィンドウには彼女が着てそうなワンピースが飾られている。正面に店を構えるラルおすすめのお茶屋さんはオープンテラスでモーニングもやっているようだ。カラフルなフルーツサラダにパンケーキ、フレッシュジュースとお洒落な・・・少々昼が近いかという時間になりつつあるが多分朝食を楽しむ客は女性が多い。が、美味しそうだ。僕も食べたい。よく歩いたから小腹が空いてきた。



「(ははっ、このエリアはデートスポットでもあるんだ。ちょうどあの店がある辺りからしばらく表通りはこんな店が続くぜ。少し入れば広めの緑化公園もある憩いの場だ。)」


(ああ、そういえばあったね。上から見えたのはこの辺りだったのか。富裕層にもあったよね。)


「(あっちは研究用が主体だな。解放区もあるがこっちほど広くない。じゃ、入ろうぜ。)」



パッチワークの暖簾をくぐり店内に入るとむっちり密集したしなやかな尾がたっぷりとしたスカートの上で揺れていた。ちょうど木箱から反物を取り出している所だったようでしゃらんと軽やかな音に反応してこちらを向いた頭にはごく小さい丸耳がのっている。音の発生源を見れば暖簾の端に丸い金属の飾り玉がついていた。揃いで鍵につけていた何とかボールに音が似ていたから、あれもまた異国の鈴なのだろう。



「あ、いらっしゃいませ。あらあらあら、隊長さんじゃないですか。」


「(邪魔するぜ。ちらし見てな。)」


「・・・あら。(いらっしゃいませ。どうぞゆっくり見てやってくださいね。)」



わざわざ念を併用するタタラに察するものがあったのか、はたまたアース特有のオーラ(魔力)のせいか、おそらく外のぬいぐるみに縁のある女性は念を使ってくれた。



「(ありがとう。)」


「(あらあら。お上手ですね。)」


(いや、まだ練習中です。分かる語彙は少ないので助かります。今日お邪魔したのは・・・)



タタラがポーチから布の包みを取り出して、包みから浴衣を取り出し広げて持つ。まめな彼らしく僕が持ち運ぶより余程丁寧に扱ってくれていた。



(こちらの服を作っていただきたくて。寝間着なので肌あたりのよい、汗を良く吸うものが、できれば通気性も良く乾きやすい布でお願いしたいです。色柄は問いません。ああ、丈をもう少し長く・・・踝より指3本くらい上でお願いします。)


「(郷土の衣装ですか?ふふ。頼っていただけて光栄ですわ。でも折角足を運んでくださったのですもの、何でもいいなんておっしゃらず、色柄も見てやってくださいな。幾つか見繕ってきますわ。よろしければそちらにお掛けになって。)」



店の奥にとてとてと歩いていくのを追うように目を移せば他の客もいて、着た服を鏡に映しながら従業員と話す者や、反物を広げた従業員と話している者もいる。ひとりで見ている者もいるが出来合いの服よりも素材が多く手芸店のようだ。勧められた丸椅子は裁断にも使ってそうな広めの作業台の横にあった。浴衣を台に広げ互いに腰かけたがタタラには少々小さそうだ。



「(なかなか盛況だな。)」


(服はオーダーが多いの?)


「(フルオーダーは金とこだわりがある奴だな。見本のパターンから選んで好きな布で作ってもらうのが基本だ。あっちに幾つかかかってんだろ?大抵ちと失敗したのとかもかかってるから掘り出し物があるかもだぜ。)」


(今回の依頼は高くつくかな?)


「(どうだろうな。現物あるしこうやって改めてみても結構単純そうだし案外安くいけそうだが。ああ、古着屋も覗いてみるか?普段着はそっちで揃える奴も多い。価格もだが何よりすぐ手に入るのが魅力だ。)」


(7着・・・いや、6着もあるし、今度制服も支給されるという話だし十分だ。)


「(いやいや、支給の服じゃ寒くなったら無理だぜ。申し訳ないが冬物は支給されない。靴も靴下もサイズが大事だし、冬物はかさ張るからな。好みで買ってくれと軍資金が渡されるだけだ。)」


(真冬に来たらどうするのさ。)


「(まあ、大抵は服くらい着てる状態で保護されるんでな。手持ちとあの7セットで回してもらう。必要があればぱぱっと採寸して後見人が急ぎ買ってくるんだよ。靴下は流石に新品で買うが他を全部新調するには軍資金が足りないし完成に時間がかかる。保護時期によっては間に合うから通常支給額から補填して新調することもあるがどうするかは悩ましいところだ。その点ヌルはバイト代も入るしまだ時間もあるしこうして自分が買いに来られる。良かったな。)」


(それじゃ靴下も頼んじゃおうか。靴も欲しいね。できたら新しいのがいいが靴もオーダーなのか?)


「(運よく足に合うサンプルや訳ありが売ってたらいいんだが・・・街歩き用とフィールド用で持つのがおすすめだ。フィールド用はとりあえずは制服のでいいから、そうだな、スリッポンでも買うか。)」


(あらあら。布製でよければ丁度試作品がありますよ。靴下も一緒に持ってきましょうね。もう少々お待ちくださいな。)



念の出所では女性が従業員に指示を出していた。



(・・・私たちの念は大きいか?)


「(いや、彼女が聞き耳立ててただけだ。開放的な念は音より狙い聞きしやすい。聞かれたくないなら対象を絞ればいい。まあ、狙いが複数だと盗聴の危険は増すが基本的には平気だぜ。)」


(えっと、どうやれば?)


((訓練の時もやってたが感覚違わなかったか?))


(あ、これ?よく響く感じの。)



じゃ、角付きの息子のもそうだったんだな。なるほど。



((そうだ。だがやり方と言われるとなあ。ま、やってみな。))


(うわ、なげやり。)


((何となくできるんだよ。ほら、普通の念と感じが違うのは分かっただろ?できるできる。))


(えー・・・あーあー・・・・・・(あ、王印きてる。))


((はっ?))

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