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緑の菜園~お料理教室とほっこりごはん~  作者: 鈴本 凜
春編

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8/15

乙葉の日常

乙葉の会社での後輩とのやり取りになります。

緑の菜園で甘酢あんかけを作って2日が経った。

月曜日になり、また私はOLに戻る。

この時間が憂鬱だ。

生活や好きなことをするためには稼がないといけないので、働くしかない。

私は料理は独学で時短料理しか作らない。

本業にするには荷が重すぎるということで、週一回の楽しみとして副業としている。もちろん、会社には副業申請はしてある。


朝出勤すると後輩の浅見菜瑚こと浅見ちゃんから挨拶された。

「乙葉先輩、おはようございます!!土曜のあれなんですか?!すっごい美味しそうだったんですけど!!」

と興奮した様子。

本人曰く、私のアカウントを見るのが趣味で、毎日チェックしてくれてるらしい。

でも、料理は苦手でする気はないようで受講者ではなく1ファンだ。


「浅見ちゃん、おはよ!そう言うと思ってお裾分け持ってきたよ〜!」

「やった!!ありがとうございます!今食べていいですか?!」

「だめだよ、お昼にね!それまでは私が預かります!!」

と弁当箱をちらつかせながらやり取りしてると、


「懲りないね〜浅見。乙葉もおはよ!」

同期であり、親友の杏奈が声をかけてきた。

うちの会社は、オープンな作りになっていて各自の席がなく、早いもの順に場所取りをしなくてはいけない。

私は窓側がいいのでいつも早めに出勤するのだ。

「杏奈先輩、聴いてくださいよ〜!乙葉先輩がケチって弁当くれません。。」

子犬のようにうるうるしながら杏奈に訴えるが、

「お昼まで待ちな?」

と一言。お見事と思い拍手するとペシッと叩かれる。

「乙葉も朝からからかわないの!まだ月曜日だからね」と現実を、、、、。


そうこう話しているうちに始業時間になり、仕事を始めた。

私は、デザイン会社で広告デザイン、Webデザインを作るデザイナーをしている。残業はあるが、土曜のために頑張っている。

私のモットーは仕事は家に持ち帰らないこと。

どんなに遅くなってもノルマだけは達成して帰るようにしている。それが会社との約束だからだ。

忙しい時期になると残業、休日出勤も増えるので教室はお休みにしている。


私の料理をきっかけに料理を作ってみたり始めたりいろんな出会いをしてくれるのが嬉しくて、私の元気の源だ。


ちなみに由莉ちゃんは正式受講者となった。

うちは材料費しか取らないので、誰でも体験、参加がしやすい。

買い出しも未咲が手伝ってくれているおかげでなんとか成り立っている。

そんな事を考えながら仕事をしていると、あっという間に午前が終わった。


十二時になると「乙葉先輩!!!」と小走りで麻美ちゃんがやってきた。

後ろからため息をつきながら杏奈もやってくる。

「浅見、食い意地がすごいよ。」

と呆れている。いつものようにデスクでお弁当を広げると、

「食べていいですか?!いや、食べます!!」

と浅見ちゃん。

「食べな〜!」と言うと、パクリと食べた。

そして、破顔しながら、「幸せ〜!」とのことだった。

杏奈にもあげると、「今回もおいしいね」だって。

ふたりとも美味しいって言ってくれるから作りがいがある。


そんな二人を見ながら、今日のお弁当のストーリーをSNSにアップするのであった。

次回もお楽しみに!

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