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緑の菜園~お料理教室とほっこりごはん~  作者: 鈴本 凜
夏編

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16/16

簡単副菜①(すいか、きゅうりの浅漬け)

調理スペースに移動したところで、

「今日は、浅見ちゃんリクエストでズボラでもできるおつまみを作りたいと思います。」 

と言うと、若者2人がパチパチ拍手している。

続けて説明をする。

「今回はズボラがテーマなので、あまり調理器具に頼らない方法を紹介します!」

私の話し方が新鮮なのか、浅見ちゃんが「なんか先生してる姿と普段の姿のギャップがすごい気がする。。」などと言いながら、

「乙葉先輩っていつもあんな感じ?」

などと由莉ちゃんに聞いている。

「いつもあんな感じですよ〜、ふわふわしてるのにキリッとするのがかっこいいですよね~」

などと返していた。

私は、準備のために調味料の確認をしていたから聞いてはいないけれど。。

準備して2人を見ると、

普段の乙葉先輩フォルダっていう謎写真や動画を見せていた。

私が後ろから見ていることに気づくと、浅見ちゃんはヤバいと思ったのか、

「乙葉先輩の可愛い姿を写真に撮ってるだけです!!単なる推し活です!!」と白状していた。

普段からなんか盗撮されているなと思っていたが、犯人はすごい近くにいたとは。。

「、、、浅見ちゃん、写真は消すんだよ?笑」

と言うと、少し怯えた様子で、

「すみませんでした。。。」

と謝ってきたので許すことにする。

その後気を取り直して進行する。

「まず初めに、スイカとキュウリの浅漬けをつくりたいと思います!」

と言うと、すかさず、

「スイカって漬物にできるんですか?!」

と由莉ちゃんから質問があった。

「スイカはキュウリの仲間で、普段食べない皮の部分も食べれるんだよ〜。味は、キュウリみたいな感じだよ〜」

と言うと、「普段捨ててた部分も食べれるようになるんですね!?」

と興奮していた。

「ちなみに漬物だから、保存しやすいし、ほっとくだけでできるから、夏バテにはちょうどいいんだよ!」

と付け加えると、浅見ちゃんと2人で夏に簡単手作りを食べれるようになるなんて。。

とはしゃいでる。

この2人は忘れているのかな?まだ何も始まってないことに。。。

調理台の場所まで移動すると、

調理台の上に用意された4分の1カットされたスイカを見て2人とも目を輝かせている。

「すぐにでも食べたい。。。」と呟いているのを聞いて、

「これは未咲たちが調理してくれるからあとからのお楽しみだよ~」

それを聞いた二人はやる気が出てきたのか、真剣にスイカと向き合い始めた。

「まずスイカは赤い部分と白い皮の部分の2つに分けます。このとき、スイカの赤い部分が残らないように注意してね〜」

と言い、お手本を見せるとスルスルと包丁できり始めた。

ここに通い始めて3か月なる由莉ちゃんは慎重さを持ちながらも正確に切っている。一方浅見ちゃんは、さすがデザイナーってほどの器用さを見せた。浅見ちゃんの場合はできないのではなく面倒でやらないのだと分かった。

「2人とも、上手だね〜」

様子を見ながら褒めると、

「先輩、私はやればできるのですよ〜!!家庭科は5でしたから~!」

と調子よく浅見ちゃん。

「私は、包丁に慣れてきました!切るのも、自炊するようになったのでうまくなった気がします!」

由莉ちゃんも。

2人とも褒められるのが嬉しいみたいで、ニコニコしながら切っていく。

切る作業が終わると、

「次は、袋に切ったスイカの皮を入れ、塩を大さじ2ほど入れ揉み、5分ほど置いておきます!」

手順を見せながら説明すると、すぐに作業に取りかかり、次の手順を待っている。

「塩もみして待っている間に、キュウリを薄切りより少し太めに切ります。」

キュウリのカットもすぐに終わり、先程と同様に塩もみする。

「きゅうりを置いている間に、スイカの皮を水でよく洗い、絞ります。」

手順とともに説明する。

洗うときは手で揉むように洗い、よく絞ってボウルに入れる。スイカの皮の処理が終わると、キュウリも同様に水で洗い、よく絞る。

「スイカの皮、きゅうりの2つの処理ができたら、市販にある浅漬けの素を使って野菜が浸るほど入れ、ボウルにラップをし冷蔵庫で寝かせます。」

ここまでを同じペースで行う。

すぐにできるので、次に進む。

「冷蔵庫では、30分から1時間寝かせます。」

寝かしている間に、使った器具の片付けをする。

片付けをしていると、未咲たちが戻ってきた。

すると、「先輩、未咲ちゃんたち戻ってきましたよ〜!!スイカの変身しましょう!!」

と浅見ちゃんに言われ、スイカのみの部分のことを思い出した。

由莉ちゃんの方をみるとワクワクしている様子。

未咲も「スイカでやっちゃう?」なんて言ってる。

ご飯前だけど諦めてデザート作りをすることにする。

「じゃあのこったスイカで、フルーツカクテルソーダを作りたいと思います!うちにあるものでしかできないんだけど、炭酸はサイダーとレモンスカッシュ、カルピスソーダがありますが、どれがいいですか?」

と聞くと、

「私は、サイダーで!」と浅見ちゃん。

「カルピスソーダがいいです!」と由莉ちゃん。

後ろから杏奈が、「あたしはレモンスカッシュで!」

と言っていた。見事にみんな被らない。。

私と未咲はいつもレモンスカッシュで食べるのでそれを準備する。

作り方を難しくないため一気に説明する。

「スイカは食べやすい大きさに切って、種を取ります。その後、器に入れ、缶詰のフルーツミックスをお好みで入れます。今日は追加で、寒天ゼリーがあるためキューブ状に切り入れます。その上からお好みの炭酸を入れて完成です。」

とやるとすぐに出来上がった。

デザートのはずだったが、本人たちは喜んでいるのでよしとする。

「じゃあそろそろ時間が来るし、片付けしてイートインスペースに移動しますか!」と声を掛けると、

「「「「はーい!」」」」と返事が返ってきたので、

みんなで片付けをしてイートインスペースに移動した。


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