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4.支配の手段

僕は大学で心理学を学んでいる。

研究のひとつに「催眠学習」という分野があった。


さらに、大学では脳波を利用した新しいデバイスの開発が進められていた。

それを使えば、人間の快楽中枢を直接刺激し、夢の中で永遠に快楽を与え続けることができる。


——これを使えば、ライカは僕だけを求めるようになるかもしれない。


最初は、試すだけのつもりだった。

彼女が眠りについた夜、僕はデバイスを彼女のこめかみに装着した。

スイッチを入れると、脳波の変化がモニターに表示される。

僕は慎重に数値を調整しながら、彼女の意識の奥深くへと介入していった。

数分後——。


「……ぁ……ん……」


ライカの唇が、甘く喘ぐように震えた。

まるで現実の快楽を受けているかのように、身体が小さく痙攣する。

僕は画面を眺めながら、彼女の脳が快楽の渦に巻き込まれているのを確認した。

デバイスを外すと、彼女は放心したように横たわり、恍惚とした微笑みを浮かべていた。

このデバイスは幻夢を見ることができる。欲求を夢に起こしなおせるのだ。彼女の場合、支配されたい気持ちと性的快楽が強い。恐らく、犯され続け連続絶頂を味わっているのだろう。

僕は科学の力で労せず彼女の望む支配、快楽調教を行えるようになった。


目覚めた彼女の目は虚ろで、何かに取り憑かれたようにトロンとしていた。

その日から、僕は彼女にデバイスを使い続けた。

毎夜、彼女を快楽の夢へと沈めた。


すると、効果はてき面だった。ライカは徐々に僕を求める回数が減っていき、外に出ることも少なくなり、他の男と会うこともなくなった。

僕も性欲のはけ口としてオナホ肉便器として快楽の見返りが無くても十分な奉仕を行ってくれるようになった。


——これで、僕だけのものになった。


彼女は僕にコントロールされていることを知らない。

彼女は「満たされている」と錯覚しながら、僕の支配下に堕ちていったのだ。


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