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 学生寮で独り休んでいると、ミーティングを終えた裕香と、私や裕香と同じ部屋で暮らしている、二年でAチームのMF、諸星彩香(もろぼしさやか)先輩が部屋に戻ってきた。

 二人は困窮した表情で、「梨桜をBチームに落とすみたい」

 と伝えてくれた。

「――そうか」

 どうしてか、私はすぐにその言葉を受け止めることができた。別にトレセン自体は選手個人が出たいといえば出れるテスト的なものなので、監督はもちろん、コーチも基本なにも言ってこない。

「それから裕香を今度の試合でスタメンにするって」

「おぉっ! よかったじゃない」

 私がおどろいたように手を叩いて見せたが、「……うん」

 裕香はまるで私に申し訳ないといった顔を浮かべていた。

「あれ? なんか元気ないけど」

 私が首をかしげるや、

「今日のミニゲーム、本当ならアシストをした梨桜が――」

「怪我をした以上、使ってくれるとは思っていないって」

 裕香の言葉をせき止めるように、私は言った。

「それから愛美(まなみ)が言っていたけどさ」

 愛美――松川愛美(まつごうまなみ)は、私が対峙していたBチームのMFをしている二年の先輩だ。「愛美先輩がどうかしたんですか?」

「いや、梨桜がやったあのカットだけど、正直取られるとは思っていなかったって。――ほら、最近の梨桜って抜こうと思えば抜けるって油断していたみたいでさ」

「油断するほうが悪い」

 裕香が肩をすくめる。「本人の前で言わないようにね」

 ほんと幼馴染だから性格を熟知しているけど、先輩相手に歯に衣着せぬ物言いですこと。

「ただその代償があまりに大きいけど」

「まだ痛む?」

「松葉杖を使えば、歩けないわけじゃないけど」

「それだったら座って練習くらいはできるか」

 裕香の言葉に、私は一瞬、

「はぁっ? 練習?」

 と目を見開いた。

「怪我したの右足だけ(、、)でしょ?」

 いや、そうだけど。ふつう軽めの練習だけにしない?

「和成おにいちゃんが言ってたじゃない。サッカー選手は両方利き足にできて初めて半人前だって」

「あぁ……」

 そういえば、小学校のとき、所属していたサッカークラブで、一時的にコーチをしてもらっていたときにそんなこと言われたこともあったなぁ。

 どうして半人前なのかと言うと、状況に応じて左右の足を使えなければ、まず選手として使い物にならないからで、そんな基礎的なことができてどうして一人前と言い張れるか……らしい。

「それに最近の梨桜って利き足しかつかってないでしょ。座ってのリフティングもしてないし」

 スクレイバーFCの下部組織に所属するようになってから、あんまりやってなかったなぁ。

 まぁ、日々の練習で疲れて、それどころじゃなかった――はみにくい言い訳か。

「なにそれ?」

 諸星先輩が興味津々な顔で聞いてきた。「ボールコントロールを鍛えるための練習」

 私はぶっきらぼうに答える。

「しかもやるのは部屋とか狭い場所」

「あぁ、そりゃいい練習になるね」

 リフティングやトスに対するクリアは、基本的にボールを自分のところからはなさないことだ。

「リフティング自体は別に特別なことはしていないんですよ。ほんと軽く」

 私が説明するよりも前に、諸星先輩がふたつある二段ベッドのうち、そのひとつの下段ベッドに腰を下ろし、トートバッグからボールを取り出した。

「よっ! おわぁっ?」

 ボールが諸星先輩の左ひざに当たる。あたりどころが悪かったようで、明後日の方向に転がっていく。

「も、もう一回」

 諸星先輩が再びボールを右足に落として、今度はインフロントで蹴り上げたが、

 ガチャン――。

 と、ボールは諸星先輩の机に乗り、上に乗っていた写真立てやらペン立てを轢いていった。

 ポンポン……と、ボールは机の上から転がり落ち、私のところへと転がっていく。

「手本見せたら?」

 裕香がちらりと私を見下ろす。諸星先輩も見たいといった期待の目で私を見ている。

「左足苦手なんだけどなぁ」

 そもそも右足が肉離れで曲げることもできないのに、ボールを拾うのも正直つらい。

 と思っていたら、察してくれたのか裕香がボールを拾って、私にわたしてくれた。

 そのボールを軽く上へとあげ、最初に当てやすい左足の太ももで軽くボールを捕らえながら、ふくらはぎにボールを当てる。時々足をくの字に曲げてインフロントで蹴り上げたり、インサイド、アウトサイドと変化を加えていく。

 実を言うと、これって結構股関節がきつい。

「――っ!」

 ボールが右足が届く位置に飛んだからだろう。私はついつい癖で右足を使ってバウンドさせてしまった。ボールが肉離れしたふくらはぎにぶつかり、激痛が走った。

「大丈夫?」

「ごめん、梨桜。無理させちゃったね」

 心配そうに声をかけてくれた諸星先輩に、

「あぁ、大丈夫ですよ」

 と、答えた。


 ☆


 翌朝六時すこし回ったころ、顔を洗おうとチームの寮にある洗面所に入ると、矢沢コーチとぱったり会ってしまった。

「おはようございます」

「おはよう。残念だったね」

 矢沢コーチはちいさく私に頭を下げた。「どうかしたんですか?」

「君をBに落としたことだよ」

 その言葉に、私は一瞬ムカッと来た。なんか悪いことをしたような言い草だったからだ。

「別にくびになったわけじゃないですから」

「しかし、昨日のミニゲームは、AとBを決めるための試合でもあったんだ」

「そうだったんですか」

 監督とコーチがそんな重要なことをあえて言わなかったのは、選手が変に緊張したりするのを防ぐためだろう。妙な重圧感(プレッシャー)に負けて、普段以上のことができないこともある。

 普段の実力以上の結果を出す人もいるけど、基本あまり期待してはいけないらしい。

 まぁ、結果はとにかく怪我をしたのは自分の責任だから、誰かを責めるつもりはないけど。

「それとBのほうだが」

「ベンチも入れないと?」

「わかっていることを改めて言うのは無駄な時間だな」

 矢沢コーチは叩頭するようにうなだれた。見た目と同じで心が優しい人だ。だから女子から人気があるのだろう。

 ただ、矢沢コーチの言っていることは正しい。ベンチ入りすらできないのは私が一番わかっている。

 そもそも、どこの世界に肉離れした使い物にならない選手をベンチ入りさせるチームがいる?

「それからU-17の件だが、うちからは五人参加することになった」

「あれ? 結構少ないんですね?」

「一人はAチームでMFをしている田尻美代(たじりみよ)神崎来海(かんざきくるみ)。同じくAチームFWの妻崎芳子(つまざきよしこ)、同様にDFの吉原和美(よしはらかずみ)、GKの舘林静(たてばやしいずみ)が参加すると言ってきた」

「……それだけですか? 裕香は? 裕香は参加しないんですか?」

 私は、それこそ雷を受けたような気持ちだった。

 だって、私はてっきりみんなU‐17のトレセンに参加するものだと思っていた。

「濱崎か……、彼女からはなにも聞いていないのか?」

 矢沢コーチは驚いた顔で私を見た。たぶん話を聞いていると思ったのだろう。

「えっ? あ、はい……」

 なにか隠し事をするにしても、口止めしていないってことは――、

「すみませんコーチ。私ちょっと部屋に戻ります」

 そう言い残し、私は無理をしないスピードで自分の部屋に急いだ。


「裕香ぁッ!」

 二段ベッドの上段で寝ていた裕香をたたき起こす。

「梨桜? ってなにやってるの?」

 私がベッドの柵に腕をかけて登っていたからだろう。「落ちたらどうするの?」

「自分の体も支えられない軟弱(やわ)な腕と筋肉は持ってないって。それよりなんでトレセンに参加しないの?」

「出ても……面白くないから」

「はぁ?」

 何を言ってるんだろうこの子は――。

「だって梨桜が参加しないなら――」

「ばかッ!」

 私は思わず叫んでしまった。私が参加しないから、自分も参加しない?

 バカも休み休みにいえっ!

「バカって……言うほうがもっとバカだっておばあちゃんが言ってた」

「そうだけどね。なんで私が出れないからって裕香も出ないの? 出なさいよ。今からコーチにも監督にも言えば」

「監督にも伝えている」

 裕香は布団をかぶり、私の言葉を拒絶するような態度を見せた。

「それにわたし――梨桜がどういう気持ちなのかわかってるつもりだから」

「私がどういう気持ちだって?」

 苛立ちを抑えながら、そうたずねる。

 裕香はちらりと顔をのぞかせて、

「自分の身体がどういう風になっているのかって気付かないで普段どおりのプレイをしようとしてる梨桜と同じ」

 と言った。「どういう意味?」

 首をかしげていると、裕香は枕元においてあった付箋になにかを書き始めた。

 一緒に寮で暮らすことになって知ったのだけど、この子はどうも夢の中でも自分がサッカーをしていることがあるらしい。

 そのときにどんなことをしたのかを忘れないようにメモを取っている。いわゆる夢日記というものだ。

 その付箋を四つ折りにし、私に投げつけるようにわたしてきた。

「なによこれ?」

「…………っ」

 裕香は応えなかった。まぁいいや。

「ちょっと梨桜、裕香……ッ! いい加減部屋から出なッ! 朝飯と学校の時間だよ」

 廊下から寮長であり、Aチームのキャプテンである海老川和(えびかわまどか)先輩の怒鳴り声が聞こえてきた。

「「わ、わかりましたぁっ!」」

 私と裕香の声が重なる。うん、怒られるのはおたがいにいやだものね。

 私は左足を地面に降ろしてから、ゆっくりとはしごに手をかけるように、瀬戸物を落とさない気持ちで右足を下ろした。

 窓際にかけていた松葉杖を手に取り、部屋を出た。――しばらくして、裕香が部屋から出てきたのが見えた。


 ☆


 いくらプロチームの下位組織に所属していても、高校生である私や裕香は当然高校に通わなければいけない。といっても、完全に地元から離れてしまっているから顔見知りがほとんどいない。

 クラスでは私が怪我したことが話題として持ち上がっていた。

 こういうときに、誰か止めてくれる人がいればいいのだけど、残念ながら裕香は別のクラス。チームメイトで同学年でBクラスのMF長瀬優衣(ながせゆい)、DFの長谷川恵美(はせがわめぐみ)は別の学校に通っているから基本的に助け舟がどこにもない。

「梨桜、どうして怪我したのよ?」

「あぁ、昨日ミニゲームでちょっとね」

「うわぁ、ひどいことするのね」

 ひどいこと?

「自分でしたのに?」

「あぁごめん。いやてっきり梨桜に嫉妬して相手がわざとやったじゃないかって」

 クラスメイトが肩をすくめるように言った。――ふさげないで!

 みんな必死にレギュラーを取ろうとしている。

 もちろんそんな風にする選手もいるかもしれない。

 でもこの怪我は自分がしたことで、誰を責める気なんてない。

 大体、私自身がついていくのに必死なんだから、嫉妬する人なんていないと思う。

 結局のところ、そのクラスメイトは始業のチャイムがなると同時に、自分の席へと戻っていった。


 放課後、校門の前で裕香を待っていたが、

「遅いな」

 腕時計を見ると午後四時を少し回っているころだった。そろそろ寮に戻らないと怒られると思うんだけど。

「そういえば、結局何をわたしてきたんだろう」

 今朝、裕香が私に投げつけた付箋をいまだに広げていないことを思い出し、私は中を見てみた。


『ここにTELしなさい。090-****-****』


 すごい短いです。まぁあの子らしいか。

「でもこの番号って」

 裕香が指定してきた番号に、私は覚えがあった。

 いや、自分が使っているスマホにも登録している。

 家族――裕香の次に登録している人のスマホの番号。

「でも、なんで裕香……」

 その意図がわからない。大体どうして――。

「考えている場合じゃないか」

 なにか考えてのことだろう。私は登録している電話帳から、その人の番号に電話をかけた。

「もしもし……」

 しばらくして聞こえてきたのは、男性の声。

「あっと、もしもし――」

「あぁ、梨桜か? どうかしたのか?」

 その人は、私がどういう状況なのか知りもしない、いつもどおりの声で言った。

 電話先の男性の名は鎌田和成(かまたかずなり)

 幼いころ、私と裕香にサッカーを教えてくれた人で、憧れの人。

 ある理由で本格的なサッカーは出来なくなり、サッカーを嫌いになりかけていたけど、四年前……あることがきっかけで、ふたたびサッカーに対する気持ちと向き合えるようになった人だ。

「裕香から電話するようにって言われてかけてるんだけど。なにか聞いてない?」

「――あぁ」

 反応からして、やっぱりなにか聞いていることが確信できた。

「それでさ……和成おにいちゃん?」

「お前はバカか?」

 突然の罵声に、私は思わず目を点にした。

「はぁぁっ? なに? 人がせっかく電話をしたのに、いきなりバカってどういう了見?」

「昨夜、裕香から[線]が来ててな、お前が怪我をして今期をダメにしたのは聞いている。それに今朝も自分がU-17のトレセンに出ないことをお前に詰め寄られたことも言ってきたぞ」

 なんで私じゃなくて和成おにいちゃんに相談なんてしてるの。

「なんで和成おにいちゃんに?」

「逆に聞くけどな、裕香がどんな気持ちでトレセンを辞退したのかわかってるのか?」

「しらないわよ。そんなの」

 ぶっきらぼうに答えると、「だぁからお前は阿呆なのだ!」

 と怒鳴られた。

「さっきよりひどくなってる?」

「あのなぁ、裕香が辞退したのは、全力のお前と勝負がしたいからに決まってるだろ?」

 ……どういうこと?

「えっと、なんで裕香、そんなこと今まで一度も」

 それに裕香はFWで、私はDF……。勝負する以前にポジションが違う時点で勝負なんてしないでしょ?

「まぁ身近にいたから気付けなかったってところもあったんだろうけどな、あいつ、お前にだけは絶対負けたくないんだとよ」

 負けたくない? 裕香が私に?

 そんなの今まで考えたことなかった。

「裕香がスタメンになったのは聞いてるよな?」

「う、うん……」

「それってどっちのだ?」

「そりゃぁもちろんAチームの――」

 あれ? そういえば、どっちのって聞いていない。

「もしかして、裕香も?」

 私と裕香は昨日までAチームに所属していた。といってもベンチ入りぎりぎりの場所にいたくらいだから、昨日の結果からして、Bに落とされたのは致し方ないとは思っていた。

 でもなんでアシストをしていた裕香まで落ちてるの?

「結果から見て、お前は相手からボールを奪おうと無理して怪我をしてしまいBで調整。裕香もゴールを決めたが、結局それだけじゃAに留まることはできなかった」

 和成おにいちゃんに本当のことを聞かされ、私は言葉を失った。

 矢沢コーチから、昨日のミニゲームはAとBの入れ替え戦でもあったと聞かされている。つまり、結果を出している裕香でさえ、Aでは通用しないと判断されたということだ。

「だいたいなぁ、たかだかAの控え選手が日本代表のトレセンに引っかかるとでも思ってるのか?」

「そんなの、やってみないとわからないじゃない!」

「だぁかぁらぁぉ前はぁヴァカァなぁのぉっだぁっ!」

 なんか、さっきよりもひどくなってる。あと、なんで巻き舌?

「そこまで言わなくてもいいじゃない」

 うぅ、ひさしぶりに和成おにいちゃんの声が聞けてうれしいけど、怒られているとそれはそれって気がしてきた。

「そもそも日本代表だぞ? U‐17ってだけでもどれだけ狭き門かわかってんのか?」

「…………」

「第一、自分が所属しているクラブのAチームで全試合スタメンは当たり前、結果すら出せていないやつが夢を見るようなこといってんじゃないっ!」

「…………」

 やばいな……、本当のことを言われてるのに、それを否定したい気持ちであふれてきた。

「しかも怪我をした原因が右足を無理に伸ばしての肉離れだろ? 怪我を恐れないって気持ちはわからなくもないけどな、そんな大事なテストが」

「だって……だって……」

 次第に自分の肩が小刻みに震え、言葉がかぼそくなっていく。

 和成おにいちゃんが私を責めていないことはわかっていた。

 地元を離れて半年。結果が出せないでいる私に発破をかけてくれているのだということもわかる。

 自分でも日本代表になれないことくらいわかっている。

 他人から改めて言われて、わかった。

 クラブのAチームのスタメンにすらなれていない私が、日本代表になることなんてできないって事くらい。

「だって、結果を見せないと次も使うかなんてわからないじゃない。せっかくプロの下部組織に所属できてもさ、試合に出れないんじゃ――」

 嗚咽交じりに、言い訳という歌をさえずる。

 和成おにいちゃんはたぶん呆れてるだろうな。でも不安で頭がいっぱいだった。

「……梨桜、お前いま時間大丈夫か?」

「――えっ?」

 突然、予想もしていない言葉に、私は虚を衝かれた。

 そのせいか、流していた涙声が、しゃっくりにも似た音とともに引っ込んだ。

「いや、今から言う場所に行ってほしいんだよ。多分ちょうどクラブ活動をしてるかもしれないし、お前だったら顔パスで入れるだろうし」

 あのぉ、そろそろ寮に戻らないと海老川先輩に怒られるんですが?

 それ以前に、裕香は? もしかしてまだ校内にいるの?

「ちなみにそっちの監督やコーチには言ってあるから」

「なんで、和成おにいちゃんにそんな権限があるの?」

「はいはい。そんなことを言ってる暇があったら行動あるのみ」

 和成おにいちゃんはそう言うや、一方的に電話を切った。

「なんなの? 裕香も和成おにいちゃんも」

 苛立ちを通り越して、あきれてきた。


 しばらくして、和成おにいちゃんから[線]のメッセージが送られてきた。

 それをみて、私は絶句する。

[お前が通っていた小学校に面白い子がいるから見てこい]

 今、そんな気持ちじゃないんだけど。そんなことを書き込もうとしたが、

[しっかり見てきて、報告してきたら、黄昏屋の五三焼きカステイラをご馳走してやる]

 そのメッセージに、私の気持ちは揺らいだ。

「か、和成おにいちゃんがそういうなら、見に行くだけ行ってみよう」

 べ、別にお菓子に釣られたわけじゃない。

 和成おにいちゃんが面白い子がいるって事は、サッカーが上手い子がいるってことだ。つまり、それを見て、ちょっと刺激を受けてこいって事だろう。

 もう一度言うけど、べつに食べ物で釣られたわけじゃない。



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