破恋
それは破壊
紛れもなく破壊
悲鳴のような音をたてて
崩れてゆく私のココロ
あまりの音に
周りはみんな逃げていくわ
そこに私がいる
見えないフリはみんな得意ね
温かい場所を求めて
ただ明るさを求めて
そこに君がいなくても
生きていける
そんな場所を求めて
その偽善にしがみつく
明日には私の名前忘れているでしょう
今はそれでいい
危ういけれどそれも居場所
怖すぎて君のことなんて考えてる暇もない
そうして忘れることが
そうして失うことが
この恋の正解だと思いこみたい
あぁこの音を
この破壊の音を
君に聞かせてあげられれば
君の記憶のひとつに
この音さえ残せたなら…