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第3章であらら

 二年たって、わいらは、はーぼーけ少年になったららが、わが熱情はまだ絶頂期にあらら。


 その頃、うのエーミールがヤママユガーサナギからかえしたらてよ噂が広まらら。


 けい、わが知人のとりが、百万マルクー受け継がらとか、歴史家のリヴィウスのなくなろー本が発見しゃれたらとかいうことー聞からとしても、その時ほどあら興奮しんなんのうわ。


 わいらの仲間で、ヤママユガー捕らえとー者はまだなからら。


 あら自分の持ったらら古けチョウチョめの本の挿絵で見とーことあろだけだらら。


 なめーよ知ってありながら自分の箱にまだなっけチョウチョめの中で、ヤママユガほどわが熱心に欲しがったろーもんはなからら。


 幾度となくあら、本の中のうの挿絵ー眺めたら。


 とりのほうべーはわにこう語らら。


 「とび色のこのチョウチョめが、木の幹やゆわに止まったろとこー、鳥めや他の敵が攻撃しょうとすと、チョウチョめは畳んだろわ黒みがからら前羽ー広げ、でーじけ後ろ羽ー見せろだけどーが、そのぼーけ光ろ斑点は非常ん不思議な思いがけぬ外観ー呈しょんて、鳥めは恐れーなして、手出しょよっけにしてしもうわ。」と。

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