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第1話 いつになっても

「今日も働けよ〜明日もゲームを行う!この中から1人処刑を行う」

(またか……この間何十人もの人がこの中から死んだのに。)

「君たちには欲を満たしてもらってから……イヒヒ……この船の燃料になってもらう……フハハハ!いい気味だ!お前たちのせいで!」

(うっせ。まじでなんでこんなんになったんだよ!)



今日も太陽が顔を出し、日本を照らすためにやってきた

楽しい楽しい朝がやって来た

1日の始まりだ

「今日は何が起こるかな〜……フフフん」

ベッドから起き上がり、リビングに向かう

既に両親と弟のはるとが起きていた

「おはよぉー!」

「おはよう。もう朝ごはんできてるよ」

私の名前は大倉未来(おおくらみらい)

魔法少女に憧れるものだ!


通学路

未来が使う通学路は山道だ

都市とは言い難いが、少しは発展している街の反対側にある高校に通っている

この街に住んでいる人のほとんどが私立に入学するが、未来はそれを好まず公立の高校に入学した

山道を登っていくと、学校が顔を出す

普通に学校としても便利だが、移動が不便だし、制服もそこまで可愛くない

「……ん?」

歩いていると未来は道で座り込む子供を発見した

青いパーカーで緑の長ズボン

見た感じ男の子だ

「大丈夫?」

「うん……君が来てくれたおかげでね」

「え?」

「フハハハ!ハハハハ!」

血相を変えると言うよりか人が変わった

口が裂け、体はみるみると巨大化する

酷すぎる容姿と、手は触手に生え変わり、道行く人を掴み、市街地へ放り投げる

車を拾い上げては破壊し、逃げる私を少しずつ追いかけてきた

「キャ!」

スカートを気にしてる余裕すら感じない

命の危機だ

(お願い!こんなので死にたくない!)

確かにそうだろう

非現実的な生物に声をかけ、暴走させて自分は死ぬ

最悪な結末極まりない

これこそ鬱作品の醍醐味だ

ああそのはずだった

そうそんな時になに食わぬくる美少女達にそれを全て破壊するまでがオチ

完壁な締めくくりだ

助けと言ってもいい……いや助けと言った方が明らかに嬉しいほど綺麗な衣装を着た、3人組の女子があの生物に立ち向かう

何を使って、どんなことをしているかは砂埃や木々が重なりさっぱり見えなかった

「何が起きてるの!?」

未来は急いで山を降りた

まだ戦いが終わっていないことを、埃などから度々映る光で伺える

しかし誰もそれに気がついている様子はない

地震、事故等でここの住民は勝手に脳内で片付けられていた

もしかすると見えていない

事故だとしても意外と大事だが、それでも気にする様子は伺えなかった

はっきり言って頭が湧いている

(戻ろう。これは絶対におかしいや)

急いでまた山道を戻り、戦いが起こっている場所へ急いだ

やっと戦いが終わったのか疲れた様子でこちらを見てきた

すると3人組は走ってこっちに向かって来た

「あんた……さっきの見えてたの?」

「え!?...は、はい……」

「めずらしい……ですわ!」

「まあそんな子もいるでしょ。」

「って言っても1人も見た事ないよ!」

「そうだろうな。あんまし依頼が来ないから最近落ち着いたと思ったんだけど……また1人見つけちゃった」

「ど、どうゆう事?」

「私達は魔法少女……ですの!だから是非……!」

「一緒に行動しねぇーか?って言っても普通は受け入れらんねぇーだろうけどよ」

私は何回転生してもこの人達と行動すること、ああ言った生物と戦うことを望んできたんだと思う

だから私は……

「私……魔法少女になりたい!」

この日、この事を言って後悔したことは無かった

魔法少女として死ねるなんて考えもしなかった

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