#25 スープカレーが作れた日、生キャラメルは溶けた
(2026/2/14)
今日は珍しく、ニュートラルな一日だった気がする。
そう思えたのは、朝いつもより少し早く、すっきりと目が覚めたからだ。
身体に溜まっていた毒が、ようやく抜けきったような感覚。そんな朝。
だから今日は、少しだけ面倒な料理を作った。
スープカレーだ。
じゃがいもを茹で、さらに揚げる。
ナスやキノコも揚げる。
ゆで卵も用意する。
野菜と鶏肉の旨みが溶け出したスープに、それらを盛り付けていく。
緑の野菜枠としてピーマンを採用したかったが、近くのスーパーでは売っていなかった。
この時期はなかなか出会えなくて、少し寂しい。
思っていたよりも簡単にできた。
少し前までは、レンジで温めることすら億劫だったのに。
さっぱりとしたスープのあとから、しっかりと辛みが追いかけてくる。
カルダモンが“スパイスの女王”と呼ばれるのも納得だ。
けれど私は辛いものがあまり得意ではない。
食後のデザートに、昨日いただいた生チョコと生キャラメルを口に放り込む。
ねっとりとした食感と、真っ直ぐな甘さ。
辛みをやわらかく包み込んでくれる。
一昨日から書き始めた『帰って私はゲームする!』も、もうすぐ完結しそうだ。
今回も短編。
まだ短編しか書いたことがないけれど、いつかは中編にも挑戦してみたい。
生キャラメルは、あっという間に溶けていった。
けれど、口の中に残る甘みは、しばらく消えなかった。




