VR側
遂に配信日になった、Monster Trouble。
このゲームは異世界で冒険をしようと言うあらすじで、
始まり、PV映像はまるでリアルな迫力のある動画だった。
そんなゲームだが、注意書きなどに、精神を異世界に
持って行き、そこで新たな肉体を用意して、冒険をしますと書いてあったらしい。そんな注意書きなどで賑わい、
今日配信日を迎えた。
「楽しみだ、今日が土曜日で助かった。平日だったら学校あったからな」
そう言って、彼はゲームを起動した。
目覚めると、選択画面が目の前にあり、種族選択から始まる様だ。
「お待ちしておりました。案内役のリリです。分からない事や、気になる事があれば、お聞きください」
彼女はそう言ってきた。とりあえず、各種族の事を聞く。
「各種族について、解説してくれ」
「分かりました。まず人間種はそのままですね。
特に特殊な部分がなく、扱いやすいです。
獣人種は、魔力が少なく、身体能力が高いです。
それに、ケモ耳と尻尾が付きます。魔法を使うのは、
得意では無いですね。放出系は絶望的です。
エルフは森を愛し、森と共に生活をしています。
街に居るエルフは少ないですね。また、美人なので、
よく狙われ、数を少なくしていますね。あと耳が尖ってます
魔法との親和が高く、魔法を使いやすいです。
精霊とも仲が良く、力を貸してくれます。
ですが筋力はあまりなく、耐久力も少ないですね。
森の中ならば、かなり頼もしいですね。
あとは、魔物系ですね。魔物はランダムで選ばれます」
なるほどと思い、無難人類を選び、自身の体を少し変えて、
スタートをする。
オープニングなど無く、いきなり街にワープした。
当たりを見渡すと協会の様だった。
協会から外に出ると、中世の街並みが広がっていた。
「おお〜。凄いなリアリティだな。感覚もしっかりしてるし、辺りを散策するか」
そう思って街を見て行くが、重要な施設内にしか、
NPCが居なかった。街の広場の看板に、
現地人はこの街には居ません。
と書かれていた。配置しとけ、と思ったが自由度を上げる、
為の行為かも知れないと思い、叫ぶのを咄嗟に辞めた。
他の人達も街の外にでて、レベル上げに走っていて居た。
「もう少し街を探すか、もしかしたら、何処かに居るかも?」
そう思い、街を隈無く探し回り、下水道を発見した。
下水道は、思っていたよりかは、臭わなかったが、
臭いものは臭かった。
下水道内の小部屋もしっかり見ていくと、可笑しいと感じた
上は綺麗で清潔だったが下水道の小部屋は血や物に引き摺られた後などがあった。それらを辿って着いたのは、大きな
扉があった。
「何だここ?。絶対ボスか黒幕居るだろここ」
そう思いながら、5以下はデスペナが無いので、
迷わずに扉を開けようとしたが、重くて無理だった。
辺りを見渡すと開閉レバーがあり、上にあげると、門が開いた。門の中は魔法陣が書いてあり、そこには、大量の血の跡が残っていた。
「謎だな。普通に考えるなら、魔法陣に生贄を捧げて、
何かしようとしてたらしいが、全く情報が無い、
無理だな」
そう言って、元来た道に戻り、上に上がって行った。




