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プロローグ

(だれ)しも一つや二つ思い出したくない、(ほうむ)り去りたい過去ぐらいあるだろう。

いわゆる()()()というやつだ。



私の場合、それは中学生の時の記憶だ。



偶然、額にできた稲妻型(いなずまがた)の傷により目醒(めざ)めてしまった私。

あの頃の私はいつも右目が(うず)いている気がしていたし、不思議な力が体に宿っていると思っていた。

両親には自分は魔法学校に行くと言って聞かなかった。

いわゆる中二病というやつであった。



これはそんな過去の私が引き起こした黒歴史の話である

初めてなろうさんに投稿します!

よろしくお願いします。

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