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呪われし転生者  作者: 青いヒヨコ
第一章
7/66

6 彼女のこれまで

呪いの説明最後です。


「あ~えっと…………あ。アヤノさんの呪いって何ですか?」


ふて寝を決めたふりをしているアヤノさんに続けて聞いた。


「叔母と友人と長老と…あと………甥と…忘れた。」


寝たふりをしながら返事をしたアヤノさん。


「……………忘れる物なんですか?」


「いんや。普通は忘れないよ?でも私は長く生きているからね。そんで、どうでもいい呪いとかあるからね。」


どうでもいい呪いって………


「ふ、ふーん……呪いって増えるんですか?」


「増えるよ。結構簡単に増える。呪われてるやつを殺しても増える。死んだやつは一番頭の中に残っているやつのところに行くからね。」


よっこいしょ、っと体を起こして話す。


「……あれ?長老とか言ってましたよね?」


「うん。私はエルフとあと長命種のハーフだからね。エルフの友人も呪いになって私の傍に居るよ?」


「……………変な事を聞いちゃってすいません。」


「いいよいいよ。結構この話してきたからね。」


「それはまた、どういうことですか?」


「君以外にも呪われた子供を育ててきたんだよ。君が最年少。」


ビッと僕を指差して笑う。


「そういえば、何故僕は4歳なのに流暢にしゃべっているのでしょうか?」


「まぁ、それにも呪いが関係してくるかな?旅で分かると思うよ。」


呪いスゴイ


「そういえば、何時此処から出るんですか?」


「明日の朝、近くの街に行こうかと思っているよ。君が居たとこは村だから、それ以上だよ。疲れるだろうから早く寝な。」


「…………はぃ…………………………………」




スー……スー……スー…………




アヤノ:「はっや。」

お読み頂きありがとうございます。

誤字脱字がありましたら報告お願いします。




おまけ


「ふふ………可愛い……」


そう言いながらアヤノは布団をかけてあげました。

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