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呪われし転生者  作者: 青いヒヨコ
第一章
43/66

41 アヤノさんの通信


side ???


「やっとできました!!これで姉さんを元に戻せる!!ああ……待っていてください姉さん………貴女を正気に戻して……操った者共を殲滅するのです……!」


……叫んでるなぁ……

毎日あんだけ叫んどいて喉痛くならないんだろうか。そこだけ不思議だなぁ……


そうやって自分がぼーっとしていたら怒鳴られた。


「何をやっているのです!!早く姉さんの居場所を教えてください!」


こうやって怒鳴ってきたから、教えてやったらルンルンで出ていったよ。


んでもって一週間後にはぶつぶつなんか言いながら街中でうずくまってたよ。


次の薬は……とか、姉さんは……とか色々。


あれもう薬ヤってるタイプだよね。本人は否定しているけどさ、毎日食後にカプセル飲んでんの気づかないとでも思ったのかなぁ。


「ねえ、ここの……ほら……何つったっけ?」


「式?」


「ああ、そうそう。えっとその式さぁ、もうちょいここを強くしたら良いと思うんだよね。」


「展開中の呪いの量を?」


「うん。君も成長しないワケ無いし制御するのだって上達してるでしょ?だったら呪いももう少し解放しても良いんじゃないかって思ってね。」


「…………わかった。」


不服そうだねぇ。自分が呪いの事何も知らないくせに、って思ってるんだろうねぇ。


薬の影響もあるのかねぇ。

何にせよ、そろそろコイツはダメかなぁ。ハマりすぎてるからなぁ。



◆◆◆


side アヤノ



あー、めんどくさい。

貴族って何であんなに面倒なんだろうねぇ。


「筆頭、どうなさいました?」


話しかけてきたきた方を向いて首を横に振る。

何でもない、の意味だ


礼をして下がっていったのはバーレ。

前に拾った盗賊B。イニシャルが本当にBだったのだから驚きだ。

んでもって口調を直させた。まぁそれでも本性が出るときがあるから基本喋るな、と言ってある。


私の今いる部屋では気を抜くからその度に睨んで黙らせている。


ここで暗影部隊隊員の主な武器を紹介しよう。


まずアリス。鈍器。ハンマーとかバットとか、その日の気分で持ちかえている。


次にラナウ。ダガー。他にも種類があるんだけど私があげたモノしか使わない。


最後、バーレ。ナイフ。色々持たせてある。瞬殺出来るやつとか悲鳴をあげさせるやつとか。


他のもいるんだけど大体同じようなモノ。

でも切り口とか全員バラバラになるように一人に一つは武器買ってあげてる。


何で被らないようにしているのか?

そりゃ悪徳貴族や冒険者が全員同じ組織がやったってばれたら国がヤバい。だからだけど。


んー………暇。




あー、そうだそうだ、弟君にアレ持たせてあるんだった。


あ、でも声出すのは不味いなぁ……


……念話でいけるか?よし、やってみよう!


『あーあー……もしもーし?弟くーん?ユテアー?聞こえてますかー?』


『『!!??』』


そんなに驚かなくてもいいと思うんだよね……


『あれ?三人?ヴァイヤさんじゃないし、どなた?』


『あ、アヤノさんでしょうか?』


おー、ユテアじゃん


『おー、ユテアじゃん、ではありません!この人形が喋ることくらい教えて下さってもよろしかったのでは!?』


あれー、言葉づかいが丁寧になってるー


『ええ、それはそれは大変でしたの……ではありません!』


『む?アヤノと申したな、ユテア。』


『ええ、申し上げましたわ……?』


『はろーなのじゃアヤノ!妾はルナじゃ!覚えるがよい!』


あー、あーあー、ルナさんか、お久しぶりですね。


『…………忘れておったのじゃな』


……そっちはどんな感じー?おとーとくーん


『あ、えっと、その、』


………?  ・・・ああ、なるほど、理解。

ヴァイヤさんはこの事知ってんのー?


『ヴァイヤさんは「アヤノを呼ぶ」と家を出ましたが……』


!!


三人とも!外へ出ろ!今すぐに!!


『『!!??』』


『あい分かった。ほれ行くぞ。』


二人の小さな悲鳴と引きずられるような音がして、パタンという音で外に出たのだということを知った。


少しの安堵もつかの間で…



次の瞬間、爆発音が鳴り響き、念話での通信は途切れた。

お読み頂きありがとうございます。

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