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34 謎の存在と暖かい手
よく分からない回ですが、前々から書きたかったのです。
短いです。
僕は悪い子なのか?
僕は居ちゃいけないのか?
僕は生まれなければよかったのか?
僕は何なんだ?
何がしたいんだ?
僕は────
『大丈夫』
僕、は───
『何も心配しないで』
ぼくは、
『私に任せて』
ぼく
『何も言わないで』
……
『そう。何もしないで、私だけを見て、私だけ考えて──』
「いけないよ、少年。」
ふと、暖かいものが、目の前を暗くした。
「惑わされてはならないよ。現実を見なさい。」
低いきれいな声が僕に教えてくれた。
「他者に全てを任せてはいけない。君の道は、君自身が決めなさい。」
僕自身で、決める。
「そうだ。君は、君なのだから。」
お読み頂きありがとうございます。




