10,アヤノ視点
やあ、アヤノだよ。
1ヶ月くらい前かな。面白い噂があったんだよね。
「おじさん、このお菓子ちょうだい。」
私はドーナツもどきが売ってる露店で注文した。
「あいよ。……お客さん、変なのつけてるね。」
「おや、分かるかい?おじさん、いい眼をしてるね。ところで、この辺で変なこと、起きてないかい?例えば……ある子供が原因で人が怪我してるとか。」
「ああ、あったな。だがまぁそういうやつはあっちのギルドで聞いた方が細かい情報が入ってくるぞ?ほら、どうぞ。」
おじさんがドーナツもどきを出してくる。私は金を払った。
「どうも。……どっちって言った?」
「あっち。」
指差した方向を見てみる。
「了解。ありがとね。」
歩いて行くと大きめの建物が見えた。ギルドかな?ギルドだね。どーんと書いてあるし。
「お邪魔しまーす。」
突如現れた謎の女に驚いてるみたいだねえ。フッフッフ。
「欲しい情報があって来たんだけど、子供が呪われてる、とか、小さいのに恐ろしい程できる、とかないかい?」
「あるにはあるが、そう簡単に渡す訳にはいかないな。せめて強いと証明しなければ。」
おや?絡まれるとか思っていたのに。心配してくれているのかな?………………あ
「そういえば、そろそろギルドに顔出しとかなきゃいけないんだった。」
「ん?嬢ちゃん、冒険者かい?」
「ああ。そろそろ期限だからね。依頼でも引き受けるか。」
掲示板の方を見る。うーん。引かれるのが無いなぁ。
「お、サラマンダー。コレ引き受けるよ。受付の方、コレはいつまで?」
「え?ええと、引き受けてから一週間後までですぅ。」
「了解。あ、カードはコレね。」
ザワッ
「ヒイ!?りょ、了解しましたぁ!!」
「お、おいあんた、情報、やるよ。」
「お。助かるよ。」
男は紙に何かを書いて渡してきた。
「この地図の…この辺だ。村に、出来すぎている、呪われてるといわれるガキがいる。気を付けろよ。」
「ハイハーイ。ありがとねー。」
私は地図を受け取り、呪われてるであろう子供がいる場所へ向かった。
お読み頂きありがとうございます。
……あれ?1話で終わるはずなのに…?




