表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コノ先奈落行キ特急列車  作者: へいわしゅぎしゃ
2/4

 二話目です。学校の冷房が辛いです。

「な、なんで人形がしゃべってるんだ!」


「....ん?おお!人間がいたのか。ごめんね。」


 人形はそう言うとお辞儀をした。


「な、何なんだお前は!」


「僕?僕はバーント、しがない一般人だよ。()()、ではあるがね。」


「何で、なんでぬいぐるみがしゃべっているんだ?!」


 あと元って何だ?...いや見た目か。


「なんでって、そんなの誰も知らないよ。まだわかって無いんだから。それよりは、ぬいぐるみってなんだい?」


「はっ?...........いや鏡見ろよ。いや鏡は無いから窓で見れば?」


 ここに来てから驚くことが多かったのだが、落ち着いてきた。理解は出来ないな。


「........ああ、私はぬいぐるみなんだね。」


 なんか会話がかみ合ってない気がするがまあ良いか。それより、


「ゲームって何?」


「....ゲーム?ああ、さっき言っていたやつか。えっとソレはね、ただのギャンブルだよ。」


「....何だ...」


 拍子抜けだな。ん....?


「.......この部屋にいるのも、もしかしてゲームだったり?」


「....かもね?わかんない。とりあえずあの車掌室、入りました?」


「あ、入ってないな。」


「じゃあ入ります?」


「うん...あっちょっと良い?」


 一つ忘れていた。


「何です?」


「あのぶら下がっている人?あれ死んでる?」


「....多分生きちゃいないですね」


「ほんと、これがゲームなら相当悪趣味だな。」


「ほんと、悪趣味な()()ですよ。」


 そういうとバーントと名乗ったぬいぐるみは深くため息をはいた。


「それじゃ入りますか。」


「いや、その前に、君も名前を教えてくれないか?」


「僕の名前は....何だっけ?あれれ?」


 じ、自分の名前すら覚えてないとは....過去のことは覚えているのに


「ごめん、忘れた...」


「そうか、ならごめんな。」


 バーントはそういうと、


「ほんと、悪趣味だな。この世界は。シャカとやらがいたなら我々はみなジゴクイキ、なんだろうな。」


 はき出すように言った。

これが後悔されている頃は、私はもう寮なので、色々二週間後まで待ってクダサイ。


予約掲載であしたも投稿はします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ