豪鬼戦・3
さてさて、ふざけましたけども、まぁまだ豪鬼との戦いは終わってないわけで、ミコトの四方陣でなんとか耐えている形である。
「おいおい本当にがっかりだな」
「く・・・・」
そういわれてもしかたあるまい。なんとか豪鬼のHPを現在7割ほどにしたとはいえ、相手は一人、こちらは二人なのだ。
「けんさん!あなたがダメージを与えるしかないのですよ!!」
「わーてるよ!」
「ははぁ!」
「う!豪鬼!」
「まったく・・四方陣!!!」
その瞬間目の前にあらわれた、丸い結界が豪鬼の攻撃をうけとめた。
(・・・・これは・・)
この四方陣を使って攻撃を当てれるかもしれない。
「ミコト!その四方陣何個までだせる?!!」
「え?ええと・・・どうじになら最大30ほどでしょうか・・。しかしそれがなにになるというのです?」
「いいから俺と豪鬼のまわりにだしてくれ!」
「わかりましたよ!!」
ばばばばばばばばばっ!!!あっというまに俺と豪鬼のまわりに30くらいの四方陣があらわれた。
「よし!!うおおおお!!ダンス・フレア!!!」
「ダンス・フレア」威力は弱いが、一度に20もの火球を相手にむかわせられるかく乱ようの技である。
「よし!!これで!!」
いけるかもしれない!初めてそう思った。