豪鬼戦・2
「はぁ!!!」「つぅぅぅ!!!」
くそ!やっぱ強い!
「なにやってるんですか!「四方陣」!!」
「四方陣」ダメージを一定までガードする陣を作る。まぁ俺が足引っ張りまくってるんだとおもうけど・・・。
「まったく・・シラハさんなら・・・」
むっ!まぁ思ってはいたが口に出されるとは!
「あぁ!?てめぇこのロリが!おまえこいつと戦ってからいえや!!!」
「なっ!誰がロリなど!!」
「うるさいわ!!!」
ブンッ!!!!豪鬼か!!いつのまに!!
「うおっ!!!」
あぶなっ。頭の上ぎりぎりを・・・。
「くそっ!!」
「四方陣」があるからと言ってなにも考えず突っ込んだら殺される・・・。
しかも相手のほうが力も場数も上だ。
「ったく・・。どうする・・」
100レベルの身体能力でなんとかつないでいるものの、気をぬけば終わり・・・。
「・・・不安しか出てこねぇぇ」
「ふん・・なにもしてこないのか?」
「なっ!!!!」
いつの間に!!!
「どうやら・・レベルだけのようだな」
・・・・・・あ?
「おいてめぇ、いまなんて言った?」
「レベルだけ」言ったんだ」
「ほう・・」
いや、よくかんがえてみろ。場数はこの世界に来る前に嫌というほど積んでいたじゃないか。レベルも、装備も、こちらが上だ。まだ希望はある!
「おい、ミコト」
「・・・・・・なんでしょう」
「・・・・・・シクシク」
「ええ!!なんで泣くんですか!!」
「だって・・えぐっ・・頭の中で・・おぐっ・・あんなにポジティブに考えてたのに・・うう・・そんな顔されるなんて・・。」
やっぱり無理かもしんない。