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甘い夢を(スィートスィート)  作者: 山中由里
9/52

I

 あたしの手を握り、ちょっとカッコいい声でそう問い掛けて来た。

「一回五百円だよね? あたしは多分、五回行ける」

 三千円は入ってないんじゃないかな? あたしはそう思うから。でも全財産を失いたくはないから、早く特賞が出ることを願う。

「ゆいゆい、何にお金使ったの? 随分少ないよね」

 あっ、ばれた? まあ少し前までは、福澤諭吉さんがあたしの財布にいてくれたからね。

「ちょっと……、文房具を買ったの」

 ファイルとかシャーペンとか……、だってぇ……だって智樹さんがぁ。

「智樹さんが、買ってくれってあたしに……」

 みゆみゆはあたしのこの気持ち、当然分かってくれたらしい。

 そうよね、理解できない訳がないわ。むしろ逆に、この気持ちを理解できないような人の方が間違っているのよ。

「多分あたしも六回引けるかどうかってとこ。理由は、ゆいゆいと大体同じかな」

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