49/52
X
「ゆいゆいもなんとか言ってよ。それだとまるで、ゆいゆいはあたしのことが嫌いみたいだよ。それとも、ゆいゆいはあたしたちが愛し合うことを許されなくても。それでもいいって言うの? 仕方がないとか、そう言うのかな」
ごめん、みゆみゆ。あたし、否定する術を知らないの。どうしたら同性愛を正当化できるか分からないの。腐女子として、ずっと推進してきたくせに……。
「あたしとみゆみゆは愛し合っている。誰も否定なんかしていないよ? ほら、みゆみゆも落ち着いて。誰もあたしたちを否定してなんかいない。堂々と愛し合っていいんだよ。きっと、いいに決まってるよ」
あたしがそう言うと、みゆみゆは満足そうな表情になる。その姿があまりにも可愛くて、あたしは抱き締めてしまっていた。
「あぁっ」
声を漏らし、みゆみゆもあたしを抱き締めてくれる。




