26/52
S
「何不思議そうな顔してるのよ。もしかして分からないの? いや、そんな筈ないよね。ゆいゆいまさか分かるでしょ? ずっとあたしの傍にいてくれた人だよ」
あたしとみゆみゆは一生の親友。分からないなんて許されないことだよね。
みゆみゆにとって大切な人、ずっとみゆみゆの傍にいてあげた人。
「正解発表と行きますか。諦めてそれでいい?」
諦めるなんてしたくないけど、でも分からないものは仕方がない。
いつまでも意地を張ってたって、ただ時間が過ぎていくだけ。そんなあたしにとってもみゆみゆにとっても無駄なこと、あたしは絶対にしたりしないもん。
「ごめん、分かんない。教えてよ、あたし知らない」
少しむっとするかと思ったら、笑顔のみゆみゆは悪戯に笑った。
「き・み・だ・よ♡」
耳元で囁くみゆみゆの甘い声に、あたしはきゅんときてしまった。




