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Q
ボーっと考えてるうちに、あたしはもう家に到着していたらしい。
みゆみゆは、どう思っているのだろうか……。
可笑しいよね。みゆみゆの気持ちが分からないのに、あたしが勝手に悩んでいるなんてさ。
そうだよ。あたしが悩む必要なんてないんだよね。
そう納得させると、あたしは部屋に籠もった。そして音量を五月蝿いくらいに出して、イヤホンもせずにゲームを始めるのであった。
どうせ近所迷惑になるほどではないし、家には誰もいないんだし。誰にも迷惑にならないんだったら、今くらいは別にいいじゃん。
今くらいは、許してくれたっていいじゃん。
あたしが二次元に戻ること、お願いだから許して欲しい。
憧れていた青春は、苦くて悲しいものだった。だからあたしは、現実は諦めてしまうんだ。
ゲームだったら恋が繋がるから、絶対に可能だから。




