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その日はみゆみゆに任せたまま、遂に部活終了時間を迎えた。
「「「ご苦労様でした」」」
トモティーは挨拶が終わると、すぐに部室から去って行ってしまう。
「みゆみゆ、帰ろっか」
「うん。そだね」
まだみゆみゆにはトモティーパワーが残ってるらしく、ニヤニヤとしている。
「ゆいゆい、今日のトモティーは最高だったね」
ニコッと可愛らしく笑うみゆみゆ。やっぱみゆみゆは、可愛い可愛い女子高生なんだよね。
妄想大好き女子高生じゃなくて、素敵な恋愛をする青春系女子高生なんだよね。
「ゆいゆい、どうかしたの? ボーっとしてるけど、宇宙人なんていないじゃん」
確かに変わった子ではある。
ボーっとしてる=宇宙人がいる。そんな式を成り立たせようとするような子だもの。
「何でもないよ。トモティーカッコ良かったなって、ちょっとした妄想してただけ」




