第二十五話 その差、天と地の如く
皆さんは「君たちはどう生きるか」見ましたでしょうか。
私はぶっ刺さりました。
「ここは貴方達と同じ、中等部の生徒が使っている階よ。
一階が初等部、二階が中等部、三階が高等部が使う階層になっているの。
屋内は攻撃系魔法は厳禁…まあ、当り前よね。試合等は敷地内の演習場でやっているわ」
シルヴィアは普通の教師の様に振る舞い、先頭を行く。
僕以外…アルトすらも何も感じていないんだろう。この人の魔力に。
ここの教師のほとんどが実戦経験者らしく、質も高い印象を受ける。教師を何人か見た感じ、ある程度は魔力を抑えていたりしている様だが遮断には至ってなく、気配は普通に気付けるレベルだ。
しかし、シルヴィアの魔力は微塵も感じないのだ。
そんな訳はない。
どんなに魔力を絶っても、決して無くなりはしないと教えてもらった。
先生の様に結界とか張られていると例外かもしれないが……それか?
熟練者ほど体に魔力の膜の様なものが薄く張られ、色濃く見える。
薄ければ薄いほどコントロールが巧みで、色が濃いほど魔力量がある。
で、シルヴィアにはそれが全く見えない。
先導している彼女は一見隙だらけに見えるが、今は腕すら上げる気になれない。
まるで誰かに押さえつけられているかの様に、本能的な恐怖。
喉元に刃物を突きつけられている様な緊張感に襲われる。
「どうしたの?シンさん?さっきから落ち着かないみたいだけど……体調不良かしら?魔力が乱れているみたいだけれど」
「え⁉…いや、ちょっと緊張してるだけです……」
笑顔でほほ笑んできたシルヴィアだが、不敵な笑みにしか見えない。
「そうそう、アルト君は中級魔術が使えるのよね?その歳で凄いわね。得意な系統は?」
「いやぁ、大した事無いっすよ。(あれ?なんで知ってんだ?)得意なのは氷系統…かなぁ」
「そう…シンさんは?」
「僕は……魔術は苦手で」
「あら、そうなの?意外ね。……勿体ない」
最後の方はボソボソ言って聞こえなかった。
会話しながら僕らは一つの部屋に誘導された。
「ここは刻印魔術や魔道具の研究室よ。今、丁度うちの主力の一人が居ると思うから活動を見ていくといいわ。ルキナ、入るわよ」
「ん……うわぁ!何ですか?シルヴィア先生!そんなに人を連れてきて……言ってくださいよ!いやぁ……ちょ、汚ったないんだからぁ……ああぁもう!この前、遠距離連絡用の魔道具あげたじゃないですか!」
「ああ、アレね。……無くしたのよ」
「ええぇ⁉ボ、ボクの貴重な作業時間が……」
部屋の中で、銀髪のメガネっ娘がドタドタと慌ただしく走り回り、何とか片付けようと必死になっている。
確かに、部屋の広さの割に足の踏み場が無い状況ではある。
天才は片付けができなかったりするみたいだし……悪い事じゃないさ、うん。
「はぁ…はぁ…初めまして…じゃないですね、はは。魔術研究会の刻印魔術部門と魔道具部門の副主任をやってます、ルキナ=ロジェスティです」
「……?どうも」
「ヒメ、同級生ですよ。しっかり」
「えっ⁉あ、あぁ…自己紹介の時以来だよねぇ」
ナイス耳打ちアシスト、ジル。
同級生が百人を超えると、流石にすぐには覚えられない。
逆に何でジルがそんなに記憶力が良いのか…信じられないんだけど。
「ルキナは魔術に対する知識が頭一つ抜けているのよ。だから、中等部一年で副主任をやっても誰も文句は言わないわ」
「へぇ、凄いね!ルキナさん!」
「い、いやぁ……大した事ないよ。ボク、魔術しか取り柄がないから。シンさんみたいに、入学初日から凄い人たちで派閥作ったりするカリスマ性と力がうらやましいよぉ……」
「え?派閥……?」
そんなん作った覚えないけど⁉
まさか、この四人が取り巻き扱いされてるのか……?
「うん、有名だよ?”天才アルト”と”暴人ジル”を手なずけた”魔性のシン”って。正直もっと怖い感じの人かと思ってたんだけど、なんか安心したよ!」
「おお!ヒメ、もう有名人ですか?流石」
うおぉぉい!なんだよそれ!誰が魔性だよ!
ああ…もうたった数日で有名になってしまって……終わったな、学園生活。
「あはっ、あはは……あ、ルキナさんそれは?」
「ん?これ?これは”自動でコップを温め直してくれるコースター”だよ。火傷しない程度には温まるよー」
何とか話題を変えて、発明品を紹介してもらう流れに持って行けた。
まあ、噂も時間が経てば風化していくでしょ……変な方に行かない事を願う。
ルキナさんの説明に四人が興味を惹かれていたみたいだが、僕だけはフラフラと室内を見て周っていた。
その時だった。薄暗い部屋の隅を覗く僕の後ろから、シルヴィアの声が聞こえ咄嗟に振り向く。
「そんな所、何もないわよ?シンさん。ところで貴方……何をそんなに怯えているの?ふふっ」
「……じゃあ聞きますけど、シルヴィア先生。あなた何者ですか?魔力が全く見えないのは異常だと思うんですが」
「あぁ、貴方は見る事ができるのね。道理で……じゃあもういいでしょう」
な、何がいいんだ?何か仕掛けてくる⁉
「”巨人は”?」
「……は?……あ⁉」
はぁ……そういう事か。
「”蟲に目もくれず、だが蟲の毒でいずれ絶える”」
「ふふ……よく言えました。シンさん」
「なんでこのタイミングなんですか」
「泳がすのはよくある手法でしょう?知らないのなら覚えるべきね」
デューク先生に言われた”内通者”とあった時の合言葉だった。が、唐突すぎて一瞬理解できなかった……
じゃあ、シルヴィアが内通者って訳か。
この人が…先生より腕が立つ、のか?うーん……そうは見えない。
シルヴィアが、大きめに一回手を叩いた。
「ルキナ!お客さんは帰るそうよ。貴方も寮に帰りなさい」
「はーい。じゃあ皆さん、一緒に帰りましょうか」
「え、ちょっ!アルト⁉」
アルトとジル達は、僕が見えていないかの様に帰って行ってしまった。
僕の呼びかけに一切反応せず、まるで自分の存在か消えたかの様な感覚に陥る。
「ちょっと!何したんですか!」
「邪魔だったから退室してもらっただけよ。大げさね。今日は貴方だけでいいの」
シルヴィアの声のトーンが少し下がった。
恐らくこっちの方が素に近いんだろう。
「ついてきて」
◇
一階にあるシルヴィアの部屋に連れて来られた。
一見普通の部屋の様に見えたが、シルヴィアが床に指を向け円を描く様に回し続けると、床が変形して地下に向かう螺旋階段が何処からともなく現れた。
魔術式は出ていない。いったいどういう原理なのか。
「シルヴィア先生がいなくなったらまずくないですか?色々」
「あぁ、それはこの”人形”を使うから大丈夫よ。いつも通りなの」
どこからともなく湧いて出てきた土が、生き物の様に盛り上がっていき人の形になっていく。
デューク先生も土魔術で小屋を作ったりしていたので、そういう類のものなんだろう。
「後は見た目を色々トレースして……ほら、行ってきなさい」
どう見てもシルヴィアにしか見えないそれは、一人でに歩いて部屋を出て行った。
シルヴィアはさも当たり前の様に振る舞う。
「ほら、はやく行くわよ」
「はい……って、これ何処につながっているんですか?」
「何処って、反徒の拠点に決まってるじゃないのよ」
長く続く螺旋階段を降りながら、僕らは話す。
シルヴィアの履くヒールの音が鮮明に響き渡る。
音が良く響く事から、かなり深い所まで繋がっているのが容易に想像できる。
「あの爺さん……デュークだったかしら?まだ元気にしてるの?」
「ええ、あの歳とは思えない位に元気で強いですが……あなたの方が腕が立つと言ってましたよ」
「そうね……三戦やって私が全部勝ったけど、お互い本気じゃなかったし遊びみたいなものよ。剣だけの技術だったら、デュークは世界でも通用しそうだけど」
あの先生に三戦全勝とかマジか。
シルヴィアは相当な魔術使いなのだろう……さっきからやっている事がえげつないので納得はできる。
「これ、はやく乗ってくれる?」
一番下まで着いたのも束の間、先の見えない真っ暗なトンネルの入り口に一枚の平たい岩があり、シルヴィアはそれに躊躇なく乗る。
僕は、頭上で勝手に戻っていく螺旋階段に目を奪われ反応が遅れた。
シルヴィアが腕を軽く奥から手前に振りかざすと、真っ暗いトンネルに流れるように無数の光が灯った。
そして一連を待っていたかのように、岩の板はゆっくりと動き始めた。
「これは……こんな空間、もともとあったんですか?」
「私が作ったのよ。こういうの得意なの。色々聞きたいのはわかるけど、めんどくさいから後でまとめて聞くわ」
「はい……」
そうこう言っている内に大きな建造物が見えてきた。
岩壁と融合したような……遺跡の様な見た目をしている。
見回した感じ、この空間は楕円形のドーム状になっていて数か所のトンネルがあり、まるで蟻の巣。
「あ!支部長!お疲れ様です!」
「ご苦労様」
「シルヴィア先生、支部長なんですか…」
「そうね、期限付きなのだけれど」
二階建ての岩の建物に入る。
外見とは打って変わって、内装は意外と近代的だった。
学園の特別寮と、さほど変わらない様に思う。
「私の趣味よ。全部私がデザインしたの」
「え?」
「貴方の顔を見れば言いたい事はわかるわ。それに、聞かれなれたのよ」
「は、はぁ……」
「さあ、ここが私の職場よ。奥の扉は私室だから入らないで頂戴」
本だらけの空間だった。
建物を外から見た感じは、こんな広い空間を想像できなかった。
シルヴィアはだらしなく書斎机に腰を掛け、少し気だるそうにこちらを見る。
「ふぅ……シンさん、今から起こる事を口外しないと誓えますか?」
その言葉に、身構える。
「ここに来た時点で、人に言える事をしていませんしね」
「それもそうね。よろしい」
シルヴィアの体が光に包まれたと思った途端、光は足元から粒子になりゆっくりと消えていった。
一体次は何の魔術だろう…と凝視していたら、シルヴィアは別人に変わっていたのだ。
「はあぁぁ、ふぅぃ~。あんの姿疲れるのよねぇ~、ヒールとか普段履かないし。口調も気張ってしゃーないわ!」
お淑やかな高身長美人はそこにはもう居なく、僕より三~四歳位しか変わらなそうな少女が愚痴を垂れてそこに居た。
腰まで伸びる偽物の様な金髪に、宝石の様な青い瞳……まるで想像の中の妖精の様。
そんな摩訶不思議な事が起こっても、一か所だけより一層目に止まった所があった。
初めて見るはずなのに、馴染みのある尖った耳。
「……エ…ルフ?」
「へぇ⁉シン、あんた人族なのに良く知ってるわね。そうよ。この姿は一部のヤツ以外は見せるつもりないから、口外したらあんたでも殺すからね」
「は、はい……ドア、鍵かけてます…?入られたりしたら」
「あー、大丈夫大丈夫。ノックしないで入ったら殺すって言ってあるから」
言動が怖い。
反抗期の女の子が家族に言う威嚇の言葉ではなく、たぶん本気で実行するんだろう。
それに反してあたかも日常会話をしている様な軽い雰囲気で話す。
そのまま書斎椅子に飛び込む様に座り、こちらを向く。
「質問を受ける前に、自己紹介よね。”シルヴィア”は人界で活動する為の偽名。
本名は”フェイリスルーチェ=フォン=ユニクライブ”っていうの。フェイリスでいいわ」
「もしかしてだけど……僕と歳があまり変わらなかったり?」
「はあぁ⁉見た目で決めつけるなよ、ガキィ?私はあんたより六十年以上生きてんのよ!敬語使え、敬語」
「えぇ⁉す、すいません……」
いや、どう見ても中一か中二くらい……
長命種だから成長が遅い…というセオリーは、この世界にも適用されるのか。
……ん?てか、デューク先生より年上になるのか⁉
「さあ、めんどくさいけど質問を受けいれるわ。いいわよ」
「じゃあ……なんで僕だけ連れてきたんですか?デューク先生にはアルトも一緒に行動する様に言われてんですけど」
「え、あー……アルトはいいかなって思って。それにほら!あなたの方が賢そうだったから。その歳で魔力操作がかなりできるみたいだし、当然じゃない?アルトは明日連れてきて」
「は、はぁ…で、では何で妖精族のフェイリスさんがこんな所で反徒の支部長をやってるんですか?」
龍族と妖精族は、世界の二強だと本に書いてあった。
どちらの種族も、他種族の国に行く事はほとんど無いとも。
「グレイに助けられたのよ、森で死にかけていた所をね。あれはホントに不覚だったわ……まさか毒キノコだったとわね。それの恩って訳。あと私、妹を探してるのよ。それの手伝いをしてくれるって言うし、じゃあ期限付きでやってもいいかなってね」
「成程、WINWINって訳ですね」
「うぃん…うぃん…?」
グレイの運の良さには驚かされる。
というか、妖精族でも毒キノコに殺されそうになる人族の森危なくない?
僕、そんな所でサバイバルしてたのかよ……
「ここに来るまでと言い…その変装する魔術とかかなりの技量だと思-」
「魔術?そんなものと一緒にしないでくれる?あれは”魔法”よ」
「え?一緒……では?」
「…はあ、そうだったわ。この国の情報規制なめてた…あのねぇ、”魔術”と”魔法”は別物よ?」
フェイリスは顔を片手で覆いながら、呆れた様子でこちらを見る。
僕の知識では、その二つに別物と言うほどの違いはないと思うけど……どっちも結局は超常現象だし。
わからない事は素直に聞いておくのが利口だろう。
「何が違うんですか?」
「…シン、随分落ち着いてるわね。やっぱあんただけ連れてきて正解だったわ。魔術は微精霊を介して魔術式を展開させているわよね?こんな風に」
床から岩でできた桶が出現し、フェイリスが手をかざすと魔術式と共に大粒の水球が浮かぶ。
実につまらなそうに、肩肘をつきながら。
「魔術も使えるんですね」
「今のは見様見真似でやっただけよ。遊びで二~三回しかやった事ないわ、魔術なんて。妖精族は魔法が使えるからそんなもの無くていいのよ」
え?なんとなくやってそれ?
大分デカめの水球だなって思ったんだけど……
「で、よ。魔法はね、精霊と契約して直接精霊が発動させているものよ。精霊は魔力を対価にして契約する事ができて、初めの契約以外で契約者が魔力を使う事はないの。より強力な精霊ほど、多い魔力を取られるわ。足りなくて死ぬバカはたまにいるわねぇ。私達妖精族は、生まれた時には魔力量が既に決まっているから運も必要になってくる。あと、相性の良い属性とか…契約できたけど言うこと聞かないとか結構あるのよね」
「成程……微精霊と精霊じゃあ、そんなに差があるんですか?」
「フンッ、差なんてもんじゃないわよ。微精霊を単体として比べるなら、下位の精霊は一千万倍、中位で一億倍、上位で五十億倍、もっと上は噂でしか聞いた事ないけど…最高一兆倍なんだとか。私は精々中位が限界ね」
いっちょう?
え?いっちょうって……一兆?
そんなの、どうしようもないじゃないか。はははっ
そりゃ、最強種族だわ。
「あは、あはは。ま、魔法はどうやって発動するんですかね」
「契約している精霊と念話で指示を出しているわ。ちなみに妖精は妖精族にしか見えない。一説によると、祖先が近いからと言われているわね」
「へぇ、今もどこかに精霊が居たり…?」
「いるわよ。……”コイツ、人族の癖に魔力が多い”だそうよ。確かに言われてみればそうね」
凄い上から言ってくるじゃないか……
いや、これが従来の人族の扱いなのかもしれない。
「魔力が多いのは、”能力者体質”ってやつらしいですよ?」
「へぇ⁉シン、あんた能力者だったの?どんな?」
「少しの間、時間を止めます!」
「いや、冗談はいいから……マジのやつはなによ?」
「いや、マジですって」
「……はい?だってそんなの魔法でも聞いた事無いし、そんな精霊すら……。上位精霊より上……とかならわからなくはないけど、そんなの反則級じゃない」
そうなんすよ、フェイリスさん。
お手本のようなリアクションありがとうございます。
ただ、聞くに魔術よりも格段に違う魔法でさえ事例が無いのは驚きだ。
「そこのペーパーナイフを僕に向かって思いっきり投げてください。僕はフェイリスさんの背後に周りますんで」
「刺さっても文句言わないで、ねっ!!」
喋り切る前に、フェイリスは投擲した。
少し驚いたが、能力は問題なく発動し宣言通りに僕はフェイリスの背後に周り込む。
今現在、停止できるのは五秒強。余裕はある。
「どうです?」
「っ……、ははっマジなのね。あんた、ヤバいわね」
「色々条件がありますけど」
「そういや、剣の等級…だっけ?それはどうなの?」
「二等級です。寮の荷物に証ありますよ」
「十分ね。じゃあ、お互いも知れたしそろそろあんた、寮に戻った方が良いわね」
「あ、最後に聞きたいんですけど」
「ん?なに?」
体より少し大きなレザー製の書斎椅子にふんぞり返って、フェイリスは適当にあしらう。
「シルヴィアの身分はどうやって手に入れたんですか?学園に潜入とか……」
「ああ、それね。シルヴィアって人族は本当に居たんだけど、殺して私と入れ替わったのよ。
だから自然と上手くいったわぁ。……いや、ちょっとだけ面倒だったかも」
「……え」
シルヴィアはあくびをしながら、まるで他人事の様に話す。
この時、この人の”殺す”が動物や虫を処分する感覚なんだろうと、雰囲気で分かった。
今の僕と対して見た目が変わらないのに、悪意の無い狂気に鳥肌が止まらなかった。
「よし、じゃあ明日アルト連れてきてね。やる事説明するから」
◇
「げぇ~、協力者ってフェイリスかよ…」
「久しぶりね、アルト。相変わらずのクソガキで安心したわ」
翌日、アルトを連れて行ったら意外な展開となった。
どう見ても馴染みのある者同士の会話に聞こえる。
「え⁉フェイリスさんと知り合いなの?アルト」
「うん、シンが来る前に居候してたヤツだよ」
「い、居候じゃないわ!客人よ!まったく…」
初耳だし、誰も言ってなかったな。そんな事。
フェイリスも、アルトと知り合いならそう言ってくれれば良くないか?
「まあいいわ……じゃあ、あなた達がここでやる事を伝えるわ。特定の教会勢力の排除…つまり暗殺ね」
「「あ、暗殺…」」
グレイの野望に加担すると決めた時から、いつか来るとは思っていたが意外と早く来てしまった。
敵を殺すということが。
読んでいただきありがとうございました。
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