2022/07/04 Etc
2022/07/04
大学に入学したらしい。三つのクラスに割り振られるようだが、私の入ったクラスは妙に軍隊的な全体主義の気風漂う青年団だった。こうも特色が強いのなら他も見てから決めるんだった、と我々は辟易した。さて、私は消防係に任命された。役目を与えられた者たちはみな大上段に構えた口上を述べたが、用意のなかった私は「突然のことで驚いていますが、精いっぱい頑張ります」とかそんな具合のことを言った。
それから我々は居酒屋へ入った。「組長」や「兄貴」と呼ばれる人間が出てきた。私は飲み会を抜ける必要があったので、兄貴に頭を下げた。
抜け出した先は文芸部の飲み会だった。集まりは悪いようだが、懐かしい同級生の面子が私を含め四人ほど来ていた。
居酒屋を出ると、我々はマリオパーティのようなものをやった。まず、カートレースだ。スピードと操作性を共に最大まで上げるとコースアウトする塩梅だと思われていたが、何度かやると案外そうでもなかった。私は総合で二番目くらいだった。次にダーツをやった。的の絵柄がスロットのように回る。それが止まる前から我々はめいめい勝手にダーツを投げていたが、本来それは次に投げる人を指名する役割もあるらしい。我々は紳士協定によってスロットの回転を待つことにした。
2022/07/05
我々の住む都市の上層部には政界のVIPらが住む暗い部屋がある。そして政治家たちはお約束通り汚職にまみれているらしい。ここに来たものは「客人」として随分な待遇を受ける。私はガラス戸の外から美味しそうな食べ物を眺めていた。
私は上層部を離れた。日本に核兵器が落ちるとの報道があったからだ。東京にいた私は関東一円を狙う核から逃れるため、西へ向かう新幹線に乗った。偶然にも塾の子供たちと乗り合わせた。「あっちの席は空いてるよ」と言われたが、「無駄に汚すのも何なので、ここに座ったからにはここでいい」と言った。みんな「死ぬ前にやり残したこと云々」などと言っていたが、私は「どうせテロリストか何かの狂言だろう。なに、本当に撃たれても迎撃システムで撃ち落とすさ」と言った。
それから私は何を思ってかヘリで単独行動をしていた。ヘリから降りて雪山を散策していると、遠くにきのこ雲が見えた。私は慌てて雪に潜りこんだが、まるで被害を受けなかった。ずいぶん遠くに落ちたらしい。
別のシーン。私はオープンワールドでポケモンを捕まえていた。高速クリアのためにいきなり高レベルなエリアに来ているらしく、私は野生ポケモンの間を駆け抜けながらボールを投げた。狙いはオコリザルだ。戦闘でライフを削れない以上、低確率を試行回数で突破する形になる。
そのあと、私はバイト先に着いた。現実では個別指導塾だったが、この夢ではカードショップを兼ねている。塾長が後を任せると言って出ていくと、講師は私と後輩の二人だけになった。子供たちは勉強もそこそこにデュエルマスターズに夢中だ。意外にも自分の知っているカードが入っていたので、授業が終わったら今の環境について聞こうと思った。
平和な塾に怪物の魔の手が迫った。教室はあっという間に汚染された。私は怪物を撃退したあと、汚泥の中から武器である剣とリコーダーを探した。ようやく拾い上げたのは後輩のアルトリコーダーだった。
次のエリアは学校の理科室だった。怪物は周囲の人間を洗脳するようだが、自分にもその能力はある。何とか怪物を倒したのちに全員を洗脳し、一帯は制圧できた。
理科室を抜けて一息つくと、本当の闘いはこれからだと告げられた。手元の地図の空白部分に新たな校舎が浮かび上がる。そこへ向かうと、歌声が聞こえてきた。どう見てもまずい集団だ。どの教室から聞こえるのかと覗き込みながら、私は廊下を抜けた。ある部屋で、私は子供たちとゲームをした。言葉の中の「格」を探すゲームだ。この「格」という概念は文法的な話ではなく、手探りで解いていくと「有象無象」などが正解だったので「韻」に近いものだと分かった。正解数が足りないと強烈な痺れを伴う注射の罰ゲームが待っている。痛みに耐え、度重なるリトライの果てにゲームを攻略した私は、万感の思いで次のエリア、ポケモンリーグのチャンピオンロードへ向かった。
2022/07/07
停泊した船はさながら都市のように居住空間として機能している。制服の水兵たちは常に男女で異なるリズムのステップを踏みながら歩く暮らしをしていた。
私はというと、暗部の争いの只中にいた。何かしらの序列で三位にあたる始末屋に追われている。当然お互いステップのルールなど眼中にない。しばらく逃げ回るうち、始末屋は警官に粛清された。ところがこの警官というのがよりまずい奴だった。例の序列で一位にあたるこの老獪な警官は悪党どもと渡り合ううちに悪に染まった手の人物のようだ。私はまた一目散に逃げる羽目になった。
別のシーン。我々は敵対する派閥の集団と同じマンションに住むことになった。となれば、殺しあいである。我々はまず敵が四階まで上がったところで襲撃する手はずを整えた。
2022/07/08
私は中学にいた。この頃から私を好いていた昔の恋人が、ガキ大将と揉めていた。なおこの夢では中学在学中から恋仲であったらしく、もしかすると喧嘩の種は私に関することだったのかもしれない。口論の果て、ガキ大将は恋人に「殺してやる」と告げた。これを止めるために、私の奔走がはじまった。
私が廊下に面した窓枠にもたれながら考えていると、背中から声をかける者があった。いじめっ子の一人だ。私への当たりはそれなりに強かったが、そうした連中の例に漏れずより強い者に怯える中間層だった。さて、このいじめっ子はその歪な立場故にか、ずいぶんと捻くれた態度で私に語りかけた。最初は手伝ってくれるのかと思ったが、話してみるとどうにも嘲笑しにきただけにも見える。そして最終的には「お前の頭をかち割ってやる」と来た。私は逃げだした。
そうこうするうち、私は大事な文化史の授業に遅れてしまった。とはいえ追手はまだいるので入っていくわけにもいかない。授業ではみんなが即興の劇をやっていた。能楽の類か、翁などの面をつけている。私はそれを隣の準備室のモニターで視聴していた。追手がいなくなった後で、私は授業に参加してその旨を伝えた。
それからショッピングモールでのシーンがあった。屋内から駐車場に出てくるガキ大将。私はそれをやり過ごした後、恋人の安否確認に向かった。屋内に入り、階段を下りる。すると、予約販売制の高級トイレットペーパーが転がってきた。私はそんなものを買った覚えはないが、とりあえずそれを持ち運ぶことにした。階段を上がり白い無機質な部屋に着く頃には、ある旧友にでもやるかと考えていた。
それから、恋人と学祭を回るシーンがあった。いや、学祭といったが風景は半分が近所の商店街、中間のフリマのテントを挟んで半分が図書館である。この間もやはり恋人はガキ大将に追われているらしい。
図書館では踊る学生たちが通路を塞いでいた。ここをどこだと思っているのかは知らないが、とにかくそれがこの場のルールなのだ。我々は通路を通り抜けるにあたり、学生らのパレードに混ざって少しずつ前に進んでいった。
書架の通路を抜けるころ、気づけば私は恋人と逸れていた。程なくして遠くに姿を見たが、すでに襲われたのか死にかかっている。すると、周りの妖精たちが私に「この子は春を迎えるとどこかへ行ってしまうだろう。愛しあう人と摘んだ林檎だけがこの子に妖精としての命を与えるだろう。ただし、手足には必ず木偶人形のような継ぎ目が残る」と告げた。




