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Re:夢X夜  作者: ロア
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2021/12/04 etc

 2021/12/4


 私はロドスの仲間たちと焼き肉屋に来ていた。私のテーブルにはスカジとソーンズと誰かがいた。注文は先に来ていたスカジが済ませてくれたという。しかし、これがいつまで待っても来ない。本当にちゃんと注文したのかと聞くと、スカジは「なんでもいいから持ってくるように言った」と答えた。言葉が足りないのはスカジの悪い癖だ。私は店員が辟易する様子を思い描きながら、彼女に任せたことを後悔した。




 2021/12/6


 私は中学にいた。画家か何かのアーティストを目指す少女が、自らの境遇を嘆いてヒステリーを起こしていた。おそらく教師の立場にいた私は自分の身の上を語ったあと、だが君はまだ若いと言って彼女を励ました。


 


 別のシーン。校庭で熊が暴れていた。ただの熊ではない。毒を持つ爪を触手のようにのばしている。我々は一目散に逃げた。ついにはただの毒の触手が浮遊しているだけの生き物まで現れた。こうなればと、私は決死の覚悟で怪物を撃ち落とした。

 次に私は大きな管の中で怪物たちと相対した。床が水上に浮かんでおり、水位の上昇によって床が押し上げられる。私は範囲攻撃で敵を焼き払ったが、第二波も近い。頭上の縄を掴める水位まで火力リソースが持つかどうか怪しかった。




 別のシーン。「終わらない宿命を放て」と歌う歌が聞こえた。ほんのワンフレーズだったが、それは私の原風景たる青春時代のアニソンを思い起こさせるものだった。


 



 2021/12/11


 大学にいた。阪大がベースだが、知らない建物もある。その日は弁当の半分近くをぶちまけてしまったようで、買い食いをするか迷っていた。

 イタリア語の授業を受けた。私は興味がないので隣の生徒と駄弁っていたが、教師と目が合うと慌ててノートを取り始めた。

 それから、私は次の講義のためにキャンパスを走っていた。私は「俊足のロア」と呼ばれ、その走りは少し名の知れたものだった。橋を越え、大階段を駆け上がる。段差に差し掛かると、私はどこからともなくツヴァイハンダーを取り出して棒高跳びをした。しかし緑のプラスチックでできたツヴァイハンダーは折れ、失速した私は諦めて遅刻することにした。


 それから、学祭があった。私は面白い二人連れの客をこっそり付け回して人間観察をしていた。

 それに飽きると、私は出し物を見て回った。ちょうど戦争か何かがあったらしく、炊き出し代わりにカフェオレの缶を配っていたので一つもらった。

 気づけば学祭も終わりが近い。私は古巣の文芸部に顔を出し忘れていたことに気づいた。しかしもう後輩も残っていない上に今の身の上では合わせる顔もないので、結局行かないことにした。


 


 別のシーン。聖都と呼ばれる都で、事変が起こっていた。革命の類だろうか? 陥落する王城のバルコニーから、一人の女騎士が中庭を見下ろしていた。王を裏切りこの革命に手を貸した内通者のようだ。彼女は自らの行いの是非に判断がつかず、飛び降りるかどうかを民衆の声に身を委ねることにした。


 城の寝室では、『Re:ゼロ』のエミリアとスバルがいちゃついていた。この戦いでもスバルは何かしら奔走したらしく、二人の仲は一歩前に進んだところのようだ。じゃれあう中で、スバルはエミリアの掌や胸、そして顔に筆で文字を書いた。しかしこれはとんだ禁忌だった。スバルはどうやらエミリアの中に潜む恐ろしい何かにも気に入られていたらしい。そして墨文字はそれを呼び覚ましてしまった。何かははじめエミリアの体をグラマラスなブロンドに変貌させてスバルを誘惑したが、ついには恐ろしい正体を現した。エミリアの顔は二つに割れ、中から触手が飛び出した。すると赤黒い手のような無数の触手が彼方から押し寄せ、聖都を襲った。

 聖都の前には四枚の壁があった。これらは我々が四つの特異点を攻略して築き上げたもので、本来は異国の侵略者から聖都を守るためのものだった。触手の侵攻のあと、聖都は押しつぶされたが壁だけは残った。しかしこの壁の存在は聖都の存在を魔術的に証明する足掛かりとなるものだった。我々は聖都を取り戻すために異聞帯へ向かった。





 2021/12/12


 私は仲間とともに団地のダンジョンを攻略した。何かのショートカットで上階に進んだらしく、中層にはまだ敵が残っている。階段は崩れ落ちていて、藁とも毛ともつかないものが飛び散っている。我々は崩れた階段を落ちるようにして脱出した。

 それから、巨大なボーボボが出てきて団地を破壊した。その後、弟がやってくると知った私はボーボボが見つかると面倒だと思って川に投げ捨てた。


 ここで時系列は過去に飛ぶ。この団地は木の葉の里の僻地にあり、そこに住む風影は当然里の人間に敵視されるため、砂の忍びのエリートが護衛をしていた。

 それはさておき、その団地の近くに沖縄風の民家があった。民家の縁側には私のかつての恋人が腰かけていた。このとき僅かに目が合ったのが、のちの二人の関係の引き金になったらしい。

 カメラはさらに移動し、母の実家だという家に向かった。祖母が他界した今でこそ無人だが、これはその昔日のようだ。この夢では、祖母の家は茶屋だった。親戚筋がいつも入り浸っているらしい。そして彼らのほとんどは坊主だった。坊主らは頭から煙を上げていた。あるいは少し火がついていたかもしれない。青髪の女性がいた。坊主たちは染髪などけしからんといっていつも彼女を責めていた。それから、黒い長髪の女もいた。長髪は年寄りの坊主らと上手くやっており、肩身の狭い青髪にマウントをとるのが趣味のようだった。




 別のシーン。私はランチバイキングをしていた。同窓会の類だろうか、懐かしい面々が同席している。しかし何を思ったか、平たいゼリーに少し手を付けたあとで私は席を立った。

 ショッピングモールをしばらくさまよった後、寝台列車の一室で昔の恋人と出会った。やけに奇麗になっていた。我々はそこで二人並んで腰かけた。秘密の逢瀬のようだった。




 別のシーン。私は仲間と三人で雪山にいた。我々の手元には「スマイル」なる折り畳み傘のような形状の脱出装置があった。さて、それから雪崩か追手でも来たのだろう。洞窟に隠れていた我々はとうとうこの脱出装置を使うことになった。私と仲間の一人が装置の両端を掴み、引き抜いた。すると装置の両端は各々に脱出ポッドとなり、我々を乗せて射出された。三人目は私の側に乗っていた。不時着のあと、もう一人を乗せたポッドを見に行くと、仲間は白骨化していた。どうやらあちらのポッドはこちらのポッドを飛ばすための推進力として切り離されるものだったらしい。そして彼女はその燃料となったようだ。思えばこの「スマイル」というネーミングは仲間との笑顔の別れを指すものだったのかもしれない。随分なセンスである。




 2021/12/15

 

 私はポンコツの機械だった。何かを製造している最中、目の前にある輪の中に歯車を一つ落としてしまった。

 

 私は家でクリスマスに向けて料理を作っていた。肉を切ろうと包丁に手を伸ばしたが、よく見るとすでに切れてある。仲間たちは唐突に包丁に手を伸ばした私のせいで注意が逸れたので、「邪魔だ。お前は外で門番でもしていろ」と言った。

 私は外に出た。手本を求めて頭の中のライブラリにアクセスすると、ガーゴイルに類するMtGのカードがたくさん出てきた。どれもこれもパッとしないコモンカードばかりだ。要は侵入者を排除できればいいのだ。私は門の前に立ちふさがるのではなく、上から弓を構えることにした。そして、こけおどしのための像をどこかから拝借してくることにした。




 別のシーン。我々は修学旅行の風呂だかウォータースライダーだかを終えた。濡れた体の男女は各々に恋人を見つけ、部屋に戻ることなく消えていった。私は大人しく所定の部屋に戻った。友人が待っていた。我々は幸せそうな恋人たちを芝居半分に妬んでいたが、部屋から見える星空はそんなことを忘れるほどの壮観だった。満天というに相応しい。肉眼でこれほどの星が観測できるのはよほどの幸運だろう。私はその中にオリオン座を見た。探せばほかにいくらでも星座が見つかりそうなものだった。画素数の高いスマホに新調しなかったことを後悔した。




 別のシーン。私の仲間が猫の姿になって廃プールに閉じ込められていた。私が彼の指示通りスイッチを押すと、仲間のステータスなどが変動した。それからどうにかして私は仲間が自分で仕掛けを動かせるところまでもっていった。するとそこにごろつきたちが現れた。我々はごろつきたちと揉めた。やがてごろつきたちのボスが出てきた。このあたりで恐れられている人物のようだった。私はボスを相手に筋が通らないのはそちらだと抗議し、舌戦の果てに頭突きを食らった。強烈な痛みで頭が割れそうになった私は絶叫し、目を覚ました。




 2021/12/16


 私は二人の友人を訪ねて幻想郷を縦断した。幽香と、さてあとはだれだっただろう? 南端にある庭園を目指して草木をかき分けていると、誰かに「幻想郷の端から端まで友達がいるなんてすごい」と称賛された。


 庭園には駐車場があった。私は徒歩で来たことを後悔した。この庭園の駐車場というのはまるきりダンジョンだった。まず、鏡張りで方向感覚が狂う。そのうえこの魔法の鏡は自分の姿を偽るのだ。警察やらほかの探索者やら、いもしない他者の幻影は私の警戒心を煽った。

 さて、気づけば私には一人の仲間がいた。そしてもう一人、先行した仲間がいたと聞く。先行した仲間は係員に連れられて這う這うの体で現れた。曰く、三階まで歩を進めていたという。合流するならまた一階からやり直しだと聞くと、仲間は「絶対に嫌だ」と言って三階に戻っていった。どうやら二と三のつくフロアはきついらしい。「その書き方だと四十階程度はありそうだ」と言うと、ほとんど肯定するようなニュアンスで濁した。「もうそれ高層ビルじゃん!」とツッコむと、なぜかずいぶんウケた。

 それから、恐ろしい時間がきた。挑戦者たちはドラクエのモンスターの姿をとり、魔剣士ピサロになるために互いに捕食を始めた。モンスターズ作品の配合のシステムだろう。私は運よくデスピサロの姿から始まったので初めからリーチがかかっていたが、それゆえに狙われやすい立場でもあった。


 地獄の駐車場から数体の仲間を連れて抜け出す。途中で何人かと袂を分かつことになり、代わりのメンバーを補充しようと必死の私はその辺の白やら黒やらの雑種アルミラージにまで声をかけて回った。途中、住宅街には人間たちがいた。我々は人間より弱いらしい。私は恐る恐る歩み寄り、ピザを分けてもらった。それから私は人間と小説の話をした。まず、SF好きの男がいた。SF書きのジャンル差別に潰された私は人間に媚びることも忘れて「SFは知りません」と言い張った。それから、女がいた。女はちょうどファンタジーと推理を好むようで、私は米澤穂信の『折れた竜骨』などを挙げてみた。




2021/12/17


 商品が段ボールのまま陳列されたスーパーで、私はビールとネクターを交互に飲んでいた。キットカットの袋に「ネクターをかけると美味い」と書いてあったが、私はそれならネクターと一緒に食べればいいじゃないかと言った。




 校庭でチェンその他数名のロドスオペレーターがサッカーをやっていた。こちらへボールを飛ばしてくるので、蹴り返してぶつけてやった。


 それからシーンは更衣室に移った。オペレーターたちが作戦の準備をしていた。ヴィグナが負傷したらしい。代わりにマッターホルンを投入することにした。このマッターホルンはベナのように別の老人オペレーターと交代で運用するシステムになっていた。老人は通電したヨーヨーを用いる0ブロックの地上オペレーターだが、イーサンと違って範囲が左右非対称になっていた。だがそれは装備で補うとちょうどいい具合になった。

 彼らの装備を整えている間に、ほかのオペレーターたちは勝手に出動してしまった。後を追っていくと、作戦地域の線路には巨大な積み木の汽車が回っていた。みんな必死で飛び乗ろうとしている。私は頭上に木彫りの熊と蟷螂が2体ずつ吊るされていることに気づいた。それらは撃ち落とすと暴れ始めたが、私はなぜかそれらを対にすれば互いに破壊しあって斧が手に入ることを知っていた。しかし、そのころには線路の周りはスーパーになっており、陳列棚が邪魔で射角が取れなかった。いつの間にかマッターホルンたちもいない。私はまず身辺警護のための近接オペレーターと合流する必要があった。途中、「こんなスーパーができたのはヒトラーのせいだ」などと漏らした。

 やがてステージはゴシック建築に切り替わった。我々は時折姿を現す石像の攻撃に晒されていた。我々が命からがら脱出すると、ちょうど建物の中では稲妻が走りはじめた。私の周りにはかつての教え子たちがいて、私は「それ見ろ、こうなることを予見していたんだ」などと冗談半分に自慢していた。


 抜け出した先には児童養護施設のようなものがあった。外来の者をもてなすサービスもやっているようだが、食事のメニューを見てみると無料のコースがなぜか一番豪華だ。ただより高い物はないという。後で取って食われやしないかと思った文無しの私は「いえいえ結構です。水ですか。ではお水だけ」と言って食事を断った。

 しばらくすると、地表は海に変わった。施設は船となったが、すぐに沈没しはじめた。水底から吸血鬼が這い上がってくる。いや、ゾンビだろうか?とにかく感染性の化け物だ。人ごみの中にいては危ない。私は船から脱出することを決めた。脱出ボートはそれまで除け者にされていた異邦人たちに奪われていた。私は何とかボートに飛び乗り、わずかな生存者とともに脱出した。

 逃げた先は先ほどのスーパーだった。稲妻は収まっていたが、吸血鬼たちの手はすぐにスーパーにも迫ってきた。



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