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Re:夢X夜  作者: ロア
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2021/10/18 Etc

2021/10/18


 『DQMJ』風のシンボルエンカウントフィールドにいた。夜の平原である。私は目当ての魔物が出るまでエリアを行き来しながら、自転車と夜のBGMが切り替わるのを楽しんでいた。聞くところではこの夜のBGMは最初不気味に聞こえるが、ワンループ全部聞くとむしろロマンチックで奇麗な曲という評価になるらしい。それにしても、目当ての魔物が出ない。私は奥の方にいやしないかと自転車で突っ走ったが、いなかったのでとうとう諦めてエリアを変えた。

 遺跡である。このエリアは踏破済みだが、攻略時には迷路区画を追ってくる大きなミイラ兵に随分脅かされた。さて、そろそろスカウトに挑戦してもいい頃合いだろう。私はミイラにバックアタックしようと迷宮外から様子を窺った。よし今だ、と迷宮に入ると、途端に私は迷った。ミイラの姿がない。逆に襲撃されるかもしれない。あたふたしていると、とうとうミイラが角からばったりと出てきた。しかしミイラに敵意はなく、私は知らない出口から迷宮の外へ押し出された。

 外は打って変わって現実世界の光景だった。坂道に行列。どうやら人気飲食店があるらしい。私も並んだ。知った顔が何人か並んでいて、私はあるお笑いコンビと話した。




 別のシーン。私は図書室にいた。低学年の図書室離れが嘆かれていた。何とか集客せねばなるまい、と図書委員たちが画策するので、私はまず入口に積まれた本を退けろと言った。あれは魔除けの本で、図書館を荒らしに来るゴブリンたちに向けたものだ。「細かなストレスは離脱率に直結する。導線を遮るなどもってのほかだ。魔除けなど必要ない。ゴブリンどもにもこの図書館を開放して知性を与えればよろしい。少しは大人しくなるでしょう」。私がそう言うと、そのようになった。

 それから、やはり最初はゴブリンの被害がでたのか防衛戦のシーンがあった。マス目のあるゲームで、味方にはルギアがいた気がする。私はというとピンチであるにもかかわらず今この状況をいかに勝つかの思考よりもこのゲームのデザインを論じる方に思考を割きつつあった。




 別のシーン。近所の公民館が消え、駅が新しくなっていた。ホームへ降りると、線路に落ちた人が上がりやすいようにと取っ手がついてある。しかしみんなこれをいいことにホームを歩いて渡るのだ。私もつい流されて『スーサイドパレヱド』など歌いながら渡ったが、縁起でもない歌のせいかなかなか上がれずあわや轢かれそうになった。


 電車に乗ると、どうやら修学旅行か何かで我々の学校が電車を独占しているらしい。車両はすべてすし詰めで、各車両は番長のような人間が幅を利かせる空間になっていた。私はある車両から隣の車両へ、番長の伝令として移動していた。車両単位の秩序もあるが、そもそも元は同じ学校の生徒である。クラス単位の力関係は残っていて、我らが番長の威光は隣の車両でも有効だった。私は難なく隣車両の番長のところまで通され、脅迫めいたメッセージを伝えた。


 それから番長体制は廃止されたのか、平和な修学旅行のシーンが続いた。途中、何かのペアを組む場面があった。私は精神疾患を理由に保健委員の旧友と自動的に組むことになった。あるとき私は途中の駅でほんの一瞬、何かの用で下車した。するとその瞬間、すぐにドアが閉じて電車は行ってしまった。旅行の楽しみはもちろん、中に荷物も残してきている。私は何とか追いつける電車はないかと駅員に尋ねたが、そんなものはなかった。


 それから、私は山道を下っていた。友人らと合流したらしい。私は件の旧友に自分の気持ちを伝えるつもりだった。一方、私の近くには昔の恋人も忍び寄っていた。内部的には幽霊や妖怪と同じ扱いになっていた。

 

 一方そのころ、山の中では戦いが繰り広げられていた。『もののけ姫』のサンは山を統べる別の部族の族長と日常的に争っていた。しかし今は外からの開拓者たちを相手に共同戦線を張っているらしい。ひげ面の族長に、サンは恋心を抱きはじめていた。




 2021/10/19


 私は珍しく健康的な時間に寝起きしていたというのに、その日に限って朝の四時に叩き起こされた。目覚めた場所は大学の一室。起こしたのは高校時代の友人だ。一年で出会ってそのまま一緒に創作部などに入った、当時の相棒のような具合の奴である。どうやら今日は学際か何かでその創作部が忙しいようだ。

 創作部は和気藹々としたコミュニティであったが、それは私を除いてのことだった。のちに我々世代の部長となる友人は気が強く、当時は私も色々拗らせていたので随分ぞんざいに扱われた。コミュニティの中心人物は向こうなので、当然私の形見は狭くなる。とはいえそれはどこへ行っても道化に落ち着く学生時代の私にとって慣れたもので、その後ある事件で退部した後も卒業パーティに参加できる程度には可愛い対立だった。

 さて、そんな友人はイベントに参加するのであろうポケモンたちに夢中だった。中でも三本の大きな指を体の前でわしわしと動かすクマのようなポケモンにご執心のようで、「さんぼんさん」と名付けて可愛がっていた。私はハリテヤマ、サワムラー、ルンパッパなどを引き合いに出し、どこまでが彼女のフェティシズムの基準に当てはまるのか探ろうとした。

 それからトイレに行った私が戻ってくると、旧友たちは檻の中にいた。いや、檻を模したブースというのが正しい。特に切羽詰まった様子はなく、相も変わらず楽しそうに遊んでいた。




 2021/10/20


 尖塔のある洒落た校舎を登っていく箱庭型のゲームがあった。主人公の特徴的な動きはうまくやるとナレーションと同期するようになっており、アート寄りの作品だ。『バウンド:王国の欠片』あたりを思い出した。私は尖塔の上の鐘だかスピーカーだかを破壊した。




 別のシーン。『ドラゴンボール』の世界だった。ナメック星人が侵略者だか被侵略者だかになっていて、王子と側近がいた。彼らは元は別の姿だったらしい。

 私はこの暴力あふれる世界で生き残るための力を求め、スケルトンの王を仲間にしようとした。遺跡にいるスケルトンを育てて進化させればいいらしい。ひとまず捕獲のために痛めつけようと、私はスケルトンを靴で殴った。横振りは銀、縦振りは銅のエフェクトが出る技になっている。しかし、殴っているうちに靴は欠けていった。




 別のシーン。私は母の実家にいた。私はDSの修復技術を持っているらしい。家に置いてあった従弟のDSは画面に黒いバグが見えている不良品だった。従弟はもう就活なのでDSなんか触らないと言ったが、私はほとんど自己満足で直したいといってDSを持ち去った。そして弟とともに逃げ出した。

 気づけば我々は地元の不良たちに追われていた。私は「『DARKER THAN BLACK』を歌っている奴だ」と言って特定されていたが、それでも歌うのをやめなかった。終いに弟が捕まった。それでも私は逃げた。巨大階段のような駐車場の段差をアクロバティックにのぼる。

 やがて脱出した弟は、太った女に変装することにした。というより、変異した。そしてそのまま近くでやっている結婚式に紛れ込んだ。女は卵やらチョコレートやらを胸に乗せたまま口に流し込んだ。




 別のシーン。デスゲームがやっていた。私は最後から二つ目のアトラクションで時間を食い、生存枠はあと一人になっていた。ようやく突破すると、最後の関門が見える。私はすぐさま天井からの縄にぶら下がるクリア者たちを踏み台に、一番高いところの縄を掴んだ。クリアだ。私は最後のして最大の賞金を勝ち取った。

 空から見知らぬ硬貨が降り注ぐ。すると、私のもとに「数えてやろうか」と言って踊り子のような女が寄ってきた。実に怪しい。何枚かくすねる気に違いない。私が撥ねつけると、女は実力行使に出た。女が唇からピンクのインクを飛ばすと、それまで自分の味方だった者たちですら敵方に回った。

 さて、私は黄色いインクがなければ戦えない身だった。要するに『スプラトゥーン』である。乾ききったローラーを片手に逃げ回っていると、バケツを持った女がいた。敵方だが、バケツの中は黄色いインクだ。私はすかさず女の懐に潜り込み、ローラーをバケツのインクに浸してから顔を叩いた。女はそれで黄色陣営に塗り替わり、味方になった。




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