2020/09/21
私はある大物ラッパーの子供だった。彼は裕福で、結構な家を持っていた。敷地内にはプールや広い庭があった。さて、私はトンネルの中にいた。敷地の外、森へと続くトンネルだが出口がない。一方の口が捻じ曲げられ、合掌するように閉じられているのだ。私はそれを魔法か念力のように触れることなく押し拡げた。敷地外の森には他のラッパーたちが待っていた。私の仲間のようだ。しかしそれらはアンダーグラウンド色の強い人間ばかりで、メジャーシーンで名を成した父は彼らと関わることに良い顔をしなかった。私は父に向けてラップで力説した。その後どうなったかは記憶にない。
別のシーン。私はデパートにいた。何らかの品を求めてのことだ。多分、目当ての品を買った後のことだと思う。私はホビーコーナーに並ぶトレカに誘惑されていた。しかしデパートが家の近所なのか、店内には知った顔ばかりがたくさんいた。私が貧しいことは周知の事実である。「なぜお前がこんなところにいるのか」といった目線に耐えかね、私はすごすごと売り場を去った。
文房具売り場あたりだろうか?私はあるVtuberと出会った。特に何を伝えたことも無いが、最も視聴しているという点では「推し」と呼んでいいのかもしれない。彼は他数名の女性のはしゃぎぶりに辟易しながら保護者のような態度でいるのが常で、この夢でもそんな具合だった。さて、彼らとつかず離れずいると、突如デパートにろくろ首が現れた。客が散り散りに逃げる中、私はたまたま推しと一緒にエスカレーターの方へ逃げた。
それからしばらく逃げて、私は立体駐車場へ出た。推しとは既に別れている。駐車場は階段部分だけが室内となっていて、私はそこへ逃げ込んだ。階段は踊り場部分が抜けて段だけ浮いていて、昇降にはジャンプを要する構造だ。さて、怪物はろくろ首だけではないらしい。いま私を追っているのは太鼓腹の青鬼だった。青鬼は階段部屋に入ってきたが、どうにもこの怪物たちは個々に偶数階または奇数階のどちらかで攻撃行動を封じられる特性を持つようだ。私は眼前に迫った青鬼に祈った。多分、攻撃されなかったと思う。
それから、階段部屋には私の家族がやってきた。これからTRPGめいたすごろくでもやるようだ。しかし、父が眠っていて一向に起きない。GMを兼ねていた私は仕方なく、減ったPLに合わせて難易度を修正した。それから、今回は海を渡って後半の島へ着くところまで進めることに決めた。
別のシーン。私たち家族は近所の公園を目指していた。堤防の上を進む一行だったが、私は進行方向が逆であることに気付いた。私はそれを家族に伝えたが、父は「ほら見ろ、あの橋があっちに見えるだろう。だからこっちで合っている」と言った。結局、私の声は聞き入れられなかった。実際、現実でもこんな具合なのだ。大学受験の時、家族三人に「そんなはずがない」と言われて会場を間違えたことがある。正しいことを言っていても押しに負けるのが私である。
上と続いていた気もする。私は父の実家にいた。仏間で寝転がっていると、『グリッドマン』の宝田六花と新条アカネが一緒だった。我々はしばらく三人でいちゃついていたが、先に言った家族に急かされて後を追った。配管だらけで薄暗い鉄塔の内側。螺旋階段を上る私たち。途中、家族と共に先に行った歌手がいた。歌手は銃を持っていて私たちを攻撃したが、それは予想されることだった。完全に偏見だが、根暗な歌手は我々の仲を面白く思わなかったようだ。
歌手を倒したのだろう、我々はさらに鉄塔を登った。この頃には螺旋階段も無く、ほとんど配管をよじ登るような進路だったと思う。さて、鉄塔の頂上にはパズルがあった。私がそれを解き進めるうち、そこには黄金の神が顕現した。神は私にその身を依り代として差し出すよう言った。きっとそれは神による支配の始まりとなるのだろう。私はそれを拒み、神と敵対した。天井からは蜘蛛が数匹降ってきた。それから、人蜘蛛も一体ぶら下がっていた。私は自作のキャラの名を呼んだが、彼女は蜘蛛部分のデザインが特殊であり、ここにいるそれとは異なる。
落ちていった人蜘蛛を追って、私も塔を落ちる。地上階は板張りの広間になっていた。そこにはダウンした仲間がいた。女性だが六花でもアカネでもなく、一人である。私は彼女を助け起こした。周りを見ると、ポケモンやドラクエの魔物に囲まれている。それから、恐らくボスであろう敵方の人間も一人いた。我々は床に転がる巨大な鉛筆を奪いあい、振り回して戦った。それにしても、魔物が多い。苦戦していると、広間の壁の一部が開いた。外には浮遊する城が接近している。どうやらそれはかつて我々が倒したボスの城のようだ。りゅうおうやハーゴンなど、かつてのボスたちは城からの砲撃で我々を支援した。
それから私は来たる決戦に向け、数人の仲間とホテルで英気を養っていた。仲間の一人は従業員のようだ。全部任せてくつろぐはずだったが、私は食べ終わった皿を軽く水ですすいだ。「お前の苦労も分かるからさ」ということだった。
別のシーン。私は川沿いの道にいた。花咲く植え込みの間を通る小路は、近所でジョギングコースとして人気の公園に似ている。私はそこで大縄跳びをしていた。この大縄跳びはパフォーマンスのようで、四人一組のチームがこの日のために練習し、得点を競うらしい。
私はパフォーマンスのフレイバーストーリーを担当するほど入れ込んでいたが、体力の方はてんで駄目なようだ。本番一回目は私が引っ掛かり、他チームより桁ひとつ低い点数を出してしまった。私のチームにいたあるVtuberは私に「ちょっと代われ」と言った。そして「俺をお前だと思え」と言って、一度代わりに跳んで手本を見せた。




