2020/08/26
私のもとにゲームを作っているという人間が現れた。いわゆるソウルライクと呼ばれるものだ。私はそれを軽くプレーした。十分な出来である。さて、どうやら私も似たようなものを作りかかっているらしい。彼の見ている前で、今度私は自分のゲームをプレーした。同じUnityアセットでも使っているのか、見かけ上大差はない。
崩れた砦の中、女騎士が横たわっている。私は彼女と共に霧を抜けた。ボス戦だ。騎士のボスはライフを削ると第二形態に移行する。攻撃で装甲が割れて防御が低下する一方、騎士の剣からは砕けた鎧をまとった衝撃波が放たれた。
別のシーン。私は弟らと共に神殿のダンジョンを攻略していた。私はこのゲームに慣れているようで、一人足早に仕掛けを突破し、上の階の宝箱を取って弟たちに自慢していた。
さて、私がキーアイテムを取ると、ダンジョンの外から鴉が戸をつつきはじめた。出てみると、呪術師のような連中が勝負を仕掛けてきた。この勝負は弟の操る主人公で戦う必要があり、私は経過を見守った。
別のシーン。私は伯母の家にいた。予定よりずいぶんと早く起きてしまったらしく、従兄弟一同は暇を持て余していた。私はお菓子を持ったまま、トイレへと引っ込んだ。ちょうど掃除機の音がしたので、しばらく出るのは憚られた。
便所を出ると、いつの間にか伯母の家では介護サービスを営むようになっていた。仕事は忙しく、大人たちは狭い家の中をてんやわんやである。指揮を執っていたのは大物芸人だった。そしてその右腕、左腕としてこれまた二人の芸人がいた。しかし一方はタイミングが悪く裏で何かをしていて、テレビ映りが悪いことを気にしていた。
さて、子供だった我々は子供部屋へと引っ込んだ。従姉の二人がテレビゲームを始めた。アトリエシリーズのようなビジュアルで、魔法の使用にコントローラーを回す体感アクションを伴うものだった。私は過去にWiiでやった『ドラゴンクエストソード』を思い出した。自分もこのゲームをプレーしたかもしれない。
別のシーン。保健室だろうか、ベッドのある一室で、弟が何かのOBだという男に詰められている。このOBというのはやたらと有能なようだが、実に態度が悪かった。寝そべったままで弟を叱責しているのだ。私もまたロジックに寄った人間なので、OBの言葉に納得し、弟の納得しやすいよう横から言葉を添えていた。しかしその途中、教師から一言だけ、「寝そべったまま説教とは何事か」との叱りがあった。なおも起きないOBだったが、そこで気が付いた私は「真に弟のことを思うなら、態度も含めて彼が納得しやすいよう最善を尽くすべきです」と言ってOBを無理矢理起こした。そして立ち位置をOBの隣でなく、向き合う二人の真横に改めた。
そのあと、私はゼミの集まりにいた(メンバーは架空のものだ)。ゼミのOBも参加している。どうやら今日は最終評価の下る日のようだ。といって、あまりオフィシャルなものではないのだろうか、教授の所感を交えた手書きの卒業証書が配られている。私は能力面で良い評価を受けていたが、他方、ネットでの諍いをもって未熟で器の狭い人物と評されていた。周りもみな、「それくらい我慢しなよ」「人の意見が聞けないのは駄目だよ」といった論調だったので、私は聞こえよがしに大きな舌打ちをした。そのあと卒業証書にあった文言を拾ってボケの一つでも挟もうと思ったが、構えたところで「ゴロが良かったので入れただけです」と釘を刺された。
集まりは終わった。帰り道、教授はOBと一緒に帰っていた。どうやらこのOBの母親は教授の教授だったらしい。そんなわけで二人の間には割って入る余地が無く、私はずっと少し後ろを歩いていた。
すると、ちょうど左手に堤防が見えてきた。上手い具合のぼこぼこ具合で、クライミングやら壁走りやらを使えば二人を追い越すこともできるかもしれない。何より、自分は昔から跳んだり昇ったり走ったりが好きなのだ。私は壁に向かって駆けだした。しかし肉体の衰えはきっちりと反映されていた。私はあえなく滑落した。
さて、この様を後ろから見ていた者がいる。中学時代の悪友だ。後から入ってきた彼は理科部に不真面目な一派を形成した。彼らとそれを排斥したがる生え抜き組の対立は、私が部長に就任しなかった要因の一つである。さて、そんな彼はこの夢の中でも数人の後輩を引き連れていた。彼らは私の後をつけていたが、彼らの視点になると世界は急にダークファンタジー調のマップに変わった。灰色の空の下、川沿いへの階段を降りた彼らは私の姿を見失った。




