2019/12/21
私は寮か、ホテルのような場所にいた。消灯時間が過ぎ、トイレは封鎖(あるいは教師に監視)されている。私はすぐ近くの学校のトイレを目指した。さほど親しくなかった旧友が徘徊していた。彼女は私の様子を見て笑った。しかしうまく隠れてやり過ごすと、教師に見つかって咎められたのは彼女の方だった。
翌日、私は学校にいた。校舎の二階の屋根から校庭を見下ろす。元警官だという教師が一緒だった。近く、この校庭でイベントがあるらしい。教師は有名なサッカー選手の名前を挙げ、「もしスナイパーが彼を狙っていたら、逆に撃ち抜いてやる」とピストルを取り出した。私が「民間人に撃たれてちゃ世話無いですね」と言うと、教師は「これでも公務員だぞ」と返した。それから教師は銃をポイと捨てた。私がそれを慌ててキャッチすると、教師は「普通の人間は銃を持つとその重みに驚く。君の持ち手はまるで銃を握ったことがあるかのようじゃないか」と追究した。
別のシーン。といっても、学校の近所という設定だ。私は詐欺グループの一員だった。ファミレスで仲間と作戦会議をした後、店を出る。詐欺グループの流儀というやつで、金は払わない決まりだった。みんなが出た後、私の手元には千円札があった。払おうと思えば払えるのだが、しかしなぜか「ここで払ってしまえば無銭飲食がばれる」という思考に至った。払わずに店を出た。
我々は近所の電気屋へ向かった。何かのケーブルを購入するつもりらしいが、見回りに来ている教師などから身を隠し、怪しまれないよう購入する必要があった。グループの一人、黒人風の男はスマホを片手に自撮りをしながら、Youtuberを装って機材を購入した。するとそこで私は電気屋の店長の立場になった。「馬鹿め、そいつは音の出ない不良品だよ」と言っていた。詐欺グループはケーブルを買うと、ゲームのストリーミングを始めた。『SEKIRO』だったか、存在しない『Dark souls4』だった気もする。雪解け間もない階段の上を、骸骨の大玉が転がっていた。機材は不良品のはずなのに、普通にゴロゴロと音が鳴っていた。
別の日、私はいじめられっ子グループの一人として学校からの脱出を図っていた。教師も敵のようで、監視があって通れない場所を迂回するために頭突きで窓ガラスを割る必要があった。脱走の途中、私はミカンを手に入れた。剥いてみると、皮がやけに分厚くなかなか身が出てこない。そして私はそれがミカンの姿をしたパンであることに気付いた。仲間と分けあって持つと、ミカンパンの本来の持ち主であった例の旧友がやってきた。見つからないようやり過ごした。
終盤、私たちはいじめっ子の集団に見つかった。すると、自分たちの中にいた元いじめっ子側の裏切り者が「ここは俺に任せて先に行け」と我々を逃がした。建物の外へ逃げた後、彼の捕まった牢の中へペンを入れてやると、彼は情報と応援のメッセージを書いた。直後、彼の悲鳴が聞こえた。
それからプールを越えると、外から王下七武海の一人だという顔のいい男がやってきた。本来我々を咎める立場にあるようだが、お忍びの今日は見て見ぬふりでもいいらしい。しかし一人のヒロインが騒いだために面倒事が起こり、脱出経路の一つが使えなくなった。
また、逃亡の最中に誰かが羽化しかかった記憶もある。人が昆虫になるのだ。前に触った『蝿キャノン』なるゲームの影響だろう。実際それの画面で虫を集めているシーンもあった。
ここでシーンは巻き戻り、前日譚となる。例の、いじめっ子の裏切り者の話だ。校門の向こうから一人の少年がやってくる。彼は後にいじめっ子の頭目となる。というのも、彼の父親が何かの権力者で、誰も逆らえないのだという。それまで気楽にやっていた裏切り者は、いつしか彼の下っ端としていじめに加担するようになっていたようだ。
それから、いじめのターゲットとなる我々が現れた。私の隣に一人の女生徒。首が長く、顔が丸ごと爛れたのっぺらぼうのような姿だ。かくいう私も単眼か何か異形の姿をしていたと思う。実におどろおどろしいタッチだ。
果たして、再び脱走が始まった。中庭を囲う二階の廊下で、裏切り者はいじめっ子らと流血沙汰を起こしていた。私は図書館前の円盤型昇降機に乗った。一階へ降りるはずが間違えて上昇してしまい、屋上まで行った。湯婆婆がいた。そして昇降機は地上へと急降下した。『千と千尋の神隠し』のラストシーンが再現された。橋の上で大勢のキャラクターに見送られながら、我々は外へと抜け出した。我々を見送りながら、一人感傷に浸る裏切り者のモノローグでそのシーンは終わった。




