アルバイトをしない
在学中、僕はアルバイトをしなかった。単発のものを数回やったかもしれないが、したことがないと言って問題ないレベルだろう。友人からの誘いを断ったこともある。
理由はいくつかあるが、まず、十分な額の小遣いをもらっていた。実家暮らしだったので生活費はかからなかったし、必要なのは遊びに行くときの交通費と食費、漫画代くらいのものだった。実際には金遣いが荒く、ずいぶんと無駄遣いをしたが……。
親は、どうせ将来働くんだから(無職でごめんなさい……)学生時代に無理にお金を稼ぐ必要はないという方針だった。
僕も、せっかく時間があって自由もきくのだから、もっと有意義なことをしたほうがいいと思っていた。
だが、実際には何もできなかった。
改めて思い出してみると、自分の認識よりは色々やろうとしていたかもしれない。だが、どれもうまくいかなかったり精神的にきつくなったりで、何らかの成果をあげられたものはなかった。
人によって意見が分かれそうだが、アルバイトをしなかったことについては、別に間違ってはいなかったと思う。
ただ、もっと勉強したり本を読んだり、いろんなところに行ったり、多様な経験をすればよかったとは思う。自己管理とか基本的なことも、遅くともその時期には身につけておくべきだった。
アルバイトじゃなくてもボランティアとかに参加すれば、何かしらやりたいことを見つけられたかもしれない。
でも、それは今思うことだ。当時はできなかったんだからしょうがない。やりたいことがあるなら、これからやればいい。そう思うことにしている。




