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僕はどう生きるか 偏差値80からうつ、ニート、無職になるまで  作者: 依澄歌
誕生~小学生時代 フツウに生きていたころ
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愛情を一身に受ける

 2歳過ぎまでは社宅に住んでいました。どんな家だったかは覚えていません。あとから写真やビデオで見て、こんなところだったんだなと確認した程度です。


 僕が飛んできたゴキブリに顔を噛まれて泣いた、なんてエピソードをきかされたことがあるので、のちに住むことになる家に比べれば、それほどきれいではなかったのかもしれません。


 というのも、僕たち家族はのちにいくつかの家に引っ越すことになるのですが、そのどれもがほとんど虫も出ないほどきれいな家で、とてもいいところにあったのです。

 父の偉大さや努力を思い知らされます。


 さて、最初の家での出来事で印象に残っているのは、1歳の誕生日のときのことです。

 これもあとからホームビデオで見たわけですが、ケーキに1本ロウソクを立て、両親に声をかけられながら、小さな僕が「ひとーつ」と言っている光景は、とても愛されているのが伝わってきて、自分のことながら胸が温かくなりました。


 小学校に上がる前くらいまでの自分の写真や映像を見ると、我ながらかわいいんですよね。そのまま健やかに育ってくれればよかったのになと思います。

 街中で子供の姿を見かけると、どうか苦難に打ちひしがれることなく成長してほしいと願わずにはいられません。


 そんなわけで、体は弱く、肺炎で入院したりと色々な病気にかかりながらも、両親と主治医たちのおかげで、僕は順調に成長していきました。

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