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僕はどう生きるか 偏差値80からうつ、ニート、無職になるまで  作者: 依澄歌
中学・高校時代 歯車が狂いはじめる
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【番外編】動けない日

 ここ数日、起きられない、動けない、という日が続いてしまった。このエッセイも毎日更新していくつもりだったのだが、早くも更新が途絶えてしまった。


 過去何度も、長期間にわたって、動けない時期というのはあった。ただそこにいるだけでつらく、消えてなくなりたく、巨大な杭ではりつけにされているかのように身動きがとれないのだ。

 20時間でも30時間でも、平気で寝てしまう。


 今回は、さすがに退職を決めて1週間くらいはダウンしていたものの、これまでの経験によるものか、以前ほどは精神的ダメージを受けてはいなかった。

 むしろ、これをなんとかよりよい人生を歩むきっかけにしたいと、前向きなところもあった。このエッセイを書き始めたのも、その気持ちの表れの一つだ。


 まず、めちゃくちゃになっていた生活リズムをどうにかしようと思った。0時前後には寝て、午前中には起きることを目標にした。

 今まで幾度となくチャレンジして失敗してきたことだが、またやろうと思った。

 くさらずやってみようと何度も何度もトライして、それでもできないととてつもない精神的苦痛を受けるので、またそうなるのでは、という恐怖はあった。


 できる工夫はしてみようと、ダメ元で快眠アプリを使ってみた。目に見えたほうがやる気も出るし、より正確に現状を把握できるだろうということで、就寝、起床時間を記録するようにもした。

 記録することの効果は、少し前からはじめた体重の記録で実感していた。僕は、体重ももう少し減らしたいのだ。


 まだまだ理想には程遠いが、生活リズムはだいぶマシになった。

 ……はずだったのだが、今週の月曜日から起きられなくなった。


 特別憂鬱なわけではないのだが、どうしても起きる気になれず、あっという間に夕方になってしまう。そして、妻が帰ってくる前に慌てて食器を片付けて、夕飯を作る。

 少し前まではさほど苦でもなかった片付けや料理が、ひどく億劫に感じるようになった。レシピを調べる気にもなれず、簡単で同じようなものばかりになってしまう。


 今回は前向きに頑張ろうと思えたのに、また前みたいになってしまうのかと、日増しに恐怖が大きくなった。


 正常な時間に寝起きするようにして、エッセイを書いて、本を読む。そんな生活をしているうちに、知らず知らず疲れがたまっていたのだろうか。


 何ら大したことはしていないのだが、真剣に生きようとすればするほど考えることは増えるし、色々なことが気になるし、自分に課題を課すようになるし、それがなかなか達成できずにストレスがたまるし……また自分で自分を追い詰めていたのかもしれない。


 エッセイで振り返る内容がハードになってきたのもあるのだろうか。これからずっとハードなのだが……。


 いずれにせよ、これしきのことで弱っていては困るんだけどなあ。


 あるいは、妻のしんどそうな様子を見たからだろうか。そりゃあ旦那がこんななんだ。当然しんどいだろう。妻はもとから心身ともに波があるほうでもある。本当に申し訳なく思う。支えてくれて感謝している。


 調子の悪そうな妻を見て僕が更に調子を崩していたら、共倒れになっていいことが何もないので、迷惑をかけていることと感謝の気持ちは忘れず、心を強くもちたいと思う。もちろん、最初から心配をかけないのが一番なのだが。


 それとも、起きられないのは、ただ寝ているのが楽だからだろうか。だとしたら、どうしようもない。


 こういうときはどうしたらいいんだろうかと思う。内容は違えど、スランプに悩まされる人は多い。


 ただ時が来るのを待つしかないのだろうか。いつ来るかわからないその時を待つのはつらいし、もっと何かできるのではないかと思う。


 ダルくても心身に鞭打って、行動したり気分転換したりするのがいいのだろうか。そう思っても、できないときはできない。


 疲れたときは無理せず休むのがよいのだろうか。実際それはあるのだろうが、何もしないのがあまり続くと怖い。


 できなかったことはあまり気にせず、なるべく早く自分のベストなルーチンに戻る。可能ならそれが一番いいのかなと思う。

 でも、なぜできなかったのかを分析して対策をたてないと、また同じ失敗をするよな。そして、考えすぎるとつらくなっていく……。


 まあ、また生活を整えようと意識しはじめてからまだ日が浅いから、結果を早く求めすぎなのかもしれない。習慣とか意識とかは一朝一夕に身につくものではないのだろう。


 しかし、こうしている間にも人生を浪費し、取り残されていくことにはやっぱり焦りを覚える


 いつか、「すべての経験があって今がある」なんてことが言える日が来るのだろうか。

 そのときまで、僕の精神力がもつといいのだが。

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