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僕はどう生きるか 偏差値80からうつ、ニート、無職になるまで  作者: 依澄歌
誕生~小学生時代 フツウに生きていたころ
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ゲームコンプレックス②

 転機が訪れたのは、小5のときだった。

 母方の実家に遊びに行ったとき、叔父がパソコンのゲームをやらせてくれたのだ。

 キャラクターを育ててアリーナで戦って~みたいなゲームだったと思う。もしかしたら、他にも色々と要素はあったのかもしれない。いずれにせよ、20年近くも前だから、今からすればずいぶんシンプルなゲームだっただろう。

 

 当時の僕にとってはこれが新鮮そのもので、面白くてたまらなかった。家に帰ってからも興奮は収まらず、またすぐにおばあちゃんのとこに遊びに行きたいと言った。

 母はどうせゲームが目的なんだろうということに気がついていて、そんなにやりたいなら、ということでゲームを買ってもらえることになった。

 このころまでには、あれこれ注意しても視力が悪くなるときはなる、と親も思うようになっていたのかもしれない。


 初めて買ってもらったのはプレステだったか……。最初はK-1やサッカーのゲームをよく父とやっていた。

 一人っ子だし、甘やかされて育ったこともあってか、両親との距離は近く、父とは結構大きくなるまで遊んでいた。仕事のあとや休日、よく付き合ってくれたなあ。


 先ほど述べたサッカーのゲームは、特にお気に入りだった。当時ワールドカップの開催が迫っていて、それを題材にしたゲームだった。

 中学受験を意識するころになると、父はこのゲームをやる日を休日に設定して、僕の勉強のモチベーションを保っていた。

 中学受験のころは勉強の計画もほとんど父が立てていたわけだが、これにも関係する「自分で決められない」という点が、のちの僕の人生のネガティブな面には非常に大きく関係していく。


 その後、野球ゲーム、対戦アクションゲームと興味は移っていき、家には様々なハードやソフトが揃っていった。

 特に対戦アクションゲームにはかなりの時間をつぎ込むことになるのだが、これにまつわる話は個別にしようと思う。


 RPGに手を出したのは、かなり遅かった。それまでの僕は、「RPGってクリアしたら終わっちゃうじゃん」なんてことを言っていた。『ストーリー』というものに一番の魅力を感じる今の自分から考えると、信じられない。


 今調べたら多分高1のときだが、とあるRPGをやって、面白い! と思った。思い返してみれば、それ以後RPGにも興味をもった気がする。


 そして、このRPGというものが僕にゲームコンプレックスを植え付ける。


 今度は前置きが長くなってしまった。続く。

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