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宿題とカレー

長い休みの敵は宿題ですよね。

そんな話です…。


昨日はすごかった

いろんな意味で…。

今日から冬休み!。

俺はさっさと宿題を終わらすために朝から机に向かっていた。

「今年こそはさっさと終わらして遊ぶ!」

そう、俺は毎年、

宿題を休み終わりの1週間前からやり始めていた。

だからこそ今年は…「ヤルぞぉ!」

と再度気合いを入れていると…。

「お兄ちゃん、遊ぼーよ!」

やっぱ来た…。

だから早くから始めったのに…。

うん、やっぱり遊びたいんだけどね

…ハァ。

「民子、宿題は?」

「やってないよ」

やっぱりな…

「後で困るぞ?」

「うん、知ってるよ」

なんでやんないの?

「私は夜やるの」

えっ夜?

「そうなんだ…」

終わるのかな?

「お兄ちゃんは朝やるの?」

えっ…考えて無かったよ…

「だからお兄ちゃんは毎年…。

それと私はぜったい終わらせるからね!」

「あとお兄ちゃん、零奈ちゃん来てるよ」

えっ…マジで…。

俺はすぐ部屋を出てリビングに向かった。

零奈はテレビを見ていた。

「民斗、おはよー」

「おはよーってこんな朝から…」

「朝かな?もうすぐ11時だけど…」

えっ、俺がやり始めた時は7時だったハズだけどなぁ。

と思って時間を見ると確かに11時前だった。

「何時からやってたの?」

「7時くらいかなぁ」そういえばずいぶん進んだなぁ〜。

あと半分以外かな?

「そうなんだ、私は昨日の夜からだよ」

えっ…徹夜かよ…

肌に悪いんじゃ…。

「そうか、すげーなぁ」

「うん、もう終わったしね〜」

うっ、マジかよ…。

「そうか、大丈夫か?」

「うーん…眠い!」

「じゃあなんで来たんだ?」

「ちょっと民子ちゃんが気になってね」

民子が?

「なんで?」

「昨日さぁ私と民子ちゃん、テンション高かったでしょ?」

そういえばそうだな…

「そうだな、でもなんで?」

「うん実はさぁ、私と民子ちゃんね甘酒飲んだら少し酔っちゃって…」

えっ甘酒で?

「それで、民子ちゃん大丈夫かなぁって」

自分のコトは?

「民子は大丈夫だよ、でも零奈は少し寝た方がいいと思うぞ」

「うんそうしたいんだけど、寝る場所が…」

そうだな…あっ!

「あのさ、もしイヤじゃなければ俺の部屋でもいい?」

さすがにダメだよなぁ

「うん、そうする。

ありがとう民斗。」

えっ…マジかよ!。


俺と零奈は部屋に行った。

すると民子が俺のマンガを読んでいた。

「民子ちゃん、私、今から寝るけどいい?」

「うん、いいよ〜」

すると零奈は凄い早さでベッドに入り、眠りについた。

俺は時々零奈の寝顔を見ながら宿題を進めた。

そしてやっと終わった…。

俺は零奈の寝顔を見て

「やっぱ幸せそうだな…」

と零奈のほっぺを撫でていた。

俺はいつの間にか眠ってしまった。


「お兄ちゃん、起きて!」

俺は民子に起こされた。

「やっと起きた…。

もうすぐ夕方だよ?」

えっ?

起きようと目を開けた瞬間に、

目の前に零奈の顔が…。

鼻血出そう…ヤバかったよ…。

時間を見ると

もう5時だった。

「ああ…俺の1日が…」

「お兄ちゃん…大丈夫?」

「ああ…でもありがとな、起こしてくれて」

と俺は民子の頭を撫でる。

すると

「私も撫でて!」

と零奈が起きた。

俺は二人の頭を撫でていた。

「零奈、時間はいいのかよ?」

「うん、泊まりって言って来たから…」

そうだったのか…

よく許可が出たなぁ。


「そうか、でもどこで寝るんだ?」

「そうだねぇ…」

そんなコトを話していると

「民斗、入っていい?」

姉ちゃんの声だ。

「いいよ〜」

と言うと扉が開いた。

「全員いたの…。

民斗、良かったわね、女の子に囲まれて」

まあね…。

「ねぇ民斗…この部屋で…寝てもいい?」

えっ…ここで…寝るぅ!

「えっと、いいけどさ…」

「なになに?何の話?」

そう言う姉ちゃんに民子が説明する。

「そうなの…今夜ねぇ」

と姉ちゃんが意味アリそうに言う。

「民斗、そう言うワケじゃ…」

零奈が赤くなりながら言う。

「わかってるって」

と言うが俺は、

そうだよな…

と少し悲しくなった。

だって男だしさぁ。


しばらくしてから母さんが夕飯を呼びに来た。

そしてこの光景を見て「民斗、モテるわねぇ〜」

と母さんが言うと、カメラのシャッター音が…まさか…。

「来てるわよ〜」

やっぱり美佳先生だ。

「美佳さん、

どうしたんですか?」

「私が呼んだの〜」

と姉ちゃんが言う。

「なんで?」

「だって会ってなかったしね」

なんかあるような…

「みんな下にいらっしゃい、今日はカレーよ」

と母さんが言う。


リビングに行くと父さんが何かを探している…

「何探してんの?」

「ソースが無いんだよなぁ〜」

…なんですとぉ!。

「あっそうだ、MR貸してくれ」

「いいよ、ソースの為なら!」

俺と父さんは

カレーにソース派。

だからソースがいるのだ。

俺は父さんにカギを渡すと。

「じゃ、行ってくる」

と父さんはMRでソースを買いに行った。

半クラしながら加速するMR…いい音だ…


カレーをみんなで食べていると父さんが帰って来た。

父さんはソースをかけてカレーを食べ始める。

ちなみに俺は

半分くらい食べてからソースをかけて食う。

今日の食事は賑やかだなぁ~。

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