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突然の訪問者

俺は今、朝食を食べている…俺と姉ちゃんと美佳さんと民子とさくらちゃんの5人で…。


真希ちゃんと洸治は帰って行った…


「姉ちゃんから電話があって…早く来てくれって泣いてた…

だから帰るよ…」


「そう言うわけだから、私も行くわ…

おじゃましました」


洸治…大丈夫かな?


真希ちゃん…しっかりしてるなぁ〜。


まぁ…そんなコトがあって二人は帰った。


さくらちゃんは初めて目玉焼きを見たらしく、

「なんで目玉焼きって言うの?」

と聞いた。


うーん…

分かんないなぁー、

気にしたこと無いし…その時、美佳さんが答えた。


「目玉焼きって目玉に似てるでしょ?」


「うん!

だから目玉焼きって言うんだね!」


分かりやすいけど…本当にそうなのかなぁ…まぁいっか…


ちなみに俺と民子と姉ちゃんはマヨネーズを、

美佳さんは醤油を掛けて食べる…。


さくらちゃんはそれぞれ一口ずつ食べて…

「こっちがいい!」

マヨネーズを選んだ。


その声で母さんが起きてきた。


「美佳さんと…誰だ…。

凛、知ってるか?」


「知らないわよ…

でも可愛い!」


「この子は私の友だちの妹なの…さくらちゃん。

今日、預かるコトになって…

母さん聞いてる?」


母さんはさくらちゃんの抱きしめていた…


「おばさんだあれ?」


母さんは姉ちゃんがたまに連れてくる子供達におばさんって言わせない…。


イヤなんだね…


「さくらちゃん、お姉さんって呼んでね…

凛お姉さんって…」


「うん!

凛お姉さん!」


「素直ないい子…」


そう言ってさくらちゃんの頭を撫でる。


うーん…

若いよなぁ、

他の姉ちゃんくらいの年がの子がいるお母さん達より。

…36歳だし。


「ここも撫でて?」


そう言ってさくらちゃんはお腹を指差した。


「変わってるわね…

まるで犬みたい。」

そう言って母さんはお腹を撫でる。


「だって犬だもん」


「そうなんだ〜って…犬なの!?」


「母さん、その話しは後で…ね?」


そう言って姉ちゃんは後ろを見る…


「じゃあさくらちゃんが食べ終わったから…上に連れてくね」


そう言って美佳さんはさくらちゃんを連れて行った…。


姉ちゃんも美佳さんも気づいてたのか…


「ねぇ…バレてるよ?」


そう言って姉ちゃんは窓を開ける。


…やっぱり純一か…


「誰なんだ…?」


起きてきた、

父さんが言う。


「あの…すいません!

さくらの兄の純一です。

…さくらが気になって…それで…」


やっぱり…


「話しはちゃんと入って来てからね」


「はい…すいません」

そう言って玄関に行った。


「その…どう言うことなんだ?」


今起きてきた父さんには何のことだか…


「この子のコトよ…」


そう言って母さんは、いつの間にか撮っていたさくらちゃんの写真を見せる。


「可愛いなぁ…」


「でも…犬なのよ…」


母さんが写真を見せながら父さんに言った。


「えっ…犬!?」


「まぁそのコトは…

この子に聞いてよ」


そこには純一が…


いつの間に連れて来たんだ?


「えっと…さくらは犬だったんです。

…写真です…」

と言って写真を見せる。

そこには純一と犬のさくらちゃんが写っていた。

ちなみに俺達はその写真を見たことがある。


「本当に…犬なんだね…」

「この子が…」


二人共驚いている。


「俺はさくらと寝てたんです、朝起きたら、さくらが人間になってたんです。


さくらは前から俺に懐いていて…それが人間になったらもっと…。


だから伊舞さんに今日はさくらを預かってもらってるんです。」


純一は分かりやすく、ゆっくりと話した。


「お兄ちゃん離れの為にね…。

でも、純一君が妹離れしないと…。」


確かに…

民子の言うとおりだ。


「純一君、心配なのは分かるけど…

さくらちゃんも頑張ってるんだよ…」


零奈…

そういえば、さくらちゃんは家に来てから…

純一の名前を呼んで無い気がする…。


頑張ってるんだな…


「さくらちゃんは家に来てからね…元気にしてるけど、

寝てるときに…

『純一、お兄ちゃん』

って泣いてたわよ。


さくらちゃんも頑張ってるの…だから、純一君も頑張らないとね」


姉ちゃんが優しく

純一に言う…。


純一は涙ぐんで

「すいません…お邪魔しました。

…俺も頑張ります!」

そう言って帰って行った…。


「伊舞…大人になったんだな…」


そう言って父さんは姉ちゃんの頭を撫でる。


「…お父さん…私ね…」

泣きそうな声の姉ちゃん…


…あのコトを言うのか…


「伊舞、分かってるよ…。

俺とは一緒になれない…だろ?」


「…お父さん…!」

そう言って父さんに抱きつく…。


「俺は、伊舞を何年も見て来たからな…

兄として父親として…成長したな、伊舞」


抱きしめて合う二人


これで良かったんだな二人共…。


そう思うと…

…泣けてきた…。




「あんた達こそ、

きょうだい離れしないとねっ!」


母さん…確かに…


「なぁ…仲がいいから良いと思うぞ…」

「そうだよ…お兄ちゃん!。

お父さんの言うとおりだよ?」


うーん…

まぁ人それぞれかな?

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