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愛美ちゃんの悩み

俺は家に着き、

部屋に行くと純一と洸治がいた。


「…俺の部屋だぞ?

…みんなは?」


二人は俺の部屋でくつろいでいた…


「さくらと風呂に入ってる」


「これから女の子が来るから…リビングに行ってくれ」


「女の子って…」


「ラーメン屋の娘?」


「…愛美ちゃんだよ」


「モテるなぁ〜」


「本当に…」


お前ら、いつから仲良くなったんだ?


「違うって…相談だよ」


「なんだよ」


「違うのか…」


二人が部屋を出た…


しばらくしてから…


「…民斗さん」


愛美ちゃんだな…


「入っていいよ」


扉が開くと愛美ちゃんの後ろに民子と零奈が…やっぱりな


「お兄ちゃん、いいよね〜」


「民斗、いいわよね〜」


「ああ…いいよ」


「なんかすいません…」


「全然…いつものことだからさ」


「あのさ…トシって聞いたっけ?」


知ってるけどね


「あの…12歳です」


「そうなんだ〜

俺より1つ下かぁ…」

そんな話をしてから本題に入る。


だって、いきなりは失礼だろ?


「それで相談って?」


「はい…幼なじみのコトです。

最近…私と一緒に居てくれないんです」


「それって登下校とか…かな?」


「そうです。

それで、民斗さんに聞きたいんです。

男の子の気持ちを…」


うーん…会ったこと無いしなぁ…


…恥ずかしいのか?


「その幼なじみっていくつなの?」


「私と同じ12歳です…」


…小6かぁ


「その…風呂とかいつまで一緒に入ってた?」


…マズいよなぁ、

変な意味じゃないけどさ…


「民斗…あんた!」


…やっぱし


「違うって…あのな、男は気になるんだよ…」


「そのっ…10歳くらいまでです!」


顔を真っ赤にして、愛美ちゃんが答えた


10歳…そうか!

たぶん…アレだな。


「ありがとな、

話してくれて…。

わかったよ…原因がさ」


「…えっ?…」


「何なのよ民斗?」


「お兄ちゃんなに?」


言いにくいコトだなぁ…小6ってたぶんアレだよなぁ…。


「お兄ちゃん…アレって?」


隣の民子が小声で聞いてくる。


「あっ…

なぁ俺の考えわかるんだよな?」


「うん!」


「俺が言うからさ…

フォローしてくれ」


「わかったよ!」


「愛美ちゃん…

たぶんアレがきたんだ…大人になったんだ」


「その…アレって?」


「愛美ちゃん…女の子のアレみたいなコトだよ」


民子が愛美ちゃんに小声で言う。


「男の子の…アレですか…?」


「そうだよ。

たぶんその子は…」


「あの…元です」


…はじめ君か…


「その…元君は、

恥ずかしいんだよ」


「…恥ずかしい?」


「たぶんね…」


「民斗も?」


零奈、いい時に!


「ああ、男はそうなんだよ。

俺も姉ちゃんのコトをお姉ちゃんって呼ばなくなったろ?」


「確かに…!」


まぁ…

興味が無いと変わんないけどね。

アレっ…

じゃあ、もしかして…好きなのか?


「どうしたんですか?」


「うーん…その…」


「どうしたのよ民斗?」


「愛美ちゃんはどう思うのかな?

…元君のコト」


「えっ…」


「ちょっと民斗!」


「零奈…大事なコトなんだよ」


「零奈ちゃん…心配しないで、お兄ちゃんは大丈夫だから…」


「うん…

信じてるもん!」


「…私は元君が…

好きです!」


「そっか…

じゃあ言うよ…。

…たぶん、元君は…好きなんだよ。

…愛美ちゃんのコト」


「えっ…私を!?」


「うん、たぶんね…

だって、興味が無いと変わらないからさ」


「でも…それだけで…」



「…じゃあ今から確かめてみる?」


えっ…誰だ?


「…どう言うことですか?」


まさか…!


「…本人に聞くのよ」


「やっぱり…美佳さん!

いつから…?」


「最初っから〜」


…外で聞いてたのか


「…あの?」


「確か、元君よね?」


「はい…山本元です」


「やっぱりね。

今からでいい?」


「はいっ!」


「分かったわ」


そう言うと美佳さんは部屋の外に出ていった。


「あの…美佳さんって?」


「俺達の先生だよ。

ああ見えてさ…」


「お兄ちゃん…」


「…美佳さん怒るわよ〜」


…しまった

言い方が悪かった…


「いや、悪い意味じゃなくて…」


「…全部聞こえてるわよ?」


いつの間に…


「どう言う意味かしら…!」


「ちょっ…美佳さん!」


くすぐったいよ…!


「早くいいなさいよ〜」


…容赦ない…

ヤバい!


「…言うよ!」


「さぁ…どう言う意味かしら?」


「その…

いい意味だよ…」


「どう言う意味?」


「俺達と友達みたいに接してくれる…

いい先生ってコト!」


「民斗!」


えっ、ちょっと…


「…美佳さん?」


「ありがとう…私…嬉しいよ…」


泣きながら俺を抱きしめる…


ヤバい…アレが…


「いいよ、男の子だもんね…」


「うん…」


「二人も…ね?」


そう言うと美佳さんに民子と零奈が抱きついた…。


「ありがとう…

私、幸せ…」


美佳さんって…

本当にいい先生だな。


「お兄ちゃん、

なんでアレがああなってたの?」


「えっ、それは…

生理現象だ!」


「本当に~?」


「本当だって…」


「僕、もっこりぃ~って思ってない?」

「お前…わざと言ってるだろ…

って、女の子がそんなコト言うなよ!」

「エヘッ…バレた?」


「…女の子だろ…

ハァ‥」


「大丈夫だよ…

わざとだからねっ」

「……」


本当に心配になってきた…大丈夫か?


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