世話役よ(泣)
勇者が来たので魔王城の扉開放。
ちなみに世話役と結託して速攻で罠を作りました。
仲間は勇者、男剣士、男魔導師、女剣士、女魔導師。
入ったら金だらい。結果勇者らしき青年仲間の声かけを無視して引っかかる。ざまぁ。
世話役のイメージで様々な色々な魔王造り上げ、回廊を作り、お化け屋敷風味。肖像画から手が出たり顔が出たり。女より男がびびっていた。俺も泣きそうなほど怖かったです。最終的に男の弱点を狙うな!世話役!
ダンスなどを踊る広間には知能あるドラゴン(子)のレベル上げとして設置。回路を渡ってすぐのことなのでパニックになった男の魔導師が魔法を乱発。戦い無理だと理解してドラゴン(子)を物に変化させれば勝ったぞ。と喜んでいきがる勇者。いや、一番何もしてないだろ。お前。
少しその部屋で遊ぶものだからアンテッドを召喚すれば再び阿鼻叫喚。鼻で笑ったる。
次に何故か廊下の井戸に設置された井戸。怪しげにそれでも水を汲み始める勇者。え?何?好奇心?ドラゴン退治の後何があったのか忘れてるだろ?世話役が作って引っ掛かったため嬉々としている。
ちなみにこの魔王城に人がいないのは関所のようなものであるから。この魔王城にある転移装置を使わなければ魔族であろうと入ることはできない村もある。
そのため友好的な種族は普通に会う。が勇者は会うと正味、ストレスだ。
そのため罠で発散中。
え?世話役の罠?桶開けた瞬間井戸から手が現れて、勇者を掴んで、勇者、落ちました。仲間も引き留めようとして一緒にどぼーん。
何処に通じているかって?
もちろん魔王との対峙部屋。
後日知ったが井戸の側に立て看板があり、「この水を飲むと持てる」と書いてあったらしい。
世話役!言っても無駄だけど男心もて遊ぶなあああああ!
後日。
「あの看板駄目か?なら他にもいろいろとあるけど」
「まともそうなのがないような」
世話役は看板を持ってくる。
「もてるあいつが爆発、リア充め、爆発しろの水」
「多分一回は行き交えるかも?」
「蛙と卵が溢れ出す」 じゅる
「井戸から手が現れます」
「魔王への近道」
読んでいると呆れてくる。
「行き交えるってなんだよ」
「え?元の場所と魔王城に」
「ふつーに転移魔法だろ。卵とカエルってあんたの欲か」
「お腹空いてさ」
お互いにお腹が鳴る。
「飯にするか。だし巻きが食べたい」
「どーかん」