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神と魔王誕生

星型のサングラス。ファンシーな服装。そしてアフロ。

さぁ、そんな人を見て、なんだと思う?

答え、変質

「神です」

変質者です。

「はーい。俺は、ご存じのとおり神です。とりあえず転生ね。俺がゲームクリアーできなくてつい、殺しちゃったから、部下にやれって言われちゃった」

どう見てもこいつ三十代。

「神だから不老不死です」

こういう場合が、キ、モ、イ、なんだろうか。

「でねー」

無視かよ。

変質者。

「神様だよ。でねー。適当に転生するけど、何かほしいのある?」

転生したくない!

「じゃあ、面倒だしチートでいいや。知識も上げるね。魔法も科学も少し進んだ、世界、「アデュ」っていうところ。いいでしょ!じゃ、ランダムで楽しい転生にいってらっしゃーい」

ということで落とされました。


「ちょっとまてやあああああ!」


次に目を覚ませば、だぼだぼの服装で、とりあえず立てば巨大な樹木。

「でけー」

知識によればノームと呼ばれる樹。

古来の精霊が宿る魔族がいる島の魔王が生まれる場所にあるんだって。

でも、どう見ても大きさが、知識にあるよりでかい。

「あれー?」

首をひねっていれば頭に違和感。

「んー?」

触れてみれば何かある。

「へ?」

目の前に魔族が現れました。

超デカい!

トカゲのような真っ黒いうろこのついた生物。

決してドラゴンではない。

それが舌を出して見てくる。

「いっ!」

べろんと舌で頬を舐められて、涙が浮かび思いっきり泣き叫べば口を思いっきり広げたトカゲに雷が落ちて倒れる。

「ふぁああ!」

それでも泣きじゃくっていれば、男が現れる。角がある結構長身なイケメン。どうやら魔族らしい。

「あ!いたぁああ!」

「ふわぁああああん!」

耳がきーんって鳴りさらに泣きます。涙腺弱いって?前は違ったのになんでだろ。

「わっ!坊主泣くな!な!」

「え?ぼーず?」

「いくつだ?」

「じゅーろく」

「どう見ても、五、六歳だろ」

言われて自分の手足を確認。

「鏡!等身大の鏡!」

「あー。氷でどうだ!」

氷の鏡が出来上がりました。さすが魔族。

魔法の使いが天下一品!

ではなくて、姿を映せば幼児が一人。

頭には角。

「うそだろ!」

ふっと思いつくアフロの変質者。

「あの男殺す!」

「物騒な子供だな。でも魔王にぴったり!」

「魔王、って、なんで魔王なんだ!ウソだろ!」

「さ。帰るぞ!英才教育だ!」

「ま、ま、ま、まてぇえええ!」

神殺す。

そう誓ったのは、魔族の男の英才教育が与えられた頭の能力と、身体能力以上のものであったことであり、鍛えなければチートにならないということを知った時だった。

「なんで魔王にしたよ!あのバカ神!」

悲鳴交じりの声を上げる。


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